見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

November 29, 2013

アラビアのスパイマスター


中東特派員のロバート・フィスクはインディペンデント紙に、"ベイルートの爆発23人殺害:シーア派とスンニ派間の拡大する戦争でイラン大使館が標的"、と書く。(19 November 2013)
http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/beirut-bomb-blasts-kill-23-iranian-embassy-is-the-target-in-a-widening-war-between-shia-and-sunni-8948809.html
◇リクード(イスラエル右翼連合政党)愛好者ワッハーブ派(コーランの教義を厳守するイスラム教徒)のテロ戦争
Asia Times by ぺぺ・エスコバル 21 November 2013

少なくとも23人が殺害されて170人が負傷したベイルートのイラン大使館を標的にするダブル自爆は、11月19日(1119)に起こる事実上のテロだった。総数字で運勢を占う数秘学に通じる人は、当然、911が頭に浮かぶ。同様にワシントンが宣戦を布告する、のさばるテロの実情は、主にサウジの"情報部"の泥のような形態によって実施される。

けれども、"西側諸国"がこれをテロとして非難するものと思うな。見出しをみてくれ、まるで子どもが爆竹で遊んでいたかのように、まったく"爆破"として標準化している。

アルカイダとつながる不明瞭な旅団によるのか、サウジのスパイ頭、バンダル・ビン・サルタン(別名バンダル・ブッシュ)のならず者によって遂行されたのか、ベイルートのテロ攻撃は本質的にサウジが機会を与える大きな挑発として形づくられる。なお、シリアでのもっと大きいサウジのアジェンダは、ヒズボラとイランの両方をレバノン内に押さえつけ身動きできなくさせることである。もしそうなると、イスラエルもまた勝利する。またしても、ほら、リクードと関係のあるサウジ王室の作動中の新たなどぎつい実例だ。

微妙なニュアンスもはたらかせる。ジハード(聖戦)と調和させるバンダル・ブッシュの戦略は、ヒズボラにシリア内で戦うよう許しを請うも同然となった。わずか数百の闘士だけでヒズボラが義務を負わされたとき、イスラム聖戦士がプランB(レバノンの通りで罪なき女性や子どもを爆発させること)を実行するため戦場から急いだ。

ヒズボラは戦いを歓迎するとはいえ、それがどこで起こっても、テヘランの姿勢はもっと慎重だ。ジュネーブで非常に重要な核交渉が提案されるとあっては(それにシリアに関するジュネーブⅡの可能性がまだある)、少なくとも今のところ、サウジに対して全力を尽くしたくはない。さらにサウジ王室は政権交代以外にまったくどんな提案もしてきていないので、どんな時にもやすやすとジュネーブⅡを歓迎していない。

シリアに関して、バンダル・ブッシュの戦略の主な柱は、前の"自由"シリア軍を3万人の"全国組織の軍隊"か、または完全武装の強硬派闘士に変えることである(たいてい"イスラム軍勢"によって補充される)、それはアルカイダのようなJabhat al-Nusraのモノグラムにほかならない。ヨルダンのプレイステーション王、別名アブドラ王は、シリア国境近くの訓練駐屯地の提供者として協力して働く。なにが起こっても、ひとつ確かなこと、レバノンとシリアの両方でバンダル・ブッシュのならず者どもがさらに多くの自爆攻撃を行っているものと思ってくれ。

シオニスト・ワッハーブ・Salafiの枢軸

理屈では、アルカイダとつながる面倒なアブドラ・アッザム旅団が2005年以降、存在し、あちこちに変な爆弾を置く。ひとりのシャイフ(イスラム教国の長老)Sijareddin Zreikatが、ベイルートのテロ攻撃の責任をツイートした。いよいよい出ていよいよ奇なり、イスラエルの(意図的に流す)ニセ情報ウェブサイトSITEがその主張に気づいて英語に翻訳した。(注1)

さらに別のイスラエル情報部のニセ情報サイトDEBKAfileが、"イスラエルを含める西側の情報局"に行き渡る"サウジの警告"を基に判断される、テロ攻撃はイラン・ヒズボラの誤った指令旗だったと主張した。(注2)"サウジの情報部"によると、その理論的解釈は彼らの意志に反してシリアの戦場に委ねられたとヒズボラの闘士を納得させたとなる。

これは感傷的とさえみなされない。ヒズボラは基本的にレバノンのシリア国境を守っている、数百人の闘士がシリア内にいるだけだ。しかも、一連の自爆攻撃は、シリアの戦略的事情で真に問題であるもの、Qalamoun地域の支配を奪還することを、ヒズボラとテヘランに思いとどまらせない。

山岳に取り囲まれるQalamounは、ダマスカスとアルナブクの間、まさにまったく重大な都市ダマスカスとホムスを結ぶM5ハイウェーの回廊地帯にある、レバノンのベッカー渓谷に接する50キロメートルの区間。シリア軍はQalamounで攻勢を取る。全地域を奪還するのは時間の問題だ。これはダマスカスに近づく北方の道の支配となる。ヒズボラはベッカー渓谷から攻勢を助けている。これはあとで彼らがシリアで野営するということではない。

