見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2009/01/31

EUがハマスを受け入れるきざし


◇ヨルダン川西岸のイスラエル入植地2008年に57%増

ミッチェル中東特使が到着する何時間も前、占領されたヨルダン川西岸におけるイスラエル入植地の活発な動きがまた連続して増えていることを示す報告書をイスラエルの団体ピースナウが発表しました。57%増の1200以上の新築が2008年に建てられました。

ピースナウのヤリーヴ・オッペンハイマー:「目下の入植地の拡大、目下の違法な辺境の植民地(前哨地点)の拡大を、私たちは検分できます。入植地街区ばかりか西岸の中心にある小さな孤立した入植地と、建造物が西岸全域なのを私たちは検分できます。」

国際法廷はイスラエルの入植地全部が違法であると裁定してきています。2001年ミッチェルは、イスラエルの全入植地拡大に対して凍結を求める、「ロードマップ」の基礎となった米国の委員会を率いました。

◇EUはハマスを容認する用意ができてると信号を送る

この間、欧州連合当局はアメリカ支援のハマスに対するボイコットをEUが破るかもしれないのを初めて示してきています。もしハマスが二つの国家の解決策を受け入れるのであれば、ハマスを含めるパレスチナ統一政府とEUは交渉すると、エルサレムでの演説でハビエル・ソラナEU外交政策議長は言いました。

ハビエル・ソラナ:「アラブの平和発議権であるアラブ連合によって率先して行われる非常に重要な発議権の関係において共存できる、あれほど多くの人びとにとって死に物狂いの二つの国家、同時にいっしょに生きられる二つの国家を、なんとか手に入れようと努力し続ける人たちのチームでなければなりません。もちろん、それに向かって働くことのできる人たちは助けられ支援される必要があります。」

新たなスタンスはイスラエルとアメリカから分離することになり、ハマスにもイスラエルの存在権を認め、暴力による脅しと縁を切るよう要求しています。けれど、イスラエルはパレスチナ人のために同じ条件を採用するのを拒否してきています。

◇ハマス当局:「私たちは1967年の境界の状態を受け入れる」

1967年の境界内のパレスチナ国家を受け入れるつもりだとハマス当局者が繰り返し続けるとき、ソラナのコメントが出ます。AP通信とのインタヴューでハマスのスポークスマン、ガージ・ハマドは「私たちは国際社会の一員になりたい。ハマスには目下、ガザの危機の数を増やすことや世界を刺激することに関心はないと考える」と言いました。ハマドは続けました、「1967年の境界の状態を私たちは受け入れます。私たちはイスラエルを破壊しようなどと考えていません。」

◇スリランカの戦闘で25万人が困難な立場に追い込まれる

スリランカではスリランカ軍とタミール人反政府勢力との衝突で25万人の一般市民が困難な立場に追い込まれると国連が警告しています。先週を通じて300人が殺されてきているエスカレーションする戦闘の真っ最中に一般市民が身を逃れています。他に1000人が負傷すると報告されてきています。政府の宣言する「安全地帯」に対する攻撃を含め、国連は週末にわたる無差別爆撃でスリランカ政府を非難してきています。

◇イラクが地方選を行う

イラクでは、今週末の地方選挙より早く数万人が期日前の票を投じてきています。2005年以来、初のイラクの全国参政権です。

◇イラクはブラックウォーター社の認可を更新しない

もうひとつイラクのニュースで、民間軍事会社ブラックウォーターワイルドワイドの軍事行動を取る認可を更新するのを拒否するとイラク政府は発表してきています。また悪行で起訴されるブラックウォーターの護衛が他の会社で働くのを許すつもりもないとイラクは言います。イラクとアメリカの当局者が民間の請負人に適用される新たな規約ひとそろいを終えしだい、ブラックウォーターはイラクを出るよう命じられると内務省のスポークスマンは言いました。国務省はアメリカの職員と軍事施設を護衛するためブラックウォーターを雇います。2007年、ブラックウォーターの護衛はバグダッドの二スール広場で挑発されたわけでない正統な理由のない皆殺しで17人のイラク人一般市民を殺しました。

