ナミビアのマジックとハーシュのスクープ
イラクについての報道はここんところシーア派対スンニ派の争い、なぜイラク人は互いに憎み合うのか?といった論調が目立って多くなっている一方で、シーモア・ハーシュが、またまた彼の独壇場であるスクープをニューヨーカー誌でやりました。イラクでの目を覆う襲撃に変化があるのは、ブッシュアメリカと兄弟の契りを交わしているサウジアラビアからの、チェイニーを直ちに寄こせ!スンニ派に金を流せ!との脅しによるものとの別の報道もあります。
米国の財源はアルカイダにつながる暴力的なグループ一極にひそかに集められる:シーモア・ハーシュ
暴力的なスンニ派グループに資金を供給することで中東(厳密に言えばイラン政府とレバノンのヒズボラ)でのシーア派の影響力の増大を食い止めたいブッシュ政権による骨折りを含め、ニューヨーカー誌のコラムニスト、シーモア・ハーシュが最新号(3月号)の記事の、「最も議論を呼ぶユニークな本領」を述べる。
「シーア派の広まりあるいはシーア派の影響力を止めたい」中東での秘密工作のために、米国は「立法府(議会)の許可を得ないで、議会の監視なしに、相当量の金を注ぎ込んできている」とハーシュは述べる。これらの財源は「アルカイダとつながりがある」が「ヒズボラと対決したい」スンニ派ジハードグループの手に渡ることになるとハーシュは言う。
ハーシュは明確な言葉で彼のスクープを要約した:「率直に言って私たちは、この大統領が現に自分の大統領特権を絶対的極限まで行使しようと決心して、秘密工作を実施し、議会の許可を得てない金を使って、9.11を行ったと同じ人たちが掛かり合うグループを遠回しに支援する、という事態にある。」
「ついでながら、このすべてが議会によって調査されるべきである、そしてそうなると私は信じる。アメリカの議会メンバーに話すと、彼らはこれについてなにも知らないと非常に狼狽する。そして非常に多くの嫌疑をかける。」と付け加える。
写真はマジックナミビアです。セレブたちが惹かれるナミビアとはどういう国なのか。あそこにはすごい砂漠があるんですね。先日、アカデミーで主演男優賞をゲットした「ラストキングオブスコットランド」を見てきました。ストーリーもおもしろくできていました。この監督はドキュメンタリーが本領なんですね。裏切りに対するアミン大統領の拷問、胸のスキンだけを吊るし上げるシーンはすごいです。アフリカにはまだまだ題材があるということなんでしょうか。今年はいろいろアフリカが見れそうです。
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