見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2009/01/24

政策はシーソー論争


◇オバマが妊娠中絶ファンドを解禁
アメリカのバラク・オバマ大統領が妊娠中絶を容易にする外国の家族計画団体への連邦のファンド準備の禁止を解禁してきている。
アメリカは世界的に家族計画プログラムの最大の支援国のひとつだが、ジョージ・W・ブッシュ元大統領が妊娠中絶の便宜のためのファンドを封鎖した。
アメリカの有力な反妊娠中絶団体はこの解禁を酷評してきている。
政策は前政権と現政権間の追いつ追われつのシーソー論争になってきている。
(BBC NEWS 24 January 2009)

◇ノーム・チョムスキー:ガザ危機に関してオバマの姿勢はブッシュの立場を取る

木曜、国務省を訪れたオバマ大統領はイスラエルのガザ攻撃以来初めて中東紛争について実体を示す意見を述べました。オバマはパレスチナ人の安全保障の確約を断言することなしに、まず第一にイスラエルの安全保障の確約に言及しました。彼はイスラエル南部の町に対するパレスチナのロケット弾攻撃を非難しましたが、アメリカが後援する人口が密集するガザのイスラエルの爆撃を非難しませんでした。ですが、ブッシュ政権からの離脱で、オバマはパレスチナ人の受難を認めていましたし、ガザの境界は救援のため開かれるべきだと言いました。MITの教授、ノーム・チョムスキーは、ガザの危機に関してオバマの姿勢はブッシュの立場を取ると言います。「ほぼ、ブッシュの姿勢です。どの民主国家もそうであるようにイスラエルには自衛権があると彼は言い出しています。それは真実ですが、論拠に欠陥があります。」
▲ノーム・チョムスキーとの対談の続きは後ほどメールマガジン「NewsFanzine」でお伝えします。
(デモクラシーナウ!2009年1月23日の番組の冒頭のみ)

◇国連と人道支援団体ケアはイスラエルの爆撃後、援助を届けるのを停止した

木曜、国連のガザ本部へのイスラエルの爆撃後、また国連は援助受け渡しを停止しました。攻撃は至急必要とされる救援物資を保管する倉庫に火を付けました。当時、数百人のパレスチナ人がそこを避難所にしていました。国連の使用人3人が負傷しています。イスラエルの攻撃が国連の働き手や施設に向けられるため、国連がガザ支援を停止するのはこれが二度目でした。UNRWAの職員ジュディ・クラークはこの最新の爆撃で機関の食糧と医薬品のすべてが破壊されていると言いました。

ジュディ・クラーク:「ガザのここ国連敷地内は非常に悲惨な情況です。私たちの倉庫はあるタイプの爆発物が命中して火が付いています。炎は油によって作業場から燃え広がっていて、倉庫まで燃え広がってきています。次から次へ倉庫が焼き尽くされています。目下私たちはなんとか倉庫と事務所のあいだに緩衡地帯を築こうとしていて、事務所が燃えるのを止めようとしています。この炎上で私たちはすべての食糧とすべての医薬品を消失してきています。」

別の人道支援団体、ケアインターナショナルもまた、ガザ市にある団体の敷地近くへのイスラエルの爆撃に続いて、援助受け渡しの停止を発表しました。

◇クシニッチ下院議員が議場でイスラエルの攻撃を糾弾する

「ガザと呼ばれる窮屈な囲いに閉じこめられた大部分が子どもの負傷して飢え渇いた一般市民の住民を攻撃するため、アメリカの飛行機、ヘリコプター、弾薬(軍需品)を使うのが容認できることになってきています、ことによると、そのわけは私たちがウソに基づく戦争でイラクの100万人以上の罪のない一般市民の死をすでに容認してきているからです、ガザの人道的大災難を私たちが認めるとき、両方の側が苦しみをこうむる現実をわかってそれにこつこつと取り組むとき、私たちもまた私たち自身を救う方法を見つけるかもしれません。」と言って、議場で演説する民主党のデニス・クシニッチ下院議員は国連敷地内への攻撃を非難しました。クシニッチは公然とイスラエルのガザ攻撃に反対する数少ない議員のひとりです。

◇イスラエルの人権団体がガザ封鎖を解くよう促す

同時にイスラエルでは、イスラエル政府がガザの人道危機を悪化させるのを止めるようにと、二つの人権団体が最高裁に促しました。

人権弁護士ヤディーン・イラーム:「20日前に戦争が始まって以降、25万人が電気なしでいるのを、そして50万人がまともな水なしでいるのを、私たちは事実として知っています。下水が通りにあふれ出ています、そして私たちは流行病寸前にあります。この戦争の一部ではないガザの市民にちゃんとした水と電気とクスリと他のなんであれ彼らが必要としているものを供給するよう軍隊に命じることを、ここで私たちは最高裁に求めています。」

◇イスラエルに脅された後、「フリーガザ号」がキプロスに戻る

この間に、ガザに人道支援を届けようとする船がイスラエル海軍に船上の民間人乗客たちを撃つと脅された後、キプロスに戻ってきています。医師と医療品を届けようと努めるフリーガザ号は水曜にキプロスを出港していました。先月フリーガザの別の船にイスラエル海軍の船がわざと激しくぶつかって沈没寸前にさせて以来、初のグループのガザに到達する試みでした。フリーガザ運動のHuwaida Arrafは彼女の船が戻るのを余儀なくされた脅威をこう説明しました。

