ディクシー・チックス You are Right!
やったよ!ディクシー・チックスがグラミー賞を取ったよ!
すごいぞ、ノミネートされた部門すべてで取った!5冠に輝いたんだよ!
単にアルバムのできがよかった、「not ready to make nice 」がよかったという話ではないんだ。
「あんたたちは正しい!」という大きな声援なんだと思うよ。グラミー会場のほとんど全員と言っていいくらいの人々の声援と、支持。ブッシュ政権やそれを持ち上げる大手メディアなんかくそくらえ!私たちが味方!というピープルの勝利って気がして、感激でした。
ファンじゃなくても、この曲のヴィデオはすごくいいから、気に入ると思う。
「dixie chicks not ready to make nice」以下のYOU TUBEで見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=fwc5YSAc-7g&search=dixie%20chicks
最優秀アルバムを受賞した際のスピーチでこのヴィデオを作ったアーチストに感謝の言葉を述べてました。
ディクシー・チックスはカントリー&ウェスタンの女性3人組ですけど、このアルバムはロックとして聞ける広がりを持たせて作ったそうです。
いまは大多数の国民が目を覚まして、ブッシュとその仲間は「正気なのか!」と思っているようですが、2003年には大多数がブッシュとその戦争を支持していました。
その2003年にイラク攻撃を批判して、「ブッシュと同じテキサス出身で恥ずかしい」と発言したために、彼女たちは全米のラジオ局の6割以上を独占する、ブッシュに莫大な献金をしているクリアチャンネルによって放送禁止にされ、歌手として抹殺されそうになったばかりか、命まで狙われたのです。
自制を余儀なくされた3人がその間、子作りに励んだ結果、いまこのワーキングママたちはどこに行くにも5歳以下の合計7人の子供を連れてお仕事しているんだそうです。
CDをブルドーザーで潰されたり、すさまじいバッシングにあっても、めげずに、「まだ、いい人なんかにはなれない まだ、引き下がるわけにはいかない まだ、私は本当に怒っている」と歌う彼女たちにこころから感動しちゃいます。
地球温暖化を言い続け、当時の大統領だったブッシュのパパに「あいつはおかしい」とまで言われ、笑いものにされても、ずっと自分を信じてやり続けるゴアもまた、いまは評価のほうがダンゼン上回っています。
上の写真は昨年5月号の表紙です。
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