見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

February 24, 2012

消えた企業年金2千億円


◇独立系投資顧問会社のAIJ投資顧問(東京都中央区)が企業年金から運用を任された年金資産約2100億円の大半を消失させた問題で、同社が資産を英領ケイマン諸島のファンドなどを経て、香港の欧州系大手銀行に移していたことが証券取引等監視委員会の調べでわかった。ただ、その後のお金の流れが確認できていないため、監視委はほかの使い道に流用した可能性も含めて資産を海外に移した目的を詳しく調べる方針だ。

監視委の調べなどによると、AIJは、個別の企業や中小企業などが集まって公的年金の厚生年金と合わせて運用する企業年金「厚生年金基金」などの年金資 産を運用していた。大手投資顧問会社を上回る高い運用実績を宣伝する手法で顧客を拡大。昨年3月末現在、約120の基金と契約を結んでいた。

(引用元:朝日新聞 2012年2月25日)

◇運用していた企業年金資産の大半を消失させた投資顧問会社、AIJ投資顧問について、 格付け会社の格付投資情報センター(R&I)が2009年に発行したニュースレターの中で米国の巨額金融詐欺事件になぞらえて、日本のマドフ事件になりかねないと警告していたことがわかった。

R&Iがニュースレターで警告する1年前に、R&Iが実施した年金基金の顧客満足度調査ではAIJが1位となった。投資業界に詳しい複数の銀行関係者によると、AIJが常に高収益を上げていることは大手の資産運用会社の間で知られていたという。

あまり知られていなかった投資顧問会社で今回、多額の運用資産消失問題が起きたことは、日本の金融監督状況の実態を浮き彫りにしている。

しかし、AIJが不正行為をしていたとすれば、少なくとも日本の監督機関がそれを察知していた可能性はかなり低いと言える。

疑わしい業務活動を行っている企業があったとしても、証券取引等監視委員会の年次監査に引っかかる企業はかなり運が悪いと言わねばなるまい。2011年3月期の1年間で監査を受けた投資運用会社は15社だ。つまり、国内投資運用会社合計299社のうち、監査を受けたのは20社に1社の計算になる。

日本経済新聞によると、AIJは長年にわたって、累積利回りの実績は240%などと顧客に虚偽の情報を提供してきた疑いがある。

今回の件は日本の金融業界を監督する規制当局にとってかなり憂鬱な話だ。AIJの年金資金消失が発覚するほんの数カ月前には、オリンパスが13年間にわたって約1200億円以上の損失を隠してきたことを認めたばかりだ。

(引用元:ウォールストリートジャーナル日本版)
http://jp.wsj.com/Japan/node_398677

◇アメリカ巨大金融詐欺 バーナード・マドフ事件

バーナード・マドフ事件とは日本ではあまり報道されなかった人類史上最大の金融詐欺事件のこと

被害総額650億ドル(約6兆円)というとんでもない規模の詐欺が白昼堂々と25年間続いていた。映画監督のスピルバーグやケヴィン・ベーコンといったハリウッドスター、ニューヨークメッツのオーナーのフレッド・ウィルポン、ゼネラルモータースの金融サービス部門の会長エズラ・マーキンなど、ありとあらゆる世界の富豪が被害にあった。
だが、その手口はおどろくほど単純、ポンジ・スキーム(ネズミ講)だった。

バーナード・マドフはマドフ証券という証券会社の創業者でもあり、詐欺などする必要がない成功者だった。しかし彼の個人的に運用する「マドフ投資の会」を通して人類史上最大のネズミ講が行われた。

25年間新規投資をかき集め続けたマドフのネズミ講だったが、とうとう運が尽きる時がやってくる。リーマンブラザースの破綻でクライマックスを迎えた世界同時金融危機がそれ。このとき様々な金融機関が資金繰りに困り、一気に資金を引き上げる必要があった。マドフはとうとう投資資金の返還に応じられなくなってしまう。この時、マドフのファンドは大手金融機関と取り引きのある複数の投資会社からも多額の資金を集めていた。マドフが逮捕され、 これらの投資会社も一気に破綻。そしてそういった投資会社に融資していたフォルティス、HSBC、RBS、BNPパリバ、野村證券などの世界の錚々たる金融機関が数百億円から数千億円の損失を出した。

このような単純な仕組みを25年間見つけられず、これほど国際的な規模の被害を出してしまったことに対して、アメリカの証券取引委員会(SEC)の権威は失墜した。逮捕された当時72歳だったマドフには懲役150年が言い渡された。マドフのビジネスパートナーだったティエリはすぐに手首を切って自殺。そしてマドフの逮捕からちょうど2年目の日、息子のマークも首つり自殺した。今のところ、犯行は全てマドフが行い、家族も含めてこのネズミ講については一切知らされていなかったことになっている。権威あるマドフのファンドは大富豪からしかお金を受けつけなかったが、ネズミ講が弾ける前に身を引いた投資家は大もうけした。

(引用元:ブログ「金融日記」)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51824650.html
写真はBBC NEWSより
http://www.bbc.co.uk/news/business-17150887

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