さもなければ何もかもぶっ壊す
◇暗殺リストをめぐって団体が訴訟を提出する
海外につながるテロリズムで責められる米国市民を暗殺するお墨付きに対し、米国政府は初めて法的挑戦を突き付けられています。火曜日、憲法の権利センター(Center for Constitutional Rights)とアメリカ市民的自由連合(American Civil Liberties Union)は、暗殺政策に異議を唱える訴追を承認するにあたり、政府の拒絶に訴えを提出しました。訴訟はイエメンに本拠を置くイスラム教聖職者Anwar al-Awlakiの父親に代わって提出されました。al-Awlakiは、捕獲および殺害としてCIAの攻撃目標リストに加わる米国市民の先駆けと言われます。al-Awlakiは、法廷で彼に申し立てる罪に間に合う、「特別指名の世界的テロリスト」に先月任じられました。Awlakiは、正当な"正す権利"があると、憲法の権利センターのBill Quigleyは言っています。
Bill Quigley: 「この場合の争点は、政府の行動に異議を唱えるため訴訟を起こすことができる住民の権利です。さて、政府は彼らがテロリストだと言っている米国市民を暗殺しようとしています。アメリカ市民的自由連合と憲法の権利センターはその暗殺の取り組みに異議を唱えるため、なんとか法廷に持ち込もうとやってみていますが、現在、私たちはこの憲法の問題を起こすことで、それを申し立てるのに法廷に持ち込むことでも政府から許可を得なければなりません。つまりそれは、違憲であると私たちがみなす、法の適正な過程なしに政府がある人を処刑してよいとする事態です。」
◇イラクの攻撃で17人が殺される
イラクでは火曜日、いくらかの攻撃で17人が殺害されました。 南のKutでは10人が殺されました、Kutの街は近年、暴力で最低レベルとみなされてきています。
◇活動家マリリン・バック 62歳で死す
活動家のマリリン・バックが62歳で亡くなりました。Assata Shakurを自由にした脱獄を含めて、いくつかの政治的動機をもった事件での彼女の役割のせいで、80年の判決のうち25年をつとめたのち、出所後やっと何週間かの火曜に、バックは死んでしまいました。
(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 4 August 2010)
◇イスラエルの砲撃がレバノン兵士3人とジャーナリストひとりを殺害
2国間の国境づたいにロケット弾と砲火が行き交う間に、イスラエル軍によって少なくとも3人のレバノン兵が殺されてきているとアルジャジーラは報じます。イスラエルの砲撃でジャーナリストひとりも殺されて、さらに5人のレバノン兵が負傷します。少なくとも、イスラエル兵2人が撃たれました。
暴力がどんなふうに始まったかに関して相反する報告があります。国境でレバノン軍が挑発的な発砲をしたあとに、Edayseh村めがけてイスラエル軍が少なくとも7発の大砲を発射したと、目撃者たちがロイター通信に教えました。レバノン軍はその時、大砲の砲火で応酬しました。事件は、2006年イスラエルの1カ月間のレバノン戦争以来、最も本格的な国境沿いの軍事対決であると思われます。
◇アフマディネジャドがオバマとの討議を要求する
イランのアフマディネジャド大統領は、9月テレビ放映される一対一の討論会で、彼にまっこうから立ち向かうことをオバマ大統領に求めてきています。核計画をめぐってイランに圧力をかけることをねらう、ワシントンによって強制された国際的な制裁のニューウェーブにイランが対処するとき、提案が生じます。
アフマディネジャド:「私たちは喜んでオバマ氏と腰をすえて協議を行う。私たちはもう準備ができている。9月末頃、国連に出向く段取りを用意してきている。私たちは喜んで世界の問題を検討するため、形式にこだわらないがメディアの面前で、向い合って、率直に、オバマ氏と一緒に取りかかる。」
◇ジェーン・ハーマン下院議員の夫がニューズウィーク誌を買収
メディアのニュースでは、億万長者の起業家シドニー・ハーマンがワシントンポスト・カンパニーからニューズウィーク誌を買収することで合意に達してきています。報道によれば、雑誌は1ドルと7000万ドルの負債を肩代わりする契約書と引き換えに売却されました。ハーマンは、民主党の女性下院議員ジェーン・ハーマン、下院国家安全保障委員会小委員会議長の夫です。
(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 3 August 2010)
◇アフガン戦争の記録を返すようペンタゴンがWikiLeaksに要求
