福島第一ずっと不安定
自発核分裂を起こしている2号機→
キセノン検出しても臨海とはならないし、環境に影響ないってさ
◇東京電力は4日、福島第一原子力発電所2号機から検出された短半減期のキセノンについて、臨界状態にはならず自発核分裂により発生したとの評価を原子力安全・保安院に提出した。臨界状態で観測されるはずの濃度より4けた程度低い点などから判断した。2号機から出る希ガスの年間被ばく線量は最大でも0・0001ミリシーベルト。原子炉の温度・圧力を引き続きコントロールできているため、東電は「冷温停止の判断に大きな影響は与えない」としている。 2号機は10月28日から運用を始めた格納容器ガス管理システムで、核分裂生成物のキセノン135などをわずかに検出した。キセノン135は半減期が約9時間と短いことから、ここ最近で核分裂が起きており、最悪の場合は臨界状態に陥った可能性も浮上していた。写真はどちらも福島第一原子力発電所(BBCの記事より)
このため、東電は自発核分裂による発生量と臨界状態におけるキセノン135の発生量をそれぞれ推定。自発核分裂については、通常の原子炉が未臨界でも核分裂を起こすキュリウム242、同244をベースに分析した。
その結果、自発核分裂によるキセノン135の格納容器内濃度は推定で1cc当たり9.9×10のマイナス3乗ベクレルとなり、実測値をもとに算出した同2.7×10のマイナス2乗ベクレルとほぼ一致した。一方、臨界が起きていたと仮定した場合の格納容器内濃度は同630ベクレル となり、4けた程度の開きがあった。
このほか、臨界を止めるホウ酸を注入した後もキセノン135が検出された点、原子炉の温度・圧力に特段の変化がないことから、キセノンは自発核分裂により発生したものと断定した。
(引用元:電気新聞 2011年11月4日)
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20111104_04.html
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