見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2024/08/17

未だかつて見たことない破壊魔

 


⌘ネタニヤフは世界戦争を望んでいる

ハアレツ紙 byロジェル・アルファー Aug 12, 2024

イスラエルの首相は世界の安全保障にとって脅威である。先月議会で行った演説でベンヤミン・ネタニヤフはイスラエルを世界的な過激イスラムもしくは彼の言葉を借りれば野蛮と文明の衝突に抵抗する西側によって起こされた戦争における先峰とみなすことを明確に示した。

全世界が今ではネタニヤフの失脚を応援するのに十分な理由がある。彼が権力を握っている限り、危険があるのは人質だけではない。全世界が危険にある。


 #「21世紀の今日、この人道上の災害を止めることができないのは人類にとっての悲劇であり、文明にとっての恥辱である」と中国がイスラエルのガザ虐殺を非難


#すごいや、普段は常にアメリカと緊密に提携させる韓国でさえ、今では国連で公然とイスラエルを糾弾している:

「一般市民が避難所とする学校をこれまでイスラエルが爆撃したのは8月だけで8回目だ。一般市民のインフラが標的にされてはならないことはわたしたち皆が承知している。ずっと続いている飢餓、不安定さ、病気の最中に、何度も何度も複数回退去させられた絶望的な一般市民の避難所としてこの学校が使われているときはなおさらそうだ。アル・タビイン学校への攻撃は敷地内に深く根ざしたハマスとパレスチナ・イスラム聖戦のメンバーを抹殺するために精密兵器を使用して遂行されたとイスラエルは説き伏せるが、この理由におかまいなく、とにかく何百人もの一般市民が避難していた学校がまたひとつ意図的に標的にされたという、事実は事実である。」


 #ハワード・ベケット:夜明けのイスラエルによるアル・タビイン学校の虐殺で使用されたUSA製ミサイルは、摂氏7000度に達する高熱だとみなされる。文字通り、犠牲者の遺体を燃焼する結果となった。ネタニヤフは極悪非道な人だ。それはジェノサイド。今すぐ武器禁輸を。

タビイン学校の早朝の礼拝者に対するイスラエルの虐殺で殺害された人たちのカウントの仕方:遺体のなごりとなるもの70キロを1人とする(駐日パレスチナ常駐総代表部)

 

#スーダンにはゴールドがある。コンゴにはコバルトがある。ハイチには石灰岩がある。アフガニスタンには銅がある。西パプアには原油がある。なんらかのジェノサイドの形態をこうむる、あるいは激しい苦痛を経験している国はどこも、西側消費資本主義の支配的帝国集団の目には魅力的に映る。

 

 

「人びとの断片」:ガザの学校へのイスラエルの攻撃で100人以上が殺害される、遺体は判別不能なほど損なわれる

デモクラシーナウ!AUGUST 12, 2024

ガザの公式の死者数は現在4万人に満たない状態にあるが、実際の犠牲者の数は行方不明(安否不明)の数千人にも上る死者でおそらくはるかに多くなるはず。イスラエルは土曜日、これまでで最も破壊的な攻撃のひとつ、何千人もパレスチナ人が避難していたガザシティのアル・タビイン学校を爆撃した。ガザ当局によると、この攻撃で100人以上のパレスチナ人が殺害され、その多くは学校内のモスクで祈りを捧げていた。死者の多くは見分けがつかないほどばらばらにされるか破壊されており、伝えられるところでは医療従事者がビニール袋に遺体の一部を回収した。CNNはアメリカ製GBU-39小径爆弾がこの空襲に使用されたことを確認しており、その結果「100人以上がばらばらになった」とガザのパレスチナ人ジャーナリスト、シュルーク・アイラは言う。「わたしがばらばらと言うのは、誰も愛する人の完全な遺体がわからなかったからです。」

 

番組司会者エイミー・グッドマン:ガザ保健省によると、過去48時間にイスラエルのガザ攻撃でパレスチナ人142人が殺害されました。パレスチナ中央統計局の数字は、昨年10月以降イスラエル軍はガザ地区の住民の1.8%を殺害しており、その犠牲者の75%が30歳以下だったことを明らかにします。

 

タビイン学校の爆撃は、国連人権高等弁務官事務所が「学校への意図的な攻撃」と呼ぶものの最新の攻撃であり、7月4日以降だけでも避難所として機能している各学校へのイスラエルの攻撃は少なくとも21回に上ります。タビイン学校の致命的な爆撃はまた、バイデン政権がアメリカの武器と軍事装備を買ってもらうためにイスラエルに35億ドルの追加提供の準備をしていることを議会に通知した2日後に起こりました。

 

一方、日曜早朝にイスラエル軍がさらなる避難命令を出した後、以前いわゆる人道的ゾーンと指定された一部を含む、南部の都市ハンユニスから数万人のパレスチナ人が逃げ去ることを余儀なくされ、歩道や路上で眠ることを強いられています。ガザの人口230万人の大半が、たいてい複数回、退去させられ強制移住させられています。ハンユニスは今年初めのイスラエルの空軍と地上軍の軍事攻勢の間にすでに広範囲に破壊を被ってきています。

 

ここからはパレスチナ人ジャーナリスト、シュルーク・アイラに加わってもらいます。彼女はガザでAin Mediaを取り仕切っており、今日はデイル・アル・バラのアル・アクサ病院の外からわたしたちの仲間に加わってくれます。

シュルーク、土曜のイスラエルの学校とモスクへの攻撃について話してもらえますか?

