見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2011/06/26

事実を見なくては!


"福島の子ども達を救え小児科医ネットワーク"によると、すでに「子どもたちの体に異常が起きている。鼻血が出る、甲状腺が腫れる、今までにないだるさを訴える、入退院の繰り返しなどである。母親たちが地元の小児科医に受診するが、このくらいの線量(報道では毎時1.5マイクロシーベルト。 実際は3ないし5マイクロシーベルトともっと高いところもある)では、体に放射能を原因とする異常は出ないはずだというのが医師のリアクションだ。母親のストレスが原因で子どもに影響が出ると言われる例も少なくない。だが、とにかく子どもたちには今までにない変化が起こっている。」
山田医師は語る。「子どもたちの体にかつてなかったことが起こっている。低線量の継続被爆は、医療の世界で経験がないことだ。 森永ヒ素ミルクのとき、乳幼児の体にミルクを通じてヒ素が摂取されるということは、新しい医療体験だったけれども、これも新しい医療体験である。ならば私たちは事実をみなければならない。」
山田医師は、マスメディアのインタビューに答え 「福島のものを食べようキャンペーンが地元で起きているが、子どもには福島の野菜を食べさせてはいけない」

(引用元:NPJ通信 シリーズ 原発 NPJ 再び福島へ)
http://www.news-pj.net/genpatsu/2011/0620.html

△チェルノブイリ原発から3キロのプリピャチ住民の初期被ばく症状­として、49%の人たちが事故直後に「金属の味」を感じている。­事故後一週間では、19%の住民が鼻血を経験している。事故の煙をみた人のうちでは、頭痛を感じた:60%、異常な疲労感が:56%、吐き気:44%、のどの痛み:41%、気を失う:9%ーー。
(出典 広河隆一の「暴走する原発」小学館、181、188頁)

◇ジャーナリスト 木下黄太のブログ 「福島第1原発を考えます」

このことについて、まだ、医学的な確認が取れていませんが、確認がとれるのをまっていたら、事態がさらに進行する危険を感じ始めたため、先に書いておきます。

きのう、百人が参加した、松戸の講演会でも、この話が出ました。東葛地区でとくに最近、喉の痛みや、リンパの異常などを訴える子どもたちが多くなっていると言う話です。身体がだるくなる、元気が出ない、風邪でもないのに咳が出る、など。口の中に金属っぽい感覚がすると言う話や、乾燥していないのに顔の皮膚がひりつくという話が出ています。ふだん全く鼻血を出した事のない子どもが、鼻血を出すと言う話も。医療機関に相談するケースが増えていると聞きました。

きょう、「チェルノブイリのかけはし」という団体の野呂代表とも話をしましたが、チェルノブイリでのいろんな活動経験から、低線量の被曝地域の中の方が、初期症状が出やすいと言う認識を話をされます。「東京も、基本的にはチェルノブイリの低線量地域並みに汚染されている」とお話になります。ここの団体の相談会にも、首都圏のお母さんから、かなりの相談が寄せられています。喉の痛みを訴える相談はかなり集中してきている事、子どもの抵抗力が落ちてくる事。鼻血もあるし、粘膜の異常を訴えることもあるそうです。とにかく子どもたちに元気が出ないという話なのです。「福島はチェルノブイリのゾーン1とかゾーン2の移住ゾーンですが、高濃度被曝だから初期症状がチェルノブイリの時の感覚ならまだまだすぐにはわかりにくいですが、低線量の地帯の方が、初期の被曝と見られる症状が、はやくでる」という認識だそうです。重症な身体の不調でなく、軽微だが、異常がおきる症例がはやくおきるということです。

本当はどうなるのかは確実には分かりませんが、ちゃんと分かったときには既に大変な事態なのです。白血病や甲状腺のガンといった明確な状態ではなく、あいまいな免疫系等の初期症状などに繋がるケースは容易に想定されます。ソ連が隠しているかもしれませんが、当時チェルノブイリから130キロのキエフは、被曝被害がほぼないとされ、放射線管理区域にも入っていませんでした。しかし、実際は、この街でも子どもたちの健康被害は出ています。そして、東京は、現在の一部の土壌調査の数字が放射線管理区域のゾーンにあることを示しています (もちろんこれより低いところもありますし、東葛地区などでは、さらに高い希望移住ゾーンになる場所がある可能性も否定はできません)。そうすれば、子どもに、喉の痛み、リンパ、免疫系等の異常を示す話が出ていも、なんらおかしくはありません。

とにかく、事態はさらに猶予がならないことになっている可能性が否定できません。最低限、お子さんの内部被曝を避けるために、野菜、牛乳の産地を厳しく吟味して下さい。以前に製造されている脱脂粉乳も最後は選択肢にしてください。水産物は小魚や貝などから注意が必要です。産地をチェックする作業を怠らないで下さい。

首都圏での子どもの異変についての情報で、曖昧な形で書き込めるものはコメント欄に。具体的な情報は、連絡先を添えてメールでお寄せ下さい。コメント欄で書いている方でも、具体的にさらにお伝えいただける方は、是非メールしてください。これは大切です。医師の皆さん、特によろしくお願いします。

どうも、当初想定よりも最近空間への大量放出がおきていないのに、深刻な状態が東京などの首都圏にもうおきはじめていれば、大変な話です。話が深刻で、首都圏住民に強い警告になりますので、書くことを躊躇する気にもなる話ですが、僕はやはり危険がある可能 性を言うしかありません。

一緒に自分や自分の大切な人の身を守ることに努力してください。事態は切迫していますし、そのために大きな流れが始まっている気がします。声をあげるしかありません。
   
一人でも多くの方が参加し、行動してください。Facebookのグループ「福島第一原発を考えます」は行動する皆さんの参加を期待します。
参加は→ http://www.facebook.com/home.php?sk=group_163985373661863
(一部抜粋、全文は下記ブログに)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/
945898fc22160543b404a9ca949cefe5

△"福島の子ども達を救え小児科医ネットワーク"のNPJサイトには吉井英勝衆院議員へのロングインタビューもあります。ツイッターなどでぜひ広めてくださいとのことです。News for the People in Japan「原発問題資料」より
http://www.news-pj.net/siryou/genpatsu/index.html

写真はバイバイ原発国分寺の会、3.11バイバイウォークより(NPJ通信)