180度転換
◇アサンジの上訴はスウェーデン最高裁によって退けられた
ガーディアン紙 11 May 2015
決定は、レイプと性的暴行の主張に関してウィキリークス創設者への逮捕状は取り除かれないということになる。
申し立てられた(真偽の疑わしい)レイプと性的暴行による逮捕状に関して、スウェーデン最高裁はジュリアン・アサンジによる上訴を棄却した。
ひとりはレイプされたと言ってもうひとりは性的暴行を強く主張した二人のスウェーデン人女性からの十分な証拠のない申し立てに従って、スウェーデンは2010年に令状を発行した。
月曜、裁判所の決定はウィキリークス創設者への逮捕状は取り除かれないということになる。「ロンドンで捜査官らがジュリアン・アサンジに尋問する努力を始めていることについて最高裁は特に言及します。最高裁は逮捕状を取り除く理由を見いだせません」と声明で述べた。
スウェーデンへの身柄引き渡しを回避するために、2012年以降ずっと、オーストラリア人はロンドンのエクアドル大使館に隠されている。もしも大使館を離れようとすれば逮捕に直面するアサンジは、常に激しく申し立てを否定して、性的出会いは合意の上のものとあくまで主張した。
3月、スウェーデンの検察はロンドンでアサンジに尋問することを申し出て、アサンジがスウェーデンに来るとの先の請求をやめにした、そして5年近くのあいだ行き詰まっていた状態に意味ありげな180度転換を示す。
スウェーデンが彼の身柄をアメリカに渡すのを恐れたので、アサンジはスウェーデンに行くのを拒んできた。アメリカではワシントンに恥ずかしい思いをさせたアフガニスタン戦争とイラク戦争に関する50万件の軍事機密データや25万件の外交ケーブル(外電)を2010年にウィキリークスが公表した件で調査が続いている。
先月、彼の弁護士が、アサンジはロンドンでのスウェーデン捜査官による尋問に同意していると言った。
http://www.theguardian.com/media/2015/may/11/julian-assange-appeal-rejected-sweden-supreme-court
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