見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

May 09, 2007

リバーベンドがバグダッドを去る



バグダッドから発進するブログ「Baghdad Burning」の作者、二十代の女性と言われるリバーベンドの一家が、いよいよバグダッドから脱出するそうなんです。とりあえず出国する先はシリアかヨルダンしかないということで、国境で追い返されることも十分ある、命がけの賭けであるのと、通過したその先の国でいったいなにをするというのか?捨て去っていくもののあまりの大きさに不公平、理不尽と感じる、そのすべてを飲み込んでしまう時を迎えているということなんです。

隔離のための万里の長城(リバーベンドの日記 26 April 2007)
現行のイラク政府がアメリカ人の支援とガイダンスでもって建設している壁は、隔離のための万里の長城である。壁が崩壊する前のベルリンや現在のパレスチナのように、今こそアメリカにとっては物理的に分割して征服する時になった。このようにして彼らは「シーア派地区」からスンニ派を、「スンニ派地区」からシーア派を追い出し続けることができるというわけだ。
戦争を支持するイラク人たちは、彼らの宗教的に偏向した派閥政党がこのスンニ・シーアの抗争を煽っているということを信じようとしない。今のこの状況が戦争と占領によって起こされた直接の結果であることを彼らは認めようとしない。安全な場所に身を置く彼らは外国のメディアに向かってイラクの歴史について饒舌に語り、スンニとシーアがいつも争いあってきたかのようにまことしやかに説明しているけれど、私にはそれが許せない。祖国を捨てて何十年もたつ一握りの国外居住者がイラクに実際に住んでいる人々よりずっとよくわかっているふりをしていることに私は我慢がならない。
戦争の前の、どこにだって住むことができたバグダッドのことを私は憶えている。隣人の宗派がなんであるかなんて知らなかったし、そんなことを誰も気にしなかった。でも、私たちの生命は現在そんなつまらないことのために振り回されている。私たちの生存は、尋問で止めたり、夜中に家捜ししたりする、覆面の男たちのグループによって、宗派を隠したり、はっきりさせたりすることで、決まってしまうのだ。

ちなみにイラク政治の専門家、東京外語大大学院教授 酒井啓子さんによると、今のイラクは革命後の恐怖政治だということ。そしてまた「シーア派vsスンニ派」報道はあまりにも単純すぎる。「アメリカにしても国際社会にしても、イラクで混乱してるのは宗派対立だと思ってきたでしょ。でも今はどちらかというと、革命政権の中の派閥抗争、つまりシーア派内部の対立が一番問題になっているんです。今の革命政権はシーア派だけど、シーア派だという以上にむしろイスラーム主義を掲げる勢力です。」(SIGHT リベラルに世界を読む SPRING 2007の記事より抜粋)

上の写真は、今日あたり退陣を発表するはずのイギリスのトニー・ブレア首相です。3年前のまだまだ勢いのある頃のブレアと、ボノとのツーショットです。
1997〜2001年のノリに乗った前進期にはすばらしいアーティストたちがダウニング街を訪れていました。すごい!ですね。
Sting
Elton John
Bono
David Bowie
Bob Geldof
Mick Hucknall
Lord Attenborough
Joan Collins
Dame Judi Dench
Cilla Black
John Birt
Sir Richard Branson
Delia Smith
Stephen Fry
Kevin Keegan
Source: Downing Street list of guests at Chequers between 1997 and 2001

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