見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2011/02/09

自由は戦う価値のある恵み


◇アルジャジーラのライヴブログ 2月8日
エジプト現地時間

午後12時08分:グーグルの中東事業を統率するWael Ghonimがエジプトの治安部隊によって解放された。DreamTVで彼は自分の厳しい試練についてMona al Shazlyに話しかけた。
そのインタビューをライヴでブログしたツイッターユーザーでジャーナリスト@SultanAlQassemiは、You Tubeのビデオ映像にワエル・ゴニム(Wael Ghonim)の放送の彼の翻訳を見つける。(ビデオはアルジャジーラのこのページで見ることができる)

「ボクは自分の雇い主(グーグル)をだましたのでエジプトの抗議に行けた。ボクは国賊ではない。誰からも何事も必要としていない。ボクはヒーローではない。ただキーボードに慣れていただけで本物のヒーローは現場の人たちだ。ボクはその人たちの名を言えない。これは人々がお互いに向かって反逆者(国賊)の言葉を利用するチャンスだ。ボクは虐待されなかった、投獄され、拉致された。ボクは刑務所で幾人か実に聡明な人々に直面した。彼らは本当にボクらが国賊でよその国のために動いていると考えた。もしボクが国賊だったなら、UAEのボクの家のスイミングプールのそばを離れなかっただろう。なんであれ" Facebook youth(フェイスブック若者) "と呼ばれる者が1月25日その無数の若者に誘いをかけたと彼らに密告された。今述べたことが立派な目的を持つ人々が国賊と見なされる場合だ。」
(続きはメールマガジンNewsFanzineに掲載予定)
http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/07/live-blog-feb-8-egypt-protests

「自由はそのために戦う価値のある恵み」
7日、ワエル・ゴニムがツイッターのアカウントから送ったメッセージ

ホスニ・ムバラク大統領の退陣を求めるデモが続くエジプトで8日、首都カイロをはじめとする国内各地での参加者がデモ開始以来最大規模となった。

カイロのタハリール広場でのデモには、米インターネット検索大手グーグルの幹部ワエル・ゴニム氏も参加した。同氏はフェイスブックのサイトを通じて反体制派に結束を呼びかけ、初回となる前月25日のデモの実現に深く関わった人物。その後12日間にわたり拘束されたあと、7日に解放され、デモに合流した。

群衆はゴニム氏を取り囲み、われわれの英雄だと称賛。同氏が「わたしは英雄ではない。英雄はこの広場に残ってデモを続けているあなた方だ」と叫ぶと、デモ隊は拍手喝采し、涙を流す人も見られた。

デモ隊は、デモの動員に不可欠なツールとなったフェイスブックやツイッターに敬意を表し、両サイトのロゴマークなどを掲げていた。
(引用元:AFP 2011年2月9日)

グーグルの地域マーケティングマネジャーを務めるゴニム氏はオンラインでの抗議活動で役割を果たし、デモ参加者から象徴的リーダーと呼ばれていた。同氏は反政府派リーダー、エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長のウェブサイト立ち上げを支援したほか、他の反体制派にツイッターやフェイスブックなどソーシャルメディアの活用方法を教えた。(引用元:ブルームバーグニュース)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aJLjFUpLfxz8
NNNニュースが演説直後のワエル・ゴニムに直撃インタビューした。
ワエル・ゴニム:「エジプトの人々を誇りに思う。これは市民のパワーによるものだ。リーダーは広場にいる人たちだよ。これは民衆による革命だ。僕は1人の人間にすぎない。国がよくなるなら死んでも構わないと思っている」
また、ゴニム氏は、今後もインターネットを通じた反政府活動を続ける意向を明らかにした。
http://news24.jp/articles/2011/02/08/10175665.html



下の写真がグーグル社のワエル・ゴニム 今は幾分かやつれぎみでもっと突き詰めた表情のぶん精悍に見える