ペンタゴンは通報者ウェブサイトWikiLeaksにアフガン戦争の機密軍事文書の全キャッシュを受け渡して、すでに公表した文書を削除するよう要求しています。WikiLeaksは、先月公表した7万6000に加えてまだ1万5000の文書を持っていると言ってきています。ペンタゴンのGeoff Morrell報道官はWikiLeaksに、「正しいことをしろ」そして文書を耳をそろえて返すよう求めました。
Geoff Morrell: 「我々の非常にたくさんの文書によるWikiLeaksの先週の人前のすっぱ抜きは早くも、我々の軍隊と我々の同盟国、あの地域の平和と安定をなし遂げるのに役立つ我々と共に働くアフガン住民の安全をおびやかしてきている。追加の国防省極秘情報の人前のすっぱ抜きは、単に損壊をいっそう悪くさせることができるだけだ。WikiLeaksの唯一受け入れられる身の処し方は、即座にアメリカ政府にこれら文書すべてのあらゆるバージョンを戻す措置をとることで、ウェブサイト、コンピュータ、履歴から永久に削除することだ。」
WikiLeaksのTwitterページのレスでWikiLeaksは、「不愉快なペンタゴン報道官はWikiLeaksに対して、"さもなければ、すべてを破壊する"との公式のおどしを発行すると論評しました。
◇告発された軍の通報者のため活動家が集会を行う
関連したニュースで、日曜にクワンチコ基地で反戦グループCode Pinkが集会を開催しています、バージニア軍事基地には告発された軍の通報者ブラッドリー・マニングが拘留されています。マニングは、バグダッドで米軍ヘリが群集を殺す機密ビデオに加えて、アフガン戦争の記録とほかの文書のリークから告発されます。右翼のグループがCode Pinkの集会で抗議への報復として計画を発表してきています。
◇メキシコの最高裁が同性間結婚法を支持する
首都メキシコシティーでメキシコの最高裁が同性間結婚を承認する法を支持してきています。昨年の可決のあとに3月、法が実施されました。メキシコのゲイの権利活動家Lol Kin Castañedaは、裁決を称賛しました。
Lol Kin Castañeda :「私たちの権利、性的嗜好および志向の理由で区別なくすべての住民の権利が、政府によって、条例によって、同じ権利と認められてきています。もちろん、そのとおりで、この最初の投票に従事して私たちは非常に幸運です。そこでは同性の人々の結婚する権利が完全に合憲として認められます。」
可決以来、法のもとに300以上のカップルが結婚してきています。
◇ワイクリフ・ジョンがハイチの大統領宣言を披露
グラミー賞受賞ハイチ系アメリカ人ミュージシャン、ワイクリフ・ジョンが、彼の故国ハイチの大統領候補を発表してきています。ハイチの人口の半数以上を占めるハイチの若者の代弁者として意見を述べるつもりだとジョンは言っています。ジョンは以前に、ハイチ大統領ジャン・ベルトランド・アリスティードを転覆させた2004年の米国に後押しされたクーデターでの彼の態度のせいで非難されてきています。その時、ジョンはクーデターを支援すると思われました、彼のおじは顕著なクーデター支持者として知られます。ハイチは、任期が2月に終わる大統領の後任となる選挙を11月28日に行うつもりです。
(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 6 August 2010)
△ハイチ大統領選への出馬を表明したWyclef Jeanが5日プライベートジェットでハイチ入りし、同国の選挙管理委員会に立候補を届け出た。
アメリカのメディアはワイクリフの出馬のニュースに沸いているが、アカデミー受賞俳優ショーン・ペンはCNNのインタヴューで、「今ハイチの人たちが求めているのはこの国のために本気で犠牲になろうとするリーダーだ。ボクはワイクリフをよく知らない。ボクはこの半年ハイチにいるが、この国で彼の姿を目にしていないし、声も聞いていない。」とワイクリフに懐疑的な発言をしている。
また元フージーズのメンバーのプラスも、かつての仲間ワイクリフではなくてすでに出馬表明している別の候補の支持をツイッターで表明している。
「ハイチ復興には世界中のハイチ人の手助けが必要だ!オレはMichel Martellyを支持する!彼をハイチの次期大統領にしようぜ!! ショーン・ペンはハイチの現実、そしてハイチが本当に望むものを知っている。」
△AP通信などによると、米国などで活動するハイチ出身の人気ヒップホップ歌手ワイクリフ・ジョン氏(40)が11月に行われるハイチ大統領選への立候補を表明し、5日に同国の首都ポルトープランスの選挙管理委員会に立候補を届け出た。
