イーノとバルファキス

１１月４日の夜、もしロンドンにいるんだったら、イーノとバルファキスの話しを聴きにぜひ参加してみてください　これが聴けるなんてうらやましい！ 

◇ヤニス・バルファキスとブライアン・イーノ、マネー、権力、急進的な変化の呼びかけについて…

自由主義が正常に機能する状態がおどされています。不公平の拡大、極右ナショナリズムの台頭、気候変動の非常事態は前例のない挑戦状の因をなします。ちょっとした急進的な（根本的変革を求める）思考をすべき時です。

１１月４日、Intelligence Squaredは、世界の偉大な急進派のふたりを演壇に招来します。トレードマークであるレザージャケットとバイク、自称常軌を逸したマルクス主義で知られるギリシャの元財務大臣ヤニス・バルファキスと、進歩的な政治運動や人権活動家で知られる伝説的な音楽プロデューサー、ブライアン・イーノです。

バルファキスとイーノは友人であり政治的盟友です、どちらもDemocracy in Europe Movement 2025（欧州民主運動２０２５）に関係しています。その目標は国民に説明責任のある真に民主的な欧州連合を創設することです。

BBCのリチュラ・シャー（Ritula Shah）との会話の中でふたりは、盗みの一員、マネーロンダラー、脱税者に味方していかにわたしたちのグローバルな金融システムがわたしたちの社会に締め付けを定着させ、少数の選ばれた人を豊かにして残りの大部分を貧困に陥れているか、はっきり話します。そしてより民主的で平等な社会を成し遂げるために必要とされる徹底的な変化について議論します。

２０１５年のギリシャの財政危機の間に政治の一員になって以降、国際的な経済の主流派（既成の権力組織）に向けて激しく非難する攻撃を高く評価されてまたひどく嫌われもして、バルファキスは世界的に認められる人物になりました。世界で最も独創的で影響力のあるミュージシャンのひとり、イーノは１９７０年代にロキシーミュージックでシンセサイザーを演奏してキャリアを始め、デヴィッド・ボウイ、トーキングヘッズ、U2、コールドプレイなどのアルバムをプロデュースしました。音楽の世界でも政治活動でも、すべてにおいて彼の目標は確立された主流の考え方をくつがえすことであり創造性を刺激することです。

まったく異なる世界からのこのふたりのずばずばものを言う独創的な思想家が挑発的な議論、洞察力のある進歩的なアイディアの夕べにそろってやってきますので参加してください。

△スピーカー

・ヤニス・バルファキス（Yanis Varoufakis）

ギリシャの元財務大臣で国際的なベストセラー作家

２０１５年１月から辞任する７月までのギリシャの財務大臣は、ギリシャの経済状況を悪化させるという理由で融資協定に署名するのを拒んだ。彼のベストセラー本には『黒い匣；密室の権力者たちが狂わせる世界の運命（元財務相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の真相）Adults in the Room: My Struggle Against Europe’s Deep Establishment,2017』、『父が娘に語る　美しく、深く、壮大で、どんでもなくわかりやすい　経済の話：Talking to My Daughter About the Economy: A Brief History of Capitalism,2013』、『And the Weak Suffer What They Must? Europe, Austerity and the Threat to Global Stability,2016』がある。彼はアテネ大学の政治経済学科長であり、ロンドン、キングズカレッジの政治経済学の客員教授でもある。彼はDiEM25：Democracy in Europe Movement 2025（欧州民主運動２０２５）のギリシャの選挙党派、MeRA25を率いるギリシャ議会の一員である。

・ブライアン・イーノ（Brian Eno）

ミュージシャン、レコードプロデューサー、ビジュアルアーティスト、政治活動家

ミュージシャンでレコードプロデューサー、ビジュアルアーティストであり理論家は、あまねく現代音楽の最も影響力のある革新的な人物のひとりと考えられている。ロキシーミュージックで二枚のアルバムを録音した後、１９７３年にバンドを去った。ソロでレコーディングを開始して彼が“アンビエント音楽”と呼ぶものを創り出した。彼はデヴィッド・ボウイ、デヴィッド・バーン、グレース･ジョーンズ、デイモン・アルバーンといったアーティストと仕事をしている。１９７５年に水平思考（既存の思考法にとらわれず様々な角度から問題を包括的に扱う、特に非演算的な思考法）を奨励することによって創造の障害物を打破するためのカードをもとにするメソッド、Oblique Strategiesを共同で考案した。彼は人権運動家であり政治活動家である。

・リチュラ・シャー（Ritula Shah）

BBCのジャーナリスト

BBCの受賞歴のあるジャーナリスト。彼女は国内政治と国際情勢に焦点をあてたRadio4の主要な夜のニュース番組World Tonightのプレゼンター。彼女は可能な限り幅広い視聴者にグローバルなニュースを届けることに情熱を注いでいる。シャーは、政治パネル番組Any Questionsのレギュラー総合司会者でもあり、Radio4のドキュメンタリーやシリーズものの番組を数多く制作してきている。

https://www.eventbrite.co.uk/e/yanis-varoufakis-and-brian-eno-on-money-power-and-a-call-for-radical-change-tickets-67440453211

Date And Time

Mon, November 4, 2019

7:00 PM – 8:30 PM GMT

Location

Cadogan Hall

5 Sloane Terrace

Belgravia

London, SW1X 9DQ