見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/02/28

世界にガザを知ってほしい


◇通商停止に抗議してパレスチナ人が人間の鎖を作る
ガザ地区へのイスラエルの経済封鎖に抗議するため、25日ガザでは数千人のパレスチナ人がイスラエルの国境沿いに人間の鎖を作っている。人間の鎖は、ラファの国境からエレズ検問所まで、ガザの長さまで達するものと期待された。

◇ガザの抗議者らが人間の鎖を作る
BBC NEWS 25 February 2008

5万人がラファからベイトハナンまで40キロの鎖を作るんだとオーガナイズした人たちは期待していたが、動員は予想をかなり下回った。若者の一団がエレズ検問所に近づいて石を投げ出した後、約50人を拘束したとイスラエル軍は述べた。6月にハマスがガザの支配をつかんだときイスラエルは封鎖を強化した。月曜の平和のデモのためにガザ地区のそこらじゅうから何千という女性と子どもたちが南北の幹線道路までやってきた。

その日、学校は休校となり、何千という生徒たちが参加するため乗物に詰め込まれた。大多数が、「ガザの包囲はわれわれを強くするだけ」や「世界はガザに死を宣告している」などと申し立てる横断幕を持つのが見られた。

抗議のオーガナイザー、ハマスびいきの反包囲人民委員会は、南部国境にあるラファ検問所から北部の町ベイトハナンまで、長さ40キロの道路に沿って1メートルごとにひとりを配置することを計画していた。

だが、ガザ地区のところどころは激しい雨になり、5000人ほどが加わっただけだと、記者は伝える。

「これは包囲と集団懲罰への拒絶を人々に表現させる平和で礼儀正しい行動です」と反包囲人民委員会のリーダー、ジャマル・カダリは述べた。

「行動することで、われわれは世界に対して叫んでいるのです。」

・すべてかかせない

幾つかの箇所でパレスチナの活動家がエジプトからガザを分断するフェンスを破壊して、何十万人ものガザっこを国境を越えさせ、大いに困窮していた生活用品を得るのを許した先月、イスラエル当局は事態の繰り返しを恐れていた。

早期のイスラエル外相と国防大臣による共同声明が、イスラエルは「その自治領の防衛力を確保して絶対的な国境のいかなる侵害もさせない。」と言った。

イスラエル軍報道官が、軍は「イスラエル領内に人々を渡らせないために必要なことはなんでもする。」と言っていた。

午後早々、抗議が追い散らされはじめたとき、若者の一団がエレズ検問所に近づき投石したりタイヤを燃やしだして、逮捕を促した。

BBCのアラブ問題アナリスト、Magdi Abdelhadiは、ガザのパレスチナ人たちはどうも、大衆行動が世界の注目を得るのに最良のチャンスであり、封鎖を和らげるのにイスラエルに対しもっと圧力を生むことになると、実感してきているようだと述べる。

イスラエルの拒絶と、ハマスとファタハが権力闘争にはまり込むことで、普通の市民がそのツケを支払っているという、はっきりとしたメッセージを彼らは外の世界に送りたがっている、と彼は述べる。

人道上必要な支給を除き、すべての物流を妨げてきている包囲は、ガザに近いイスラエルの町へのロケット攻撃(幼児が死亡した事件、といっても幼い子どもが殺されるのはイスラエル軍のミサイル空爆とかでパレスチナ人のほうが圧倒的に多い)などへの報復だとイスラエルは述べる。

昨年6月、アッバス議長に忠実なファタハ軍勢をハマスが総くずれにしてガザ地区の支配を握った後、ガザの封鎖が押しつけられた。

日曜、ハンユニスにある国境近くでハマスの闘士らがイスラエルの空爆で殺されると同時にガザ北部でも殺されたと、ハマスグループは述べた。

イスラエル軍はまたパレスチナ人40人を留置して、自治領の辺境沿いに5箇所の密輸トンネルを発見したと言った。