ムミア 判決のやり直し決定
◇裁判所がムミア・アブ=ジャマールに新たな量刑を命じる
27日木曜日、連邦控訴院が収監されてる元ブラックパンサーでジャーナリストのムミア・アブ=ジャマールの有罪判決をくつがえすことを拒否し、彼の再審請求を却下した。しかしながら、26年間ずっと死刑囚監房にかけられるアブ=ジャマールは、陪審員への説示に不備があったため新たな量刑の審理に相当すると、長いこと待ちもうけた決定が下った。たとえ判決し直しても、彼は死刑か仮釈放なしの終身刑に直面することになる。アブ=ジャマールは、きわだって優位を占める白人陪審員を前にしての議論がましい裁判のあとで1982年に白人警官殺しで有罪判決を下された。
(デモクラシーナウ!2008年3月28日のヘッドライン)
ムミアは元ブラックパンサー党のスポークスマンで、著名なジャーナリスト。1981年末にフィラデルフィアで白人警官が殺害される事件が起きた際、不運にも現場にいあわせた。彼自身も何者かに銃で撃たれ重傷を負ったが、犯人として逮捕され人種差別的な裁判官アルバート・セイボの法廷で有罪、死刑判決を受けた。
1995年から再審請求(PCRA)を行っている。彼の闘いは、アメリカ死刑制度の人種差別主義、黒人ジャーナリストへの政治的弾圧と言論圧殺に対する闘いとして、全米ばかりか、ヨーロッパ各国でも大きな支援運動を広げている。フランスではパリ市が彼を名誉市民としているし、サンドニ市には彼の名前を付けたストリートがある。
続きは、過去のブログ:October 23,2007 「ニガーをフライにしてやる」にあります。あわせてお読みいただくと前後関係がよりクリアーになります。
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