現在と未来の世代に教えねばならない
米下院が30日の本会議で、従軍慰安婦問題に関する対日謝罪要求決議案を採択した。決議に法的拘束力はないものの、民主党の「小沢を取るか安倍を取るか」の選挙だと自ら国民に訴えかけておきながら、大敗したのに続投を早々に決めていた安倍晋三首相にとっては大きな打撃に違いない。これまた自信を持って進める日米同盟に悪い影響がでる可能性もある。
決議の採決は発声投票で実施され、出席議員から「異議」は出ず、全会一致に近い形で採択された。
ところでこの「慰安婦決議」の要旨についてご存じでしたか。
米下院が30日に採択した対日謝罪要求決議の要旨は以下の通りです。(時事通信)
1、日本政府は1930年代および第二次大戦中、帝国軍の性的奴隷とする目的で若い女性を手に入れるよう正式に指示した。
1、その残忍性・重大性において前例がないと思われる慰安婦制度は20世紀最大の人身売買事件の一つである。
1、日本の教科書の一部は慰安婦の悲劇や他の戦争犯罪を軽視しようとしている。
1、日本の官民双方の関係者は最近、93年の河野官房長官談話を弱めようとの意思を表明した。
1、日本帝国軍がアジア・太平洋の島々で性的奴隷となるよう若い女性に強制したことに対し、日本政府は明確かつあいまいさの残らない形で公式に事実を認め、謝罪し、歴史的な責任を受け入れるべきである。
1、首相が公の声明として謝罪すれば、これまでの声明の誠意に関して繰り返される疑問の解決に役立つだろう。
1、日本政府は性的奴隷・慰安婦の売買の存在を否定するいかなる主張に対しても明確かつ公に反論しなければならない。
1、日本政府は慰安婦に関する国際社会の勧告に従いながら、現在と未来の世代を教育しなければならない。
1、日米同盟はアジア太平洋地域の平和と安定の礎だ。
上の写真は、記事とはまったく関連のないわがやのボクサー犬です。彼のタンは幅広で変わった形のせいか、よく人の視線にとまります。暑いと、くるくるっと丸まって、この写真のときはまだまだですが、ひどいときには丸まったタンが喉を締めつけて呼吸できなくさせます。そうなると死んじゃうので、これを聞いてからは、朝早起きして運動に連れ出すようにしています。今朝は公園に落ちていたサッカーボールを夢中になって追いかけて、いい運動になりました。まだ涼しかったしな。
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