ニクソンとチェイニー どっちがビッグ?
チェイニーが今日、来日します。この先もずっとオレ様に従えよ!と言いにくるのでしょう。今日来て、あさってにはやはり不人気のオーストラリアのハワード首相の元に飛びます。過去の事例から、チェイニーに逆らうと「不審な死」を迎える場合があるのでニュースから目を離さないように。特にアルコールは禁物です。
<ニクソンとチェイニーと、どっちがビッグなディックかって!?>
ニクソン □ヴェトナム戦争を終わらせる極秘計画があると主張した
チェイニー■イラクで戦争を始める極秘計画があったのを否定する
ニクソン □極秘のカンボジア爆撃を画策した
チェイニー■イラク、アフガニスタン、グアンタナモベイと捕虜収容者の極秘拷問を画策する
ニクソン □ホワイトハウスのリーク(漏洩)ダメージを止めるためリディという男に委任した
チェイニー■有害なホワイトハウスのリークの一員になるのをリビーという男に委任した
ニクソン □国民の共産主義の脅威をかきたてた
チェイニー■国民のテロの脅威をかきたてる
ニクソン □1970年に環境保護局(EPA)を作った
チェイニー■以来ずっと環境保護局を壊滅させようとしてきた
ニクソン □ウオーターゲートのテープをかけるのを拒んだ
チェイニー■エネルギー対策委員会の文書を開くのを拒む
ニクソン □ボブ・ウッドワード(ウオーターゲート事件を暴いた)によって激しく追跡された
チェイニー■ボブ・ウッドワードから機嫌を伺われた
ニクソン □テープにある彼の、ののしりと悪意ある言い方はショッキングだった
チェイニー■公の場での彼の、ののしりと悪意ある言い方は日常茶飯事
ニクソン □ウオーターゲート事件のスキャンダルが彼をよしとする率を25%までにした
チェイニー■ヴァレリー・プレイム・リーク事件が彼をよしとする率を19%までにしている
ニクソン □大統領職を辞職した後、激しい論議のある恩赦を認められた
チェイニー■ハリバートンから辞職後、大枚2000万ドルと値踏みされた議論のある退職金を授与された
ニクソン □「わたしは悪党ではない」と言った
チェイニー■そのような主張はしていない
副大統領の妻リン・チェイニーが以前から歌手のエミネムを攻撃していたことから、最近はエミネムがチェイニーの妻とディックを非難する曲を発表しています。ディック・チェイニーの経歴はというと、ブッシュのパパの政権で湾岸戦争を起こしているし、アメリカ新世紀プロジェクトのメンバーで、ブッシュ政権内ではネオコン思想家の要石の一人とされています。アメリカ同時多発テロ以降、ブッシュ政権の強硬な武力で押す政策は、彼の意見が大きく働いているとされています。
また、2005年10月から、副大統領のリビー首席補佐官がCIA工作員の身元を漏洩したとして米連邦大陪審が起訴し、さらに副大統領自身も情報漏洩に関与している疑いが持たれています。
そして、2006年2月11日には狩猟中に友人の弁護士を誤射し負傷させる事故を起こしました。狩猟前に酒を飲んでいたことが後に発覚。この事故に関して、マスメディアに情報が漏れるまで公表しなかったことが判明し、批難を浴びることになります。若い頃、飲酒運転による逮捕歴あり。ブッシュ大統領にも逮捕歴があることから、正副大統領で逮捕歴があることになりまーす。
写真はお気に入りのWard Sutton の諷刺マンガです。彼の本が出ています。
Sutton Impact: The Political Cartoons Of Ward Sutton (ペーパーバック)
Amazon.comからすぐに買えます。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home