見つけた 犬としあわせ

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2009/08/14

人気でるかも、この水着



◇「burkini」を着用して泳ぐのをフランスのプールが禁じる

モスリム(イスラム教徒)の女性が全身をすっぽり覆う水着を着用して公共のプールで泳ぐのをフランス当局が禁じてきている。

7月、パリ東部、Emerainvilleのプールで女性がフードの付いたウェットスーツによく似たルーズフィットの装い、「burkini」を着て泳いでいた。

だが8月、衛生上の心配を引き合いに出してスタッフが彼女が泳ぐのを止めた。

尊厳を減ずると大統領が言った後、ブルカ使用を禁ずる方針を政府が吟味するとき、この事態が起きる。

約500万人が暮らすフランスは、西ヨーロッパ最大のモスリム全住民にとって憩いの場所だ。

プールでスタッフは「すべての(公共の)スイミングプールが服を着たまま泳ぐことを禁じるのにあてはまる規則についてその女性に気づかせた」とプール管理職員ダニエル・ギヨームが言ったとAFP通信に引用された。

その女性はイスラムに改宗したフランス人で、泳ぎに行くのに身体をさらしてはいけないことになっているので、彼女はドバイで水着を買っていた。

彼女のことをただキャロルとだけ明らかにした新聞パリジャンによると、「すごく単純に、これは人種差別です」と彼女は言った。

「事態を変えるために戦うつもりです。もし戦いに敗れるとわかれば、私はフランスを離れる可能性を排除できなくなります。」

EmerainvilleのAlain Kelyor市長は、「これはまったくイスラムとは無関係」と言って、あの水着は「イスラムの水着」ではなかった、「あのタイプの水着はコーランの教えに存在しない」と付け加える。

”網に隠れた囚人たち”

6月、ブルカ使用を禁止する方針を調べて見るため、フランス議会は6カ月の実情調査の任務に32人の議員を指名した。

その月の主要施政方針演説でニコラ・サルコジ大統領は、頭から足のつま先まで女性をすっぽりおおい隠す装いのブルカは、彼女たちを奴隷であることに減じて彼女たちの尊厳を徐々にむしばんだと言った。

「すべての社会生活から切り離され、アイデンティティを奪われた、網に隠れた囚人である女性たちがわが国にいるのをわれわれは受け入れられない」とヴェルサイユの議会の特別会議でサルコジ氏は言った。

2004年、フランスは公立学校でのイスラムのスカーフ着用を禁じた。

(BBC NEWS 12 August 2009)
http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/europe/8197917.stm