ほんまかいな!
◇日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測上の写真は4月5日午後9時の放射性物質の拡散予測(ドイツ気象局ホームページより)
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないことが4日、明らかになった。
ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が拡散する様子を連日、天気 予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。
気象庁の予測は、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づくもの。国境を越える放射性物質汚染が心配されるときに、各国の気象機関が協力して拡散予測を行う。
同庁では、東日本大震災当日の3月11日から毎日1~2回、拡散予測を計算している。具体的には、IAEAから送られてきた放射性物質の放出開始時間や継続期間、どれくらいの高さまで上ったかを、風向きや天候など同庁の観測データを加えた上で、スーパーコンピューターに入力し、放射性物質の飛ぶ方向や広がりを予測している。
(読売新聞 2011年4月4日)
◇放射性物質拡散の予報(ドイツ気象局)
ドイツ気象局が、日本の放射性物質拡散の予報を行っていることがわかった。ちなみに、4月5日は「太平洋上に拡散して本土にも上陸する見込み」とある。
そして、6日は「東へと拡散されていき、太平洋上から南方へと風の影響を受け西日本にも飛ぶ可能性がある」となっている。
日本気象学会の新野宏理事長(東京大学教授)は、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう通達を出していた。
(引用元:ゆかしメディア 2011年4月4日)
http://media.yucasee.jp/posts/index/7165?la=0003
△これを見た関西人のカキコ 「ほんまかいな〜」
▽ノルウェー政府のノルウェー気象研究所Department of Atmospheric and Climate Research, The Norwegian Institute for Air Researchによる放射性物質拡散予測図
http://transport.nilu.no/products/fukushima
日本やアジアと地域を選び、放射性物質ごとに青い印をクリックすると時間と共に拡散していく動きをアニメで見ることができる
ちなみに半減期は、ヨウ素131(I-131)が約8日、セシウム137(Cs-137)が約30年、キセノン133(Xe-133)が約5日と6時間となっている
下の最初の写真はセシウム137の地表4日〜5日21時の拡散予想図
二枚目はヨウ素131の地表7日6時の拡散予想図
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