イスラエルは民族浄化を常に行っている
◇ベツレヘムでパレスチナ人の反イスラエル攻撃の大会
イスラエルと占領中のパレスチナ自治区で、イスラム聖戦のメンバー4人を殺害したイスラエルの空襲に抗議してパレスチナの幾つかの党派から数千人がまれにみるまとまりを見せて木曜ベツレヘムで結集した。5日間の暗黙の休戦が挫折した後、ガザ地区のパレスチナ人たちは後続のイスラエル攻撃に構えてきている。ベツレヘム攻撃以降、パレスチナ人闘士とイスラエル軍勢は交互に発射をやり合っている。ハマスは一時的停戦を要求していたが、イスラエルはなお一層の空襲を実行する権利があると言う。木曜日、イスラエル政府のスポークスマンAryeh Mekel はパレスチナ人活動家と話すのを一蹴した。
Aryeh Mekel:「イスラエルはハマスと聖戦に話しかけていない。イスラエルはハマスと聖戦に話しかけるつもりはない。それらはテロリスト組織であり、われわれは彼らと戦っている、対テロと対テロリスト戦争の一部としてわれわれは戦い続けるつもりだ。」
一方、セネガルで話し合われるイスラム教国家協議会でパレスチナのアッバス議長は、イスラエルはエルサレムで「民族浄化」を常に行っていると言った。
パレスチナのアッバス議長:「人種差別者の分離壁によって西岸から街を分離することに加えて、パレスチナ人の公共の建物、施設を閉鎖することや建設を禁じること、重い税を押しつけるといった一連のイスラエルの決定を通じて、エルサレムのわが民族は民族浄化計画に直面している。」
バン・キムン国連事務総長もまた協議会にいて、進行中のイスラエルの攻撃に対してまれにみる(すばらしい)非難宣告を発した。
バン・キムン国連事務総長は、「イスラエルの不釣り合いな、過度の力の行使が、子どもを含める多数の一般市民を殺害し負傷させてきている。私はこれらの行動を非難し、イスラエルにそういった攻撃をやめるよう要求する。」と言った。彼はまたイスラエルへのパレスチナのロケット弾発射と狙撃も非難した。
◇ライスの訪問にブラジル人が抗議
ブラジルで木曜、コンドリーザ・ライス米国務長官のブラジル訪問に抗議するため、首都ブラジリアの外務省前に数百人の学生が集結した。ライスはチリに向かう飛行前にブラジルにいた。学生のリーダー、フェリペ・ヴィエイラはブッシュ政権の一方的軍備廃棄論を拒絶すると言った。
フェリペ・ヴィエイラ:「私たちは戦争に反対する、他の国を巻き込むことにも反対する。米国は世界の警察ではない。」
記者会見でライスは、ブッシュ政権がテロリズム支援国家のリストにベネズエラを加えることを考慮に入れているとの報道についてコメントを拒否した。だが、米国はラテンアメリカの「テロリズム」を心配すると彼女は言った。
コンドリーザ・ライス国務長官:「私たちはテロリズムを心配しなければなりません。私たちはこの地域の国々の安全と幸福(安寧)を心配しなければなりません。国境の範囲内か国境を超えてかどちらでもテロリズム行為またはテロリズム攻撃に服従すべきでないということ。そしてこれはパーフェクトな機会です。」
(デモクラシーナウ!3月14日ヘッドライン)
写真は、恋人がコロンビアの准軍事組織「死の部隊」の暗殺者だったことを告白された報道写真家ジェイソン・P・ハウと、密告者を表象する石たたきの刑で殺害されることになるコロンビア人の恋人マリリンです。二人の話はメジャーのハリウッド映画になるということです。またジェイソン・P・ハウの本もまもなく出版されるとのことです。ロンドンの「アリーナ」マガジンに掲載された彼の記事は、メールマガジン凸 NewsFanzine 凸にアップします。前号「No.194」のコロンビア革命軍FARCの記事とあわせてご覧ください。「No.195 ボクの恋人は死の部隊の暗殺者」
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