見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2017/06/15

ガーディアンとテレグラフ

写真は昨日のロンドンの火事(ガーディアン紙)


6月14日の“東京新聞” 朝刊で見つけた!

イギリスの右派系新聞デーリーテレグラフと左派系新聞ガーディアンが編集長の連名で記事を掲載
「ガーディアンとテレグラフは政治面では反対の立場だが、新聞の役割については信念を共有している」として、政治リーダーたちを厳しく監視する役目を誓った。」

時を同じくして、国連人権理事会で報告したデービッド・ケイ特別報告者は、日本政府がメディアに対して圧力を行使できる状況に懸念を表明した上で、報道の独立確保のため放送法の改善などを提案した。特定秘密保護法に関し、秘密の漏洩に対する罰則によってジャーナリストや通報者を萎縮させかねないとの指摘があることを紹介、萎縮させないことを保障する法改正を求めた。「一方で、報道機関の側にもプロフェッショナルな立場で、社を超えた連帯を強めるよう求めた。」

◇昨年6月の欧州連合(EU)離脱を問う英国民投票の直前、英中部の下院議員ジョー・コックスさん(当時41歳)が極右思想の男に殺害されて16日で一年になる。「分断より団結を」と訴えたコックスさんの遺志を継ぎ、普段は対立する右派系と左派系の新聞が13日付で、共通の社説や記事を掲載した。
 貧困に取り組む非政府組織(NGO)などを経て2015年、最大野党・労働党から初当選したコックスさんは、移民・難民問題や社会の連帯に熱心に取り組んだ。「私たちは、分断するものより共通するものをずっと多く持っている」という最初の議会演説は殺害後、広く共感を呼んだ。
 タブロイド紙の右派系サンと左派系デーリー・ミラーは社説で、コックスさんの思いを「この数週間の混乱を経て英国がまさに必要としていることだ」と指摘。高級紙の右派系デーリー・テレグラフと左派系ガーディアンは、両編集長連名の記事で、見出しも統一し、「ガーディアンとテレグラフは政治面では普段、反対の立場だが、新聞の役割については重要な信念を共有している」として、政治リーダーたちを一層厳しく監視する役目を誓った。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201706/CK2017061402000135.html