 

シュルーク・アイラ:はい、エイミー。
学校が標的になったというひどくつらいニュースでわたしたちは目が覚めました。学校にはガザシティやガザシティ北部から追い立てられたほぼ600人が避難していました。なお、この学校で避難所を得ようとした人たちは学校が安全な場だと考える、それはとんでもない。そしてこの攻撃です。イスラエル戦闘機は3発のロケット弾で学校を攻撃し、ばらばらの100人以上が残されました。攻撃はアル・ハジャの祈りの最中に起きました。それは朝の5時です。大部分が避難民の、この祈りを捧げる人びとはモスクに残ってコーランを朗読することにしました、そして虐殺が起こりました。

 

エイミー・グッドマン:そこはハマスの本部のようなものだったとイスラエルは言っています。学校の標的だと申し立てられるイスラエル軍によって提供されたリストには前の攻撃で殺害された個人やハマスに反対する市民が含まれると、日曜、Euro-Med Human Rights Monitorは伝えました。

 

シュルーク・アイラ:ひどい攻撃のたびにわたしたちはイスラエル側から同じ話を聞かされています。この大規模攻撃の背後にはハマスがいるという話です。でも要するに映像になると、犠牲者や名前を深く見ていくと、罪のない人びと、おまけにほとんどが子どもや女性であることがわかります。ですから、これは通常の典型です。

ガザ地区南部に話を転じるなら過去2週間にイスラエル軍はラファ領域、ハンユニス領域、アル・バラ領域、そしてヌセイラトにも複数の避難命令を出しました。そしてまた北部でも毎日のようにたくさんの避難命令を出しました。仮設テントを据えつける場所を見つけるために、水、トイレ、必需品の利用方法を見つけるために、苦しんでいるのを想像してみてください。そしてやがては即時避難命令でそれが終わりになるのを。そしてそのようなときにあなたにできるのはただ逃げること、時間とお金をかけて苦労して集めた必需品を残して家族と一緒に安全を求めて急いで逃げ出すことだけです。15回も避難させられた人びとをわたしは知っています。

 

エイミー・グッドマン:停戦交渉が再開される可能性を伝える最新ニュースについてはどうですか?交渉は再開されるでしょうか?また、あなたのいるガザの現地の人びとの反応についてはどのようにお考えですか?

シュルーク・アイラ:戦地では決してそんなことにならないのに、和平や停戦協議の話を聞くたびに最後にはきっとうまくいくと希望を抱きます。でも、おわかりの通り、ここの人びとは疲れ果てています、すぐに終わるだろうとのわずかな希望にしがみつきます。ハマス指導者の後任が任命された後、この選択肢に賛成か反対かに関わらず、人びとはそれでもこの変化が戦地に停戦をもたらす結果に報いてくれることを期待しています。

 エイミー・グッドマン:パレスチナ人ジャーナリストの殺害についても聞きたいと思います。「press」とはっきりある記者の防弾ベストをつけて立っているあなたにこれを聞くのは心苦しいです。イスラエルは金曜にパレスチナTVのジャーナリスト、タミム・ムアルマのハンユニスの自宅を爆撃して妻と二人の子どもといっしょに彼を殺害しました。アルアクサTVのジャーナリスト、アブドラ・アル・スーシーの自宅への別の空爆で彼とふたりの甥を殺害しました。これは7月31日のアルジャジーラ・アラビアのジャーナリスト、イスマイル・アル・グールとカメラマンのラミ・アル・リフィの殺害に続いて起こります。あなたの夫、ジャーナリストのロシュディ・サラージは10月にイスラエルの空爆で殺害されました。ガザにおけるジャーナリストの最近の殺害については現時点で100人を優に超えています。

シュルーク・アイラ:保健省によると、160人以上のジャーナリストが殺害されています。そのほとんどがイスラエル軍によって直撃されました。率直に言って、わたしは撮影や取材に行くときはいつでも記者のベストを着たくはありません、というのはこのベストは脅威を与えるものだと思うようになったからです、「press」とあるせいでわたしたちは標的にされると。それは決してわたしたちを守ってくれません。わたしだけではない。わたしたちジャーナリスト全員が同じ気持ちで、あとを襲われ、脅され、攻撃されることにうんざりしている気持ちを共有しています。
わたしたちがしているのは、メディアの前でのように、この虐殺すべてを画面上で上映しているだけです。ともかくも、この報道の間中ずっとわたしたちの仲間に加わる外国人ジャーナリストの参入を必要としているとわたしは感じています。たぶん彼らは、これまでわたしたちが伝えなかったことをライブで伝える言葉を持っているかもしれません、他の人の口から現実を聞くのは説得力があり健全です。これまでほぼ10ヶ月以上もずっとわたしたちは画面上で虐殺されてきたのに、現場(戦場)では何も起こっていない。ますます多くのジャーナリストがあとを襲われ、攻撃されるばかりです。それには街頭にいる人びとも加わると言っていい。彼らはともかくもわたしたちが脅威だと感じており、カメラを持っていたり記者ベストを着用してたりするので通り過ぎるのを恐れています。
ここに到着し、もっと取材し、戦争の撮影でわたしたちを助けるために外国人ジャーナリストに接近できるようメディアにもっとプレッシャーをかける必要があると思います。

https://www.democracynow.org/2024/8/12/shrouq_aila_gaza_al_tabaeen_school?utm_source=Democracy+Now%21&utm_campaign=77c6eac3a1-Daily_Digest_COPY_01&utm_medium=email&utm_term=0_fa2346a853-77c6eac3a1-190327541

 

画像:未だかつて見たことない破壊力の猛威
昨年10月以降、イスラエルは、第二次世界大戦最中のロンドン、ヒロシマ、ドレスデンの空襲(爆撃)の総量よりはるかに多い爆弾をガザに投下した
これまでに7万トン!