見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2009/01/18

種をまいたのは誰か


◇2006年1月1日、何度も予告された通り、マルコス副司令官が率いるメキシコ全土をめぐる旅「もうひとつのキャンペーン」が始まった。サパティスタ支援グループはサンクリストバル市のウエストエンドに集結していた。日が傾き出すと集会はダウンタウンに出発した。

マルコス副司令官はその日午後早くにサパティスタの自治権のある自治体のひとつガルーチャの村を出発した。ジャーナリストやオブザーバー、興味津々の見物人を驚かせたのは、彼が護衛のエスコートなしに、たったひとりでモーターバイクでサンクリストバルまでやってきたことだった。

ジャーナリストと旅の同行者たちは置き去りにされた。誰もがよく承知する通り、モーターバイクは他のどの乗物より速かった。

以下は、約2万人がいる中央広場に乗りつけたマルコス副司令官のスピーチ:

「サパティスタの苦闘を農村や都会の労働者の苦闘と連帯する目的で、私たちみなが移動することになる道路がどんなかを検分すること、危険があるかどうかを調べるため最初に出発するのが私の義務になる。もし私の身になにかまずいことが起こっても、あなた方といっしょに闘ったことで私は誇りに満ちているのをわかってくれ。あなた方はずっと最高の教師であり最高のリーダーであった、そしてあなた方はまともに私たちの苦闘を遂行していくものと確信する、そして尊厳という言葉をすべての人にもっと適切に教えるものと私は確信する。」

「私たちは風である。私たちは苦闘で死ぬことはない。目下、言葉は肥沃な土に種子をまかれてきている。この肥沃な土はあなた方の心であり、目下それはサパティスタの尊厳を開花させる。」

写真は2006年当時のマルコス副司令官
http://www.narconews.com/Issue40/article1533.html

1月6日、彼がイスラエルのガザに対する猛攻について発言しています。
サパティスタには、プロの軍隊が無防備な全住民を殺しているようにしか見えないと言います。そして報いを受けることになる「種をまいたのは誰なのか!」誰も問おうとしていないと声を上げます。
全文は右サイドのリンク「NewsFanzine No-239」から読むことができます。