次に、間違った指令旗の言いがかりについて。本当の間違った指令旗に関係があることで言えば、イスラエルを苦しませると思われている最近の3つの国際的な爆破を再検討する必要がある。インドの爆弾には発射体がなかった、それはイスラエルの大使の随行員をわずかに負傷させた。アゼルバイジャンの爆弾は破裂する前に奇跡的に"発見"された。そしてタイの爆弾は爆発するのが早すぎて、ただひとり近くのイラン人を負傷させた。

この結論に飛びつくとき、まったくのイスラエルのニセ情報が暴露される。

単に注意をそらす牽制戦術としてこのような残虐行為をテヘランがしかねないとすれば、その時はおそらく、イランの核プログラムをそのままの状態で通す11月20日の大取引に署名する前にバラク・オバマ大統領とウラジミール・プーチン大統領はテーブルをはさんで交渉のパートナーを目を凝らして見るにきまっている。

もちろんこれはジュネーブ交渉について現行のイスラエルのヒステリーに巧妙に結びつく、これにはまた、サウジアラビアがイスラエルのイラン攻撃を助けるとのニューズコーポレーションの販路であるロンドンのサンデータイムズによる何度目かわからないほどの報道が含まれる。(注3)

それはまた、「戦略上、イスラエルのこの事実上のサウジとの同盟は、イスラエルにとって驚くべき機会である」と、かの有名なアメリカの誘導するどころか一人悦に入る宣伝係ともタイアップする。(注4)

そんな宣伝係でも、サウジ王室が、たとえばイランの盟友ヒズボラの活動を妨げるために、レバノンにおけるどんな政府の編成も妨害していることを認めなければならない。"妨害"とは、もちろん、自爆攻撃を常態化する婉曲語句である。

そして今度は、"アメリカを現状の軍事上の保護者と置き換えろと命じる"イスラエルのビビ・ネタニヤフ首相と、"分析"に見せかけた究極の希望的観測に達する。翻訳すると、オイルダラーのワッハーブ派の新しい軍事上の悪者集団のボスになることを夢見るリクードニクス(リクード愛好者)、だ。

実際に使用可能にする

聖戦士とすべての捨てゴマまたはその間の傭兵、Salafisに隠れ場所を提供して武装化する、バンダル・ブッシュの戦略は変わらず続く。バンダル・ブッシュがモスリム同胞団に友好的なカタール人を厄介払いすることをワシントンに納得させたあと、サウジ人は最高の戦争行為に向かう。バンダル・ブッシュを取り巻く支配的集団にはレヴァントのすべても同然の聖戦集団とつながりがある。

確かに、バンダルに完璧な援護があることが役に立つ、ワシントンの重要な大物すべてを彼は知っていて丸め込んできているという事実。アメリカではバンダル・ブッシュはさっそうとしたヒーローのままだ、ギャツビーにたとえるへつらいすら誘い出す。(注5:アラビアのギャツビー、スパイマスター)

レバノンで自国大使館が攻撃されたにもかかわらず、イランはすこぶる換算されたアプローチを維持している。一番の優先事項は、まったく重大とみなすパートナー、アメリカとのジュネーブでの核交渉だ。これは、反乱者を装ったサウジ人が手段を与える聖戦士やバンダル・ブッシュの銀河全体の一部ではなくて、かの有名な"シオニスト(ユダヤ人のパレスチナ復帰をめざすユダヤ民族運動を信奉する人)"にイランがベイルートのテロ攻撃の責任を負わせると読める。

とはいっても、さしあたりオーウェルに属する故意に曖昧にして人を欺く表現法で十分な量だ。ベイルートで起こったことは、イスラエルによって励まされ、サウジ人によって完全に可能にされた、テロ攻撃だった。リクード愛好者・サウジ王家枢軸によるどぎつい見せびらかし。


△ぺぺ・エスコバルの著書:
Globalistan: How the Globalized World is Dissolving into Liquid War (Nimble Books, 2007),
Obama does Globalistan (Nimble Books, 2009)    

下記はウォールストリート・ジャーナルより
◇レバノンの首都ベイルートのイラン大使館近くで19日、2件の自爆テロが発生し、イラン人外交官1人を含む23人が死亡した。シリア内戦による宗派間対立の余波が拡大するなか、イランで大勢を占めるイスラム教シーア派の多い地区が攻撃された。

イラン駐在レバノン大使は、イランと同盟関係にあるレバノンのシーア派系武装組織「ヒズボラ」系のアルマナルテレビに対し、「これら2度の爆発がイラン大使館を標的にしていたことに疑いはない」と語った。レバノン当局も大使館を狙ったものだったと述べた。

現地メディアは早くから自爆テロと報じた。報道によると、男がオートバイで大使館の門に近づいてきたため、警備員が発砲したところ自爆した。数分後、今度はジープが近づいてきて爆発した。現場は交通が渋滞した往来の激しい大通りから数メートルの距離。

一方、イラン大使館と現地当局は自爆テロであるかどうかは分からないとし、大使館の防犯カメラの映像を基に捜査が進行中だと述べた。

アルカイダ系組織「アブドラ・アッザム旅団」のレバノン人リーダーがツイッターで、「ベイルートのスンニ派の英雄2人による2つの自決作戦」は同旅団によるものだと述べ、さらなる攻撃を行うと述べた。同旅団は米国がテロリストに指定している。同旅団の兵士はシリア国内でスンニ派の反政府勢力と共に戦っているとみられている。

イランはすでにイスラエルが関与していると非難している。シリア政府はイラン大使館でのテロを糾弾している。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304894104579208612636770216.html

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