見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2013/07/27

調査報道の常套手段で訴追

◇情報共有の未来が危険にさらされている

ジャーナリストやインターネットの平均的なユーザーにとって等しく危険な先例を設定する訴訟事件で、バレット・ブラウンは調査報道ジャーナリストとしての活動のせいで105年投獄の現実に向き合っている。ジャーナリストで風刺家のブラウンは、民間情報会社ストラットフォー(Stratfor)に関する彼の報道に結びつけられる告発で、すでに1年近く刑務所に入っている。ストラットフォーはシステムに侵入され、アメリカ合衆国国家安全保障省と契約してダウケミカル、PETEのたっての頼み、ボパール(Bhopal)活動家を監視することに関して情報を暴露されている。ブラウンは、同僚と一緒にリサーチしていたデータを共有するために、ひとつのチャットルームから別のチャットルームへとハッキングされた情報の入るリンクをコピー&ペーストした。彼はハッキングに関与しておらず、その種で告発されたことは一度もなかったが、すでにおおっぴらに入手できる情報へのリンクを共有する行為が、クレジットカード詐欺や個人情報の窃盗を含む告発にいたる結果になった。ブラウンは、彼のコンピュータを押収する逮捕状が出たとき、情報源を守ろうと試みて、司法妨害でも起訴されていた。

彼の投獄は、市民的自由やインターネット活動家はもちろん、ジャーナリストのあいだで懸念が高まってきている。ある人たちは、彼の法廷費用を補う助けに基金を集めている、"フリー・バレット・ブラウン・キャンペーン"を創設した。電子フロンティア財団(EFF)は、バレット・ブラウンの犯罪訴追手続き(起訴)が、"ジャーナリストの常套手段を犯罪行為とする"ことや、リンクや他の手段を介して私たちが自由に情報を共有できることを犯罪行為とすることで、引き起こされる脅威を説明する論文を発表した。

http://cms.fightforthefuture.org/barrett-brown/