ブッシュに偽善のゴールドメダルを
ブッシュ夫妻が中南米を訪問中です。ヴェネズエラのチャヴェス大統領が記者の質問に応えて、「ブッシュは偽善のゴールドメダルを授与されてしかるべき... 彼はいままさに中南米に貧困が存在することに気づいたところ」だと切り返しました。
さてさて、わが家には、喜びと不安、ギルティ感が漂っています。というのも、日曜日に9ヶ月になるボクサー犬、ヴァーモスを警察犬訓練所に置いてきたからです。日の射さない訓練所のコンクリートの犬舎でもってあの子はいったいどうしているだろか!と思うと、こころが痛みます。ヴァーモスのことが気がかりで今朝は早くに目が覚めてしまったし、昨日一日いまにも訓練所から電話が鳴るんじゃないかと幾度もドキドキしました。いつも枕にしていたクッションと彼のベッドだったカウチに敷いていた『安心』のタオルは持って行って渡してきましたが、ちゃんとコンクリートの上に敷いてくれたでしょうか。うちのボクサー犬は音には特に敏感でよくビクッとするくらいに臆病なところがあります。なのに頑固者で、ぜったいに譲りません。ボクに従え!とまではいかないまでもボクと遊べ!になってしまうので、プライベートのトレーナーも試しましたが結局訓練所にやる決心をしたのです。彼の行った訓練所では過去にショックのあまり4日間食事をしなかった犬がいたそうなんです。ボクサー犬のブリーダーからは「警察犬訓練所にはやらないでください」と言われました。落ち込みやすいたちで訓練どころではなくなる可能性がある、難しい(そして手強い)犬であるというのがその理由です。大丈夫かな?ヴァーモス でもその一方で、しっかり訓練を受けて成長しているボクサー犬はたくさんいるのだから、訓練を受け入れて、それを喜びとまではいかなくても挑戦するような気構えの犬であってほしいというのもあるんです。
わが家を覆うっている喜びのほうは、ヴァーモスと引き換えにサンバがながーい訓練を終えて帰ってきたことです。今日は彼には最高の日だったに違いありません。海にも行ったし、海岸公園で以前の仲間とも遊びました。そして誰からも「とってもいい犬になったね!サンバ君!」と言ってもらい、たっぷり愛でてなでてもらいました。ママとしてはなんか照れくさかったです。呼び戻しもできて、とってもいい子でした。感動です。でもね、子犬の4ヶ月は大切な時期、それを奪ってしまった借りをどうやって返せばいいんでしょう。仲間の飼い主さんからは「うんとかわいがってやってね」と言われました。もちろん!です。訓練の他にはなにも刺激のない生活から一転して、仲間の犬と子供を含める人間と、日差しや海や公園や鳥や動くものから騒音までの刺激に満ちた一日で、サンバはいま熟睡しています。初日にしてはちょっと盛り込みすぎたかしら。あれもこれも触れさせたくて、ついついがんばってしまいました。
写真は訓練所に行ったヴァーモスです。8ヶ月になろうかという頃の彼です。
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