ファンキーなブッシュ大統領
◇AFRICOM受け入れをガーナが拒む
アフリカ5カ国歴訪の4番目の行程でブッシュ大統領はガーナにいる。火曜日、ガーナの大統領ジョン・クフォーは友人としてブッシュを歓迎したが、AFRICOMとして知られる米軍の新たなアフリカ司令部を受け入れるつもりはないと断言した。大統領は「私たちの主権は、私たちがだいじに育てるものである。」と言った。木曜、ブッシュはリベリアを訪問する、リベリアはAFRICOM受け入れを表している唯一のアフリカ国家である。
◇アナリスト:アフリカ訪問でブッシュは広く大陸に米軍を拡大するアジェンダをせきたてる
ブッシュ大統領は大統領職在任中2度目でおそらく最後となるであろうアフリカ5カ国歴訪でアフリカを再訪する。大統領の訪問はアメリカの戦略的そして経済的利益のためにアフリカ同盟国の中での支持を強化する好機だと、多くが予想する。それにはアフリカでの米軍司令部AFRICOMの拡大が含まれる。
◇米国はアフリカの基地をほしがってはいない
米軍アフリカ司令部を作るのは、彼がアフリカ大陸で米軍の駐留を拡大したがっているという意味ではないと、ジョージ・ブッシュ大統領は述べた。
ブッシュ氏は米軍基地のための用地を捜すため目下、アフリカを訪れているという考えは「ばか話(たわけたこと)」だと言った。
(以上、デモクラシーナウ!ヘッドラインより)
◇ブッシュ米大統領は20日、アフリカ中部ガーナの首都アクラで記者会見し、昨年新設した米地域統合軍「アフリカ軍」の配置問題について「アフリカに新たな軍事基地を建設する考えはない」と言明した。米国の軍事的影響力拡大に対するアフリカ側の懸念を打ち消したものだ。
ブッシュ大統領はクフォー・ガーナ大統領との共同会見で、アフリカ軍の役割について「平和維持部隊の訓練などで、アフリカ諸国が自らの紛争に対処する能力を高めることだ」と説明。「米国が突然、さまざまな軍部隊をアフリカに持ち込むという憶測を払拭したい」と述べた。
米国は昨年10月、アフリカ諸国のテロ対策や密輸取り締まりの能力強化を目的にアフリカ軍を新設。報道によると、ナイジェリアや南アフリカなど数カ国が米軍基地の拡大に懸念を示しているという。
アフリカ軍の司令部は現在、暫定的にドイツに配置。米国は、アフリカにある既存の米軍基地の利用や司令部施設新設の可能性を排除していない。
(毎日新聞 2008年2月21日)
リベリアで歓迎式典でのアフリカ音楽に突然ブッシュが踊り出した。上着をぬいでまでダンスして見せるブッシュに色めき立つ会場。BBCの記事のキャプションには「ファンキーなブッシュ大統領」とあった。写真はガーナでのクフォー大統領との共同会見の席上。ここでは新たな軍事基地は建設しないと明言するはめに。リベリアでブッシュが踊ってみせたのは、彼がファンキーというより、リベリアが米軍司令部のアフリカ唯一の受け入れ表明国だからでしょ。これが彼のお仕事!
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