見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2007/02/17

隣の大磯は半分が女性議員



27歳で初当選、それも2番目に多い票数を得て当選した女性市議が二期目に挑戦ということで、今日は彼女をかこんで市政について語る会、つまり支援者の会がありました。本日は同時に現職女性市長と、その対抗馬の事務所開きが重なりました。対抗馬の男性は衆議院議員河野太郎と意気投合し、その後ろ盾によって読売新聞社を退社して市長にと担がれた方です。現職女性市長を4年前に河野太郎は支援しました。ところが自分の思うように働かなかったということでしょうか、駒を取り替えることにしたようです。
地元平塚の湘南新聞の社説は、「2007 地元政治の不毛」と題して強権的すぎると今回のやり方を批判しています。「意のままにコントロールできる市長を作りたい、息のかかった仲間を首長に据えたい、画策がみえみえで、市民の声や周囲の意見に耳を傾けたとは到底思えない」、河野議員を支持する周辺までをも困惑させているというのです。河野太郎が隣の席でスタッフ(+ワイフ)とスパゲティを食べているのに遭遇したことがありましたけど、キサク(奇策?)でなんとなくリベラルという印象でした。それにあの新聞「ごまめの歯ぎしり」というのもよくポストに入っていて、読むと、まあまあのことが書いてあったように思います。
せっかくいまの市長がハコものをここまで減らしたというのに、また男性お得意の国から金をゲットするためのハコもの作りに後戻りしたら、どうしよう、という危機感があります。それに国政と同様、市議会を牛耳る自民党系と公明党議員が女性市長の出した議案は「なにがなんでも通さない」とへそを曲げています。彼らは、公明党には女性議員もいますが、市長が導入した、審議会に公募市民を参加させるやり方にむかついているそうです。オレ様たちがやってやってるというのに市民だと!みたいな方々ですね。
ところで、今日の支援の会でいろいろな審議会のその公募市民枠で実際に参加している方々のお話がありました。いろいろな公募市民が横につながって集まれば市民議会ができるではないか、とある男性がおっしゃいました。琉球舞踊でメッセージを送る方もいました。どちらも、「景観をだいなしにする高層マンション反対」でいっしょにがんばった市民たちです。このまちにも、なかなかの市民がいるんだな〜とちょっとどきどきする瞬間が、ありました。731部隊の裁判をずっと手がけてきている矢口先生もいらっしゃいました。先生は6月に新潟から731部隊の跡を追う中国への旅を企画しているそうです。受付のお手伝いができてよかった!

写真は高層マンション反対運動で作ったポスターの一部です。まちづくり条例や高度地区規制ができると高層建築は立て替えができなくなり既存不適格ということになります。市長が代わるとこれらの条例についてもどうなるかわからなくなります。予定ではできてるはずだったのに、建築&不動産業界団体と同じ既得権益を受ける議員たちの猛反対にあったのでした。