見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2007/02/25

チェイニーは恥!早期撤退は恥じゃない



possum news network...ポッサムとは眠ったふり、知らないふりをする動物のこと、真実はどこかにあるんだから、と、PNNのニック・ポッサムは言っております。シドニーから。
22日、まともなオーストラリア人たちがやりました。チェイニー訪豪直前にデモ禁止令が出されたのが、がぜん彼らを熱く燃え立たせたようです。PNNポッサムニュースの記事と写真を紹介します。
<チェイニーを鎖でつなげ!グアンタナモに不法に囚われているヒッグスを故郷に戻せ!>シドニーの反戦デモ参加者たちが警察のデモ禁止令をものともせずにストリートで抗議する(記事&写真 by Gavin Gatenby )
2007年2月22日(木)
この日の夕刻、1500人の反戦デモ参加者たちは強固な警察の存在を圧倒した。NSW機動隊と馬に乗った警官に30分対峙した後、ディック・チェイニー米副大統領の訪豪と、5年におよぶグアンタナモベイでのデイヴィッド・ヒックスの監禁に抗議して、米国領事館までデモ行進した。
NSW警察による(さぞかしNSW労働党政権にけしかけられて)予期せぬ直前のデモ禁止令が、お決まりのよくあるデモを、デモをする人民の権利を試す重大な試金石に変えた。
タウンホール周辺に張った警察の非常線から漏れた多数の抗議者が合流して、デモ参加者がまさった。とどまるデモ参加者たちで広場をいっぱいにすると、分散しようじゃないかというので、小さなグループでマーティンプレイスにあるアメリカ領事館に押し掛ける。木曜夜の買い物客のあいだをぬって小グループに分散した多数のデモ参加者たちを追いかけるのは不可能ということに直面した警察は、気分を和らげて、デモ行進する人々がアメリカ領事館におもむくのを許した。
「ディックが来ると人が死ぬ」「ディック・チェイニーは人殺しのくず」「早期撤退は恥ではない」(人々が掲げるポスターより)
最初の写真は、夕刻5時半以降、タウンホール広場に結集した1500人のデモ隊の面々です。
この日、10人ほどが逮捕されました。
次の写真は、人々が「恥だ!恥だ!恥だ!」「全世界が見守っているぞ!」と一斉に声を上げているところです。この職務に警官が特に熱心ではなかったのは明らかです。