見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2011/10/23

後味の悪いカダフィの死


カダフィは反カダフィ派をネズミ(裏切り者)と呼び、裏切り者はカダフィのことをクズと呼ぶ 

捕獲されたときカダフィは生きていた

国連は追われたリビアの最高指導者の殺害方法が戦争犯罪である可能性を警告
http://english.aljazeera.net/news/africa/2011/10/20111021235116164421.html

◇カダフィ大佐の死:世界の反応

NATO リビア・ミッション終了の構え

追放されたリビアの指導者カダフィが殺されたと聞いた途端、ヒラリー・クリントン国務長官はテレビのニュース記者と一緒に笑声を分かち合った。
http://www.informationclearinghouse.info/article29472.htm

アフリカ連合はリビアの一員たる地位の一時停止を取り外したと言って、アフリカ連合とその機関のリビアの地位を埋めるため、現リビア当局に権限を授けるつもりであると声明で言っている。

◇通りを引きずられていくときのカダフィの最後の言葉
 「善悪が識別できるのか?」

The Mirror 21 October 2011

リビアの前指導者がまだ生きていて、反乱軍戦士の群れによってシルトをずっと行かせられたのがビデオでわかってくる。

「君らがしてることは間違ってる。善悪が識別できるのか?」と彼が言うのが聞こえる。

「善悪が識別できるのか?」

彼らがこの69歳の男を中心地区の端から端まで引きずり続けたとき、彼はささやいた。「何をやってる?許されない(haraam)。」

「イスラム法では許されない。Haraam。」

「君らがしていることはイスラム教で禁じられている!」

「神は偉大なり!神は偉大なり!」、反乱者の絶叫で彼の声をかき消す。

別の反乱者が「だまれクズ」と大声で叫ぶ。

次の場面でカダフィは目を閉じたままに見える。

カダフィは市中の端から端まで引きずられる。


もっと後の場面が、戦士らが胴のくびれまで裸にされて頭の下が血だまりのカダフィの生気のないからだ(死体)を舗道の上に転がすのを見せる。

http://www.informationclearinghouse.info/article29470.htm

◇オバマ米大統領は21日、イラクの駐留米軍を年内に完全撤退すると発表した。イラクでの軍事活動に終止符を打つという大統領選での公約を果たす。

オバマ大統領はホワイトハウスで、「ほぼ9年にわたった米国のイラク戦争が終結を迎える」と宣言。米軍兵士は「胸を張って」帰国することになると述べた。

米軍はこれまでイラクからの段階的撤退を進めていた。ピーク時には17万人に達した駐留米軍の数は現在約4万1000人となっている。

(引用元:ブルームバーグ 2011年10月21日)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aB0cx.KKRkyA
◇国務省のいくつかの民間警備請負人の職場では、今頃、相当なシャンペンがぽんと音を立ててはじけるのに間違いない。 #Iraq
調査報道ジャーナリスト ジェレミー・スケイヒル
(彼はネイション紙の国家安全保障特派員、「ブラックウォーター:世界最強の傭兵軍の勃興」の著者。1998年、番組「デモクラシーナウ!」共同設立者エイミー・グッドマンと共に、石油会社シェブロンがナイジェリアの軍隊と村人たちとの対立において演じた役割を示したドキュメンタリーを制作した。)

写真はカダフィを倒したネズミ(カダフィの裏切り者)たち