見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/08/07

ブルース・アイヴィンズはでっちあげか


◇炭疽菌事件「自殺博士の単独犯行」
2001年秋、アメリカで炭疽菌を入れた封筒が政府機関などに送られ5人が死亡した事件で、アメリカ司法当局は6日会見し、メリーランド州にある軍の医学研究所に勤務し、先月末に自殺したブルース・アイヴィンズ博士による単独犯行と結論付けました。そして起訴はせず捜査を打ち切る方針を明らかにしました。
「博士が使っていたフラスコには、犯行に使われた炭疽菌がついていた。その炭疽菌はアイヴィンズ博士自身が作ったものだった」(アメリカ司法省・テイラー検事)
当局は、アイヴィンズ博士が、関わっていた炭疽菌ワクチンの開発に絡み犯行に及んだと見ています。しかしアイヴィンズ氏の弁護士は無罪を主張。自殺も当局の圧力によるものだとしており、会見では捜査の進め方にも質問が及びました。
「捜査員は、プロ意識と責任を持ち、アイヴィンズ氏や家族を尊重しながら捜査を進めた」(アメリカ司法省・テイラー検事)
アメリカ全土を震撼させた事件は、7年という時間を費やしながらも、具体的な真相が明らかにされず、捜査のあり方にも疑問を残す形で幕を閉じることになりました。
(TBS NEWS 2008年8月6日)

◇炭疽菌容疑者に対する証拠は主として情況証拠
ブルース・アイヴィンズ博士を2001年の炭疽菌攻撃に関連づけるFBI捜査官によって寄せ集められる証拠は主として状況証拠だとニューヨークタイムズ紙が報じます。アイヴィンズは、5人殺害した炭疽菌入り手紙攻撃で彼が起訴されるらしいと聞いた後、先週自殺した軍の科学者です。

◇元FBI職員:ホワイトハウスはアルカイダに炭疽菌の責任を負わせたがった
一方、それがアルカイダによる第二波の襲撃だと立証しろと、2001年の炭疽菌攻撃直後の時期にホワイトハウス当局者らが繰り返しFBI長官ロバート・ミュラーに圧力をかけたとニューヨークデイリーニューズ紙は報じます。引退したFBI職員は新聞にこう語りました。「彼らは実際に中東の誰かに責任を負わせたがった。」

◇炭疽菌ミステリー:政府が死んだ軍の科学者に2001年の攻撃の罪でぬれぎぬを着せたかどうかについて疑いが持ち上がる
2001年10月の炭疽菌入り手紙事件でFBIの第一容疑者が状況証拠から自殺で先週死にました。ブルース・アイヴィンズは政府のエリート科学者でした。炭疽菌の軍事使用では米国トップのエキスパートの中に彼は入りました。ですが、彼の同僚の多くがFBIの主張には強度の懐疑を表してきています。
(以上、デモクラシーナウ!2008年8月4日のヘッドライン)

写真は、6日朝、北京市北部のオリンピックのメイン会場「鳥の巣」付近に掲げられたチベット独立を支持する「フリーチベット」の垂れ幕。これで英国、米国籍の男女4人が警察当局に連行された。新華社電によると、4人は国外退去を命じられている。
AP通信などによると、男性2人が国家体育場(鳥の巣)南側の立体交差そばにある電柱によじ登り、北京五輪のスローガン「一つの世界、一つの夢」に「フリーチベット(チベットに自由を)」と書き加えた垂れ幕2枚を10分ほど掲げた。
(東京新聞 2008年8月7日)