見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2007/08/02

イスラエルをアリゾナに移すのには賛成



アーロン・ルッソなる人物ご存じですか。7月28日、アメリカのCBSで彼の恐るべき内容の映画「America: Freedom to Fascism 」がオンエアーされました。以下のサイトの番組予告編でどんな内容かチェックすることができます。
http://www.freedomtofascism.com/
アーロン・ルッソは、映画「ローズ」や「大逆転」でプロデューサー業もやっており、アカデミー賞にノミネートされたことがあります。2004年の大統領選では予備選で敗れましたが自由党という党の候補者で出ており、90年代終わりにはネバダ州知事選に出馬もしています。ネット上で公開されたプリズン・プラネットのアレックス・ジョーンズに、友人であるニック・ロックフェラーとの会話について語ったインタヴューの一部をTUPという反戦翻訳家集団が訳しており、ギョっとする内容に驚かされます。でもアメリカではなんだってありなのが911以降はっきりくっきりしましたから、「ああ、やっぱり」という反応のほうが多いのかもしれません。
2007年1月29日のプリズン・プラネットのインタヴューのヴィデオ映像とそれを聞き取り翻訳したTUPの記事は以下のURLにあります。
http://prisonplanet.com/articles/january2007/290107rockefellergoal.htm
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/745

ニック・ロックフェラーがルッソに話したことのなかに、911が起こる11ヶ月前に「これからあることが起こる。そのせいでわれわれ(アメリカ)はアフガニスタンを侵略してカスピ海から石油パイプラインを引き、イラクを侵略して油田を確保する、そうして中東に米軍基地を築き、あの地域を新世界秩序に取り込む。それからベネズエラのチャベスをやっつける。」というのがあります。
弁護士でもあるニック・ロックフェラーが911の11ヶ月前に「対テロ戦争になる」とも言っていたというのです。「永遠に続く、敵が存在しない戦争。だから勝者も特定できない」んだと。
これに対し、ルッソは、この対テロ戦争というのは詐欺だ。茶番だ。これを声に出して言うのは容易なことではない。みんな怖気づくからだ。連中にキチガイ扱いされる。でも真実は暴露されねばならない。だからこのインタヴューを受けていると話しています。「対テロ戦争を始めさせた911の真実を把握しなければ、この対テロ戦争は絶対に理解できない。」
ロックフェラーがやんわりとルッソを自分側に引き入れようとリクルートしたいきさつのなかで、「一般市民が何だと言うのか?なぜ、あんな連中のことを心配するのか?残りの人間らには、何の意味もない」とロックフェラーは言い、最終的には国民にチップを埋め込んで社会全体を支配するのが目的だと教えている。
またウーマンリブ運動には、女性にも課税できることと母親が働きに出ることで子供の教育を国が一手に引き受けることができることで、ロックフェラー財団が資金提供したこと。この話のときにプリズン・プラネットのアレックス・ジョーンズがフェミニストの象徴的存在のジャーナリスト、グロリア・スタイナムが創刊し最初の発行人だった「Ms.」誌に、CIAが資金提供していたのを認めたことについて言及しています。

すべてこの世界はエリートのためのものであり、その他残りの人々は彼らに奉仕するためだけに生きているという考え方で、いろいろなできごとが引き起こされているとしたら、ほとんどのことが納得いくかもしれません。ロックフェラーがふれてることで、世界人口を減らすという話があります。
「世界中に人間が多すぎるという話をしました。彼らは、世界の人口を半減させなければいけないと考えていました。」
「そしてある時彼は、イスラエルとパレスチナの問題解決がとても厄介だと言い、イスラエルをアリゾナに持ってくるというのはどうかと思ったことがあると言いました。イスラエルの全国民に100万ドル与えて移住させアリゾナ州にイスラエルを作るというんです。」

そもそもあそこにイスラエルを作るとイギリス人を中心に決めたことがこんな悲劇を起こしているのですから、どうぞアリゾナなりアメリカ合衆国内に持って行ってください、と思いますけどね。実際にイスラエルのロビイストが動かしてる部分も相当なものだそうだから、今でもアメリカの州のようなもの。だったら米国内に移してよ、そうしたら中東は安定します。都合よくテロと呼ばれる抵抗運動はそもそも彼の地にふんぞり返るイスラエルのせいで起きているのですから。

最後にアーロン・ルッソは、「兵士たちがオサマ・ビンラディンを追って洞窟を探し回るとニックが話していたことは言いましたよね」とだめ押しして、「ペテンですよ。全部がヤラセで、詐欺行為」と言って、このインタヴューを終えている。

写真は、いまライス長官がアラブ諸国に大量の最新鋭武器を売却する理由を説明し了承させるのにイスラエルを訪問中で、友好と歓迎を意味するフラッグ。そしてニック・ノルティの隣がアーロン・ルッソ、彼はガンの病気だそうです。