見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

August 08, 2010

バイバイ、血まみれのウリベ



コロンビア、マカレナの大量の墓穴は、実は今年1月末に見つかっていた。(下部にある記事)
今になってメインストリームでニュースに取り上げられたのは、この大量の死体に責任のあるウリベ大統領の任期が8月7日に終わったからだろう。ウリベは任期切れぎりぎりの6日、宿敵、隣国ベネズエラのチャベス大統領を国際刑事裁判所に告訴した。ベネズエラでの左翼ゲリラの活動をチャベスが容認し、人権侵害にあたると言うのだ。
(日経2010年8月9日参考)

◇巨大な穴から2000遺体 軍が市民殺害か コロンビア

サンパウロ:南米コロンビア南部で、巨大な穴に約2千体の遺体が埋められているのが7月下旬に見つかり、コロンビア軍が「ゲリラ」に仕立て殺害した一般市民の遺体である可能性があると波紋を呼んでいる。野党議員や人権団体は、7日に任期を終えるウリベ大統領の責任を追及する構えだ。

地元報道やAFP通信などによると、遺体が見つかったのは首都ボゴタの南方にある町マカレナ。穴の中には2004年から10年までの年を記した板が散らばっていたという。近くの住民は以前から黒い袋に入れられた遺体が軍のヘリコプターで運ばれてくるのを目撃していたという。

コロンビア人権擁護常任委員会の事務局長ハイロ・ラミレス氏は「軍の司令官は、遺体は戦闘で死んだゲリラのものだと説明したが、行方不明になっていた農民や社会的な活動家だった」としている。

2002年に就任したウリベ大統領は、左翼ゲリラの武力制圧を進め、治安を回復したと評価されている。しかし、ゲリラ殺害に対して報奨金を出す制度を設けたために、兵士が報奨金目当てに関係のない若者をゲリラに仕立てて殺害するという行き過ぎた行為が横行したと指摘されている。

野党のコルドバ上院議員は7月末、記者会見でウリベ政権を「我が国の歴史のなかで最も血にぬれた政権」と非難。弁護士でジャーナリストのフェリペ・スレタ氏は今月5日、国会の委員会でウリベ氏の責任について調査するよう告発すると発表した。検察当局は「すべての遺体の身元を確認中だ」としている。

7日に新大統領に就任するサントス氏はウリベ政権で国防相を務めた人物で、新大統領の責任も追及すべきだとの声も出ている。

(朝日新聞 2010年8月8日)

◇コロンビアのマカレナで大量の死体発見

コロンビアの首都ボゴタの南約320kmにあるマカレナで2千体の遺体が発見された。

スペインのプブリコ(Pubkico)紙は、以下のように伝えている。
2005年以来、陸軍はエリート部隊を周辺地域に展開し、地元の墓地裏に無記名で埋めるという命令の下、何百もの死体を遺棄している。
コロンビア人権擁護常任委員会事務局長で法学者のハリオ・ラミレス氏は、数週間前にマカレナ墓地の重大さに気づきはじめた時にイギリス国会議員の代表団を案内した。「私たちが見たのは身の毛が凍るものだった。」とラミレス氏はプブリコに語った。「無数の死体、そして地面の上にはNN (name unknown=身元不明)という碑文と2005年から現在までの日付が入った何百もの白い木製の額だ。」
ラミレス氏は、「陸軍司令官は、私たちにそれらは戦闘で死んだゲリラだと言ったが、地元の人びとは私たちに多数の失踪した社会的指導者、カンペシーノ(農民)、地域の人権擁護者だと語った。」
http://www.publico.es/internacional/288773/aparece/colombia/fosa/comun/cadaveres

また、マイアミのエル・ヌエボ・エラルド(El Nuevo Herald)紙は、以下のように伝えた。
ボゴタの検事局(Fiscalía) の報道担当者は、エル・ヌエボ・エラルドに対して局の技術捜査隊(CTI)からの派遣団がすでに墓地へ行っており、ほんの少しの掘り起こししか行なっていないが、墓地には「多数の」死体の存在が確認されていることを明かした。
身元を明かさないという約束の下、エル・ヌエボ・エラルドの電話インタビューに応じたマカレナの住民は、死体の中には、過去4年間に消息を断った親戚がいるという疑念を示した。彼らは、死体はゲリラのものであるというのを否定して、それを証明する機会を要求した。
コロンビアの検事総局は、3月中旬に第1回目の発掘を行なうという。
http://www.elnuevoherald.com/2010/01/29/640282/hallan-fosa-comun-con-cerca-de.html


墓地のあったマカレナは、2000年の中頃からアメリカの支援を受けた軍事作戦の非常に重要な場所である。この場所で米国政府は、コロンビア陸軍の2004年から06年の「パトリオッタ計画」軍事攻撃を支援し、助言を与えた。そして2007年より今や大部分の米国による支援を指導している新「統合活動」体制の一部である「マカレナ統合整理計画(PCIM)」を後押ししている。

(Plan Colombia and Beyond 28 January 2010 記事の一部要約)
http://www.cipcol.org/?p=1303


△写真はエル・ヌエボ・エラルド紙の報道記事にある大量の墓穴

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