コードネームは反逆者
◇オバマの「極秘」コードネームが明らかになる
アメリカのシークレットサービスによって使われる次期大統領とその家族のそれほど口の堅くないコードネームが発表されてきている。
妻のミッシェルは「Renaissance(ルネサンス)」、娘たちが「Rosebud(バラのつぼみ)と「Radiance(輝き)」で、バラク・オバマは「Renegade(イスラム教に改宗したキリスト教徒)」と呼ばれる。
彼らは来年1月20日、ホワイトハウスのトレイルブレイザー(先駆者:ジョージ・W・ブッシュ大統領)とその妻テンポ(速さ)に取って代わることになる。
名前は、エージェントらが無線通信を使用するとき発音しやすいことと理解しやすいことで選ばれている。
「R」で始まる名前のリストはホワイトハウスとシークレットサービスに仕える軍の支部、ホワイトハウス・コミュニケーションズ・エージェンシーによって作成された。
1993年、19歳のカレーナ・ゴアの父親が副大統領になったとき、彼女は自分の名前を選ばなければならなかった。
1997年に彼女はこう書いた。「私が困ったことになってSで始めなければならないふたつの綴りを教えられた4年前以降も、自分を'Smurfette'と同一視するとき後部座席でイヤになっていた。」
アル・ゴアはとてもうんざりだったので、自分のコードネームはアル・ゴアだとたびたび人々に言った。しかしながら、当初彼はSawhorse(木挽台)だったのが、不明の理由で結局サンダンス(太陽踊り)になったとワシントンポスト紙は報じた。
ジョー・バイデン副大統領はセルティック(ケルト族)と聞いてわかっている。
大統領とその家族はシークレットサービスの保護を受け続けることになるので、去っていく大統領はコードネームを保持する。
「それに関して最高機密はなにもありません」とシークレットサービスのスポークスマン、エリック・ザーレンはAP通信に告げた。
「暗号に変えた通信性能のため、それ以上のどんな作戦上のセキュリティの意味合いもありません。」
コードネームはセキュリティに関係がない、隠し持ったマイクロフォンにそっとささやくエージェントのための無線通信を簡単にすることに関係している。
敗北した共和党大統領候補者、アリゾナの上院議員ジョン・マケインはフェニックスで、妻のシンディはパラソルだ。
副大統領候補者サラ・ペイリンは、彼女の故郷アラスカ州の自然国立公園の名で、天然ガスのパイプラインプロジェクトのあるデナリーだった。
ノーススロープ石油会社で働く夫のトッドはドリラー(石油掘削機)だった。
前のコードネームには、ジェラルド・フォード大統領のパスキー(マスターキー)、ロナルド・レーガン大統領のローハイド、ジミー・カーター大統領のディーコン(助祭)、そしてディック・チェイニー副大統領のアングラー(たくらみで目的を達しようとする人、釣り人)などがある。
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