1月に大地震に見舞われたハイチでは、復興の遅れなどから、既存の政治勢力への不信感が国民の間で高まっている。ジョン氏の立候補が承認されれば、不満の受け皿として支持を伸ばす可能性がある。ジョン氏はハイチで生まれたが、9歳から米国に移住したため、ハイチ以外の国籍を持たないなどの立候補要件を満たしているかどうかは不明。候補者リストは8月17日に発表される。
ジョン氏は1990年代に米国で人気を集めたバンド「フージーズ」の元リーダー。2005年には財団を設立、ハイチの子どもたちへの奨学金支給など社会貢献活動を行っている。
(読売新聞 2010年8月7日)
△シンガーのワイクリフ・ジョンが設立した非営利団体「Yele Haiti」は、米国時間1月14日午後の時点でハイチ大地震の被害者のために100万ドル以上の義援金を集めた。
集まった義援金はすべて携帯電話による募金とのこと。ワイクリフは携帯メールを使って5ドルを募金するシステムを発表し、SNS「Twitter」や米CNNの番組出演、著名な友人たちの助けを通じて、母国への援助を求めていた。
運営会社によると、12日午後5時に地震が発生し、13日午前0時までに100万ドルが集まったとのこと。20万人以上が募金に参加したという。ワイクリフは1日100万ドルの義援金を集めることを目標にしている。
(MTV News 2010年1月15日)
◇活動家たちが "US Boat to Gaza(ガザへのアメリカの船)"キャンペーンに乗り出す
木曜の夜、ガザ地区への計画された援助ミッションを支えるため、ニューヨークの船に何百と人々が乗り込みました。"US Boat to Gaza"キャンペーンによって主催者たちは、今年もっと遅くに計画された最新の国際的な援助艇隊をつなぎ合わせるため、少なくとも37万ドル集めることを願っています。オバマ大統領のベストセラーの本にをまねて、船は"The Audacity of Hope(希望という無謀)"と命名されます。憲法の権利センターのマイケル・ラトナーは新しい取り組みを称賛します。
マイケル・ラトナー:「住民が生き延びることに参加している援助は足りない。状況は絶望的。また、幾年も世界中であらゆる国々がしてきているのはそれについて話し合うことで、だれも必要とされるものについては何にもしてきていない。これまで行っているために、艇隊を使って、私たちは多少の変化を経験しだしている。そして、変化、社会の変化、前進する変化、封鎖状態の変化は、思うに全く違法である、封鎖を破る活動に実際に参加する人々を私たちが迎え入れるときにやって来るというのが私の見解だ。」
やはりキャンペーンを支えるのは、最初のフリーガザ艇隊へのイスラエルの生命を奪う襲撃に対する抗議行動でイスラエルの催涙ガス散弾によって顔面を撃たれたあとに5月、左目を失った21歳のアメリカ人の画学生、Emily Henochowiczでした。
「主な問題は、人がその場にいないとき、パレスチナの自由化や自主独立を話し合うことがなおさら恐ろしいような気がすることがあることです。ねっ、あなたがガザの封鎖について話すとき、パレスチナ人をまさに普通の人々のように理解しようとするとき、その場にいる時はいつでも、とにかくそれだけ、なるほどと思えます。」
◇ブッシュ政権は精査を避けるためグアンタナモ拘留者を秘密の刑務所に送り返す
ブッシュ大統領の任期の下に外国のテロ容疑者の投獄と引渡しで新しい経緯が判明してきています。CIAは、前の判断より早くグアンタナモベイに4人の重要な捕虜を連れて来てから、正当な擁護論を受けるのと米国の拘留で彼らの厳しい試練を詳しく列挙する見込みを避けるために捕虜を海外の刑務所に戻したとAP通信社は報じます。4人は海外の秘密刑務所から集められたのちに2003年9月にグアンタナモベイに到着しました。けれども、グアンタナモ拘留に異議を唱える申し立ての口頭論証の聴問会に取りかかるつもりであると最高裁が申し渡してほんの何週間の2004年3月に、容疑者は海外の秘密刑務所に送り返されました。
◇クシニッチ下院議員の法案は目標の米国市民の殺害を禁じるもの
目標の米国市民の殺害を禁じようとする法案をオハイオの民主党国会議員デニス・クシニッチが提出してきています。声明でクシニッチは言いました、「とりわけ多くがもっと後で容疑を晴らされて以来、裁判や行政の活動における法の適正手続きなしでグアンタナモで拘留者が引き留められるとき、それは容認できない。米国が当時、拘留を全くの殺人によって置き換えようとしたことは想像を絶する。」
(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 6 August 2010)
写真は、ハイチの次期大統領選に立候補を表明したアメリカ人、ワイクリフ・ジョン
だれが後押ししているやら...
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