Huwaida Arraf:「私たちがまだガザ沿岸から約100マイルの公海で申し分なかった真夜中の2時半頃、イスラエル軍が私たちに通信してきました。私たちは何者でどこへ行こうとしているか彼らに正確に伝えました、すると彼らは引き返せと私たちに命じました。そして私たちは人道援助を運んでいる、それを必要としている人びとに援助の受け取りを容易にするのが占領軍として交戦中の軍として彼らに課せられた義務であり、私たちはガザに入港するつもりだと伝えました。彼らは4隻の戦艦で私たちを包囲しました、そして明るいライトを私たちに放ちます、そしてある意味で衝突するといって脅す、ひらりと身をかわす行動を目の前でとっていました、なぜなら私たちの単純な船は彼らがしている技術を必要とする作戦的行動をとれませんでしたから。そして私は彼らに言いました、あなた方の戦艦のひらりと身をかわす行動はこの船の安全と船上の21人の乗客の生命を脅かしています。離れなさいと。すると彼らは、ただちに向きを変えないなら私たちに向かって発砲すると脅したのです。」

◇ロスとサンフランシスコのイスラエル領事館を抗議者たちが妨害する

アメリカの全域で抗議者たちがイスラエルの急襲を糾弾し続けます。木曜、サンフランシスコのイスラエル領事館を妨害しようと、からだを鎖でつないだ9人が逮捕されました。ロスのイスラエル領事館で6人のユダヤ人たちが同様の行動をとった翌日この抗議が起こりました。他に数十人が領事館の外に集まって「アメリカのユダヤ人は私たちの名義ではないと言う」とシュプレヒコールをあげます。反シオニストユダヤ人国際ネットワークのエリック・ロマンが抗議に参加しました。

エリック・ロマン:「ユダヤ人として私たちは非難します。ひとりの人間としてそれは私たちの遺産の裏切り行為だと私たちは考えます。アメリカ市民として、政府が軍事、経済の両方と政治的支援を提供し続けることに、そして国際社会でイスラエルを擁護し続けることに、憤激させられます。ロサンゼルス市長Antonio Villaraigosaが、イスラエルによるガザに対する弁解のできない犯罪的包囲であるものを擁護する声明を繰り返すせいで私たちは非常に狼狽させられる。」

◇アメリカの爆弾がガザに打撃を加えるとき、ブッシュはアメリカの「モラルの透明さ」について話す

アメリカが後援するガザへのイスラエル攻撃が続くとき、木曜、国民への別れの挨拶にブッシュ大統領が放送電波に訴えました。その三分の一が子どもの1000人以上のパレスチナ人がアメリカが供給した兵器によって殺されたにもかかわらず、ブッシュは彼が「アメリカのモラルの透明さ」と呼ぶことと、反対の「罪なき者を殺すこと」について話しました。

ブッシュ大統領:「アメリカはモラルの透明さを維持しなければならない。私は善と悪についてあなた方によく話してきた。そしてこれがある人たちを不愉快にさせた。だが、この世界には善と悪が存在し、この二つのあいだに妥協などあるはずがない。イデオロギーを促進するために罪のない人を殺すことはいつでもどこでも間違いだ。」

ブッシュはまた彼のスピーチを使って彼の遺産を擁護しました、そして彼の大統領職は9.11の攻撃に対する返答によって意味を明確にされると言います。

◇CIA長官:オバマはブッシュ政権の拷問の真相を突きとめたりしない

辞職するCIA長官マイケル・ヘイデンは、水責めを含め、オバマにはCIAの拷問実施の徹底的調査に着手する気は少しもないと主張しています。お別れの記者会見で話すヘイデンは、先月の諜報ブリーフィングの彼の計画をオバマが共有すると言いました。「彼は前方を見ており、それは非常に適切だ。」とヘイデンは言いました。ヘイデンのコメントは、オバマが検事総長に指名するエリック・ホルダーが上院司法委員会で水責めは拷問の形態だと考えると話したとき出てきました。

◇靴を投げたイラク人ジャーナリストの健康について懸念が高まる

イラクでは、ブッシュ大統領めがけて靴を投げたイラク人ジャーナリストの家族と弁護士が彼の身の安全について由々しき懸念を表明しています。ムンタザル・アル・ザイディは逮捕以降二人の面会を許されただけで、ほぼ1カ月間、誰とも面会してきていません。どこにザイディが拘留されているか知らないし、電話で彼と話すことができないでいると親類は言います。ザイディの顔と身体にさんざんなぐられた打撲傷があること、歯がないこと、鼻の深い裂け目と、耳には明らかなやけどの痕跡があるのをカルテが説明するとザイディの弁護士は言います。

◇政府批判のスリランカ人編集者が暗殺される

スリランカでは、政府のタミール人反乱軍との戦争批判で知られる有力紙の編集者が暗殺されてきています。Lasantha Wickramatungaは、Sunday Leader紙に出社する途中ガンマンらによって銃撃されました。彼はもっと前の暗殺の企てをものともせず生き延びてきていました。結果としてきたるべき殺人を見越して書かれた遺作のエッセーで、「あらゆるケースにおいて、攻撃が政府によって鼓舞されたと信じる理由が私にはある。いよいよ私が殺されたとき、私を殺すのは政府であるはずだ。」

◇アメリカの学校で増加する人種差別(隔離)

教育のニュースでは、アメリカの学校で黒人とラテン系の学生が増加する人種隔離を経験していると新たな報告にあります。公民権時代以降、黒人とヒスパニックの学生がどの時期より白人から分けられているとカリフォルニア大学の公民権プロジェクトは言います。研究論文の著者は、公民権と教育改革の軽視、その上、住宅供給市場での平等を促進するため制定された住宅供給公正法の是認不履行を責めます。

(以上、デモクラシーナウ!2009年1月16日ヘッドライン)

写真は「ガザの破壊に衝撃を受ける国連」の記事から、目下少なくとも5万人のガザ市民がホームレスだと国連は言います。(BBC NEWS 23 January 2009より)