◇政権がイランに書簡を起草する

オバマ政権がイラン政府に関係改善を申し出る書簡を起草しているとロンドンのガーディアン紙が報じています。手紙には、アメリカは彼らの政権を転覆しようとしていないのをイラン指導者らに請け合うとありました。

◇1953年のクーデター、旅客機攻撃についてイランがアメリカの謝罪を要求

過去の行動を謝罪するなら、イランはアメリカとの会談を快く受け入れるつもりだとイランのマフムード・アフマディネジャドが言ったときニュースが届きます。アフマディネジャドはイランの国家主義的な政権を転覆する1953年のアメリカ支援のクーデターと、1988年のイラン旅客機撃墜について謝罪するようホワイトハウスに求めました。

◇CIAのアルジェリア支局長が2人の女性のレイプで起訴される

アルジェリアのCIA支局長が2人のモスリム女性を飲み物にクスリを混ぜて飲ませレイプしたかどで調査中です。ABCニュースによると、レイプとやらが生じる前に彼女たちの飲み物に気絶させられる強烈なクスリを加えたと二人のアルジェリア人女性が自主的にアンドリュー・ウォーレンを訴えました。10月に申し立てがあった後、ウォーレンはアメリカに呼び戻されました。

◇拷問の犯罪訴追手続きはないとの断言をホルダーは否定する

エリック・ホルダーの司法長官指名を上院司法委員会が承認しており、上院本会議の採決に送られます。拷問に関連づけられるブッシュ政権の当局者らを訴追しないと共和党議員に告げたとの報道をホルダーが否定するとき、票決に付されました。ミズーリーのクリストファー・ボンド上院議員はホルダーが彼に確約を与えたとワシントンタイムズに語りました。またボンドは、アメリカ市民をスパイする無線電話に掛かり合う遠距離通信会社のために効力がさかのぼる責任免除を無効にしようと努力はしないとホルダーが彼に告げたと言いました。ホルダーの補佐官はボンドの主張を否定しています。

◇2008年は組合員が増加した

労働者階級のニュースでは、組合に属するアメリカ人労働者の割合が何年ものあいだで初めて上昇しています。労働統計局は、労働者の数1610万人に対し、組合に加入する労働者の数が42万8千人にまで増えたと言います。

(以上、デモクラシーナウ!2009年1月29日ヘッドライン)

◇イラク北部ティクリートでブッシュに投げた靴の像の除幕式

イラクの首都バグダッドでブッシュ前米大統領が昨年12月14日開いた記者会見でイラク人のテレビ記者が暴言を浴びせ、靴を投げて逮捕された事件に関連し、同国北部ティクリートで29日、この記者の行動をたたえ、彼が用いた「靴の像」の除幕式が催された。

像は故フセイン元大統領の故郷でもあるティクリートの孤児施設に飾られたもで、コンクリートの土台があり、全体の高さは3.5メートル。靴は長さ2.5メートル、幅1.5メートルとなっている。材料はファイバーグラスに銅。

イラクの彫刻家が制作、孤児たちも手伝った。制作費は5000米ドル(約45万円)。孤児施設の責任者は「像はジャーナリストによる英雄行為を思い出すための次世代への贈り物」、「孤児たちはブッシュ(前大統領)の戦争の犠牲者だ」などと語った。

靴を投げて、外国賓客に対する暴行の罪などで起訴されたたムンタゼル・ザイディ記者の裁判は中断したまま。ただ、同記者への同情論はブッシュ前大統領への反発がくすぶる中東諸国で根強い。記者は、有罪が確定した場合、最長で15年の禁固刑が科される可能性もある。

他人に対し靴を投げるのは、イスラム世界では最大の侮辱行為とされる。

(CNN 2009年1月30日)