見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2011/06/13

地下水からストロンチウム


◇高濃度のストロンチウム検出 福島第一の地下水や海水

東京電力は12日、福島第一原発の地下水や周辺の海5カ所から、放射性ストロンチウムを検出したと発表した。海では基準の濃度限度の240倍の地点もあった。ストロンチウム90は半減期が約29年と長いうえ、体内に入ると骨にたまる傾向がある。

これまで原発敷地内の土壌からは検出されていたが、地下水から見つかるのは初めて。5月18日に採取した1号機付近の地下水からは、ストロンチウム89 が1立方センチあたり0.078ベクレル、90が0.022ベクレル検出された。2号機付近の地下水は89が19ベクレル、90が6.3ベクレルだった。原発事故で放出され、雨水などとともに空気中や地表から流れ込んだとみられるという。

5月16日に採取した1~4号機の取水口近くの海水でも、ストロンチウム89が基準の濃度限度の26倍、90が53倍を検出。2号機取水口付近ではそれぞれ67、117倍、3号機取水口付近では80倍、240倍を検出した。

(引用元:朝日新聞 2011年6月12日)
http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY201106120181.html

◇海水から基準越えるストロンチウム、地下水からも初検出

ストロンチウム90は、水や食品を通じて体内に入り込む。カルシウムに似た性質を持ち、骨や歯に蓄積されやすいことから、骨のがんや白血病の原因になると言われている。

(引用元:インターナショナルビジネスタイムズ 2011年6月13日)
http://jp.ibtimes.com/articles/19558/20110612/364164.htm

◇基準超のストロンチウム検出

海水からは、これまで原発の沖合などでわずかな量が検出されていましたが、国の基準を上回る濃度で検出されたのは初めてです。原子力安全・保安院は「原発の専用港の中なので基準を超えるストロンチウムが検出されることはある程度予想された。今後、魚介類のモニタリング調査を行い、魚への蓄積の影響などを注意深く調べていきたい」としています。一方、原子炉建屋周辺の地下水をためる「サブドレンピット」という施設からも、先月18日に採取した水を分析した結果、ストロンチウム90が1リットルあたり2号機で6300ベクレル、1号機で22ベクレル検出されました。ストロンチウムが原発敷地内の地下水から検出されるのは初めてです。ストロンチウムの検出が、今の時期になって分かったことについて、東京電力は「ストロンチウムは、ヨウ素やセシウムと違って、ガン マ線を出さないため、分析に3週間程度の時間かかることからこの時期の公表になった」と説明しています。

(引用元:NHK NEWS WEB 2011年6月13日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110613/t10013479191000.html
写真は、政府が非公開にした福島第一原発3号機(2011年5月13日週刊ポストより、撮影は4月中旬・東芝)
このときすでに1、2、3号機は完全なメルトダウンにあっていた(CNN 7 June 2011,「3 nuclear reactors melted down after quake, Japan confirms」)