見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

May 09, 2008

カンヌ2008



61回目となるカンヌ映画祭が今年も5月14日から開幕する。オープニング作品は4月30日コンペティション部門で追加発表された3本のうちの一本、ブラジルのフェルナンド・メイレレス監督の「ブラインドネス」だ。
この映画は住人が次々と視力を失う街を描いたサスペンスで、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、ダニー・グローヴァーらが出演している。フェルナンド・メイレレスはアカデミー賞にノミネートされた「シティ・オブ・ゴッド」や「ナイロビの蜂」の監督だし、「コラテラル」や「ゾディアック」で印象的だったマーク・ラファロも変に惹かれる役者なので楽しみである。
他にも見所は多い。計20本のコンペティション部門の出品作品には、クリント・イーストウッドのサスペンス「Changeling」、スティーヴン・ソダーバーグのエルネスト・チェ・ゲバラの人生と彼が生きた時代を描いた「Che」がある。ゲバラの映画は2部構成で上映時間4時間の大作。主演はソダーバーグの2000年のヒット作「トラフィック」にも出演しているベニチオ・デル・トロだ。彼もまた魅力的な役者だ。
そしてコンペ部門にはカンヌ常連のウッディ・アレン作品、スペインを舞台にした「Vicky Cristina Barcelona」も含まれる。出演者はペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、そしてハビエル・バルデムだ。
さらに、エミール・クストリッツァがディエゴ・マラドーナを描いた作品「マラドーナ」を、ジェームズ・トバックがマイク・タイソンを描いた作品を出品する。
おまけに今年のカンヌの審査委員長は俳優のショーン・ペンなのだ。

◇これが「ウンザウンザ・ミュージック」だ!
「アンダーグラウンド」や「黒猫・白猫」などで映画界に衝撃をあたえ、世界3大映画祭を制した異色の映画監督エミール・クストリッツァが率いるバンドがノー・スモーキング・オーケストラ。彼らは旧ユーゴスラビアの共産主義に異議を唱え、警察の検閲などにあいながらも、体制に埋没することなく活動を続けてきた。いまや彼ら独自の音楽「Unza Unza(ウンザウンザ)・ミュージック」を引っさげ、フランス、イタリア、ドイツなどヨーロッパで絶大な人気を誇り、世界90カ国、500を超えるライブで「ミラクル」な大成功をおさめている。ボーカルのドクトル・ネレ・カライチによれば、「ウンザウンザ・ミュージック」とはバルカン諸国を発祥とした四分の二拍子に凝縮された「レゲエ以降に生まれた最も重要な音楽」ということで、独特のアップテンポの2ビートに乗せたジャズ、ラテン、スカ、ハードロック、そしてジプシーミュージックなどのすべてを混ぜ込んだロックサウンド。旧体勢に拳を振り上げ、無秩序に拡大を続けるグローバリゼーションに警鐘を鳴らす、彼らのライブがついに日本にやってくる。
2008年6月26日(木)開場18:00 開演19:00 東京ドームシティ内 JCBホールにて(チケット発売中)

◇ノー・スモーキング・オーケストラ
現リーダーのネレ・カライチが結成したバンド「ザブランイェノ・プシェニェ」から始まった。当時、彼らは音楽界における「新プリミティブ主義」の旗手となる。新プリミティブ主義とは、ポスト・チトー政権体制の時代に誕生した文化における反体制ムーブメントだった。
検閲やらなにやらでどん底状態にあったバンドに映画監督のエミール・クストリッツァが加わるのは1986年、彼が映画「パパは、出張中!」でカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した翌年だった。新メンバーとともに3枚目のアルバムを発表、エミール・クストリッツァがその中の一曲のミュージックヴィデオを撮影するが、当時の彼の名声をもってしても、映像はユーゴの国で一度も放映されることはなかった。
1994年、バンドは活動の拠点をベオグラードへ移して「ノー・スモーキング・オーケストラ」と改名する。
メンバー編成は、ボーカル、ギター、アコーデオン、ベース、バイオリン、チューバ、ドラム、サックスの11人。1998年には、エミール・クストリッツア監督の「黒猫・白猫」(ヴェネチア映画祭銀獅子賞受賞)の映画音楽を担当する。
1999年以降、バンド名を正式に「エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラ」とし、定期的に海外ツアーを行って複数のアルバムをレコーディングする。2001年のアルバム「ウンザ・ウンザ・タイム」が世界的に話題を集めて一躍注目を集めることになった。

写真は、エミール・クストリッツァのディエゴ・マラドーナを描いた作品「マラドーナ」の公式サイトよりいただきました。監督とマラドーナ、そしてマラドーナの右腕のタトゥーはチェ・ゲバラです。
写真はクリックすると拡大版で見ることができます。

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