船の次は飛行機でガザへ
ギリシャの港からガザに向けて出港する封鎖破りの試みはどうやら失敗らしい...
◇イスラエルはフライイン(fly-in:参加者が飛行機で集まる大会)活動家に備えて準備万端
金曜に予想されるヨルダン川西岸地区へ行こうとする親パレスチナのヨーロッパ人の到着を数百人上積みした治安部隊が今にも待ち構える。
イスラエルはもうとっくに厳重に監視された国際空港に追加の警官隊数百人を配備してきており、何百もの親パレスチナ活動家の到来を見越してテルアビブ行きの便から可能性のあるトラブルメーカーを締め出すようにヨーロッパの航空会社に要請してきている。
"Welcome to Palestine"運動には推定600人が組み込まれており、ヨルダン川西岸地区行きの活動家の約半数が報道によればフランス国籍だ。
同時並行の海上抗議の小型船団(flotilla)を引き合いに、中には"flytilla"などと形容する一連の作戦行動の主催者らはパレスチナ人一家を訪問して1週間過ごすことを希望すると言う。
木曜と金曜の遅くにイスラエルに到着すると思われる活動家たちは、イスラエルの占領下で暮らすパレスチナ人のひどい状態に注目を引くという平和的使命にすすんで参加すると言っている。
木曜、パリでは活動家8人がマレブ航空の便への搭乗を封じられた。
追い返された8人の一人、Philippe Arnaudはフランスでイスラエル製品のボイコット呼びかけの先頭に立ってきている。
ヨルダン川西岸地区に誰が入れて誰が出て行けるかで完ぺきな支配を保持するイスラエルから禁止された一部329人から成るイスラエル当局から提供されたリストを、ハンガリーの航空会社マレブが彼に示したと彼は言った。
用心深い措置
昨年、海軍の特別奇襲部隊がガザ行きの国際的な小型船団の船の乗客と衝突して9人を殺害して以来、イスラエルは外部から入って来た活動家との絡みに用心深くなっている。
ここ何週間かのレバノンとシリアの国境づたいの親パレスチナ活動家との致命的な衝突によってイスラエルの懸念はさらに深まる。
テルアビブのベングリオン国際空港に配備される警官は、空港職員が襲撃されるだの活動家が自分に火をつけるなんてシナリオに対処する準備ができていると警察スポークスマンのミッキー・ローゼンフェルドは述べた。
イスラエルは匹敵する数の空港警備隊員の追加で活動家を逆襲するねらいだとエルサレムから報ずるアルジャジーラのカル・ペリーは言う。
「人々が予想する到着数はおおむね600〜900人。イスラエル当局は約半分の名前を知っているとおっしゃる」と特派員は言っている。
そうした中で、飛行中の活動家たちは、ガザ封鎖を破る最新の試みとのどんな直接関係も打ち消してきている。ギリシャから出航させるにつき、ギリシア当局による拒絶と理解しがたい誤作動によって小型船団の船が妨げられたあとに、今週、その試みは大いにポシャってきているらしい。
テルアビブへのフライトの主催者らは、みんなはパレスチナ人との一致団結でヨルダン川西岸地区を見てまわるつもりだと言っている。若干は、東エルサレムとヨルダン川西岸地区の金曜のいつものイスラエルに対する抗議に一役買うだろうと主催者はつけ加えた。
(引用元:アルジャジーラ 7 July 2011)
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/07/2011771635420448.html
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