対決の空気
◇メモに関してイスラエルが外交官を召還
米国との結びつきを害すると政府を非難するため、イスラエル外務省が上級外交官を諮問のため召還してきている。
外務省に「説明」をするため、来週、ボストンの総領事Nadav Tamirはエルサレムに行くことになる。
タミール氏は入植地建設に関してワシントンとの公然の衝突が「イスラエルにとって戦略的ダメージの原因」になっていたと内部メモに書いた。
政治的意見を表すことで、彼は外交議定書に違反したと政府は言った。
「イスラエル米国関係に不利になる嘆かわしい考え」と題される3ページの文書がイスラエルのチャンネル10TVにリークされた。
「米国政府との関係を導いているその方針がイスラエルにとって戦略的ダメージの原因になっている。われわれとオバマ政権とのあいだに引き起こされる距離はイスラエルの抑止力に不利になる明白な含みがある」とタミール氏は書いた。
彼らの「当然な発展(増加)」は許可しなければならなかったと言って、入植地建設で凍結を求めるバラク・オバマ大統領の要求をイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は拒絶してきている。
すべての入植地が国際法の下では違法であるが、イスラエルはこれに異議を唱える。45万人以上のユダヤ人が、東エルサレムを含め、占領されたヨルダン川西岸地区で暮らす。
了見の狭い政治的斟酌が2者協定のきずなの悪化に寄与してきたとタミール氏は彼のメモで言った。
「米国とイスラエルの力関係には、イデオロギー的にオバマに反対して彼らの政治的優先課題を進めるために2国間の特別な関係を犠牲にするのをいとわない人々がいる。」
「対決の空気」がアメリカ国民をよそよそしい気持ちにさせており、ユダヤ人社会を困難な立場に置いていると彼は警告した。
「アメリカ国民の多くがこの摩擦のせいでイスラエル国家から距離を置いている」と彼は書いた。
伝えられるところでは、なぜタミール氏の手紙がメディアにリークされたか知ることをイスラエルのリーベルマン外相が要求してきている。
(BBC NEWS 09 August 2009)
http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/middle_east/8191916.stm
写真は修復されないままのガザ
ガザ戦争とまだ続いている封鎖のほうも、世界をよそよそしい気持ちにさせているイスラエルの狂った政策
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