見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2016/12/17

アーティストにとって安全な場所

◇オークランドの火事の生存者:
手頃な値段の安全な生活空間を造ってください、
そしてアーティストを犯罪者のように扱うのをやめてください
デモクラシーナウ! 09 December 2016

“幽霊船”と呼ばれる倉庫の火事で少なくとも36人が死んだあと、オークランドでは悲嘆が続きます。火事の犠牲者は圧倒的にアーティスト、活動家、コミュニティのまとめ役の若者でした。火事は家賃高騰が時に人々に運まかせの場所で生活しながら美術を制作することを強いる失敗した都市住宅供給政策の現れであると多くの地元アーティストと入居者の権利擁護活動家は言います。
「ぼくらにはありのままにばらすことができてアーティストを犯罪者のように扱うのを思いとどまらせる安全な場所が必要」と番組のゲスト、倉庫の火事から助かったベイエリアのDJ、Nihar Bhattは言います。彼は7人の友人を失いました。

エイミー・グッドマン:伝えられるところでは、倉庫の“幽霊船”は火事の危険のあるものだらけでした。家主には違反した建物で資産を思いのままにする経歴がありました。火事の結果としてオークランド市長リビー・シャーフは、地元のアーティストと芸術団体に手頃な値段の安全な場所を造り、それを維持するために170万ドル与える約束をしました。
もっとよく知るために私たちはカリフォルニア州オークランドに参上します。そこでベイエリアのDJ、倉庫の火事から助かったレコードレーベルのオーナー、Nihar Bhattに加わってもらいます。あの夜、彼の友人7人が亡くなりました。
Nihar、番組デモクラシーナウ!にようこそ、歓迎します。

エイミー・グッドマン:あの夜起こったことを説明してもらえますか?

NIHAR BHATT:火事の夜は先週の金曜でした。一週間たっただけには思えません、一生涯のように感じます。ぼくはまあクルマから降りてイベントをやっていた建物に歩いて行きました。ぼくは建物正面の外にいました。幾人か友人を見かけたので彼らと談笑を始めました。ひとりは数分後談笑の途中で建物の中に向かいました。彼は建物から二度と出てきませんでした。ぼくが談笑していた別の友人は少しのあいだ談笑しました。
そしてそのあと突然、ぼくたちは「火事」という言葉を聞いたのです。ざっと確かめて、ねっ、ぞっとしました。人々が殺到し始めました。すぐに「ぼくたちに何ができるか?」考えました。建物全体が建物から漂い始めていた煙の柱でぎっしりふさがれました。そしてぼくたちが中に入って何かできる状態でないのを悟りました。
どうなっているのかまったくわかりませんでした。ぼくたちは何時間も建物の外で待ちました。誰も出てこなかったという実情を知ります。この出来事全体が、非常に速く、誰であれ想像を絶する速さで起こりました。
純然たる事実は彼らが二度と出てこなかったことでした。

エイミー・グッドマン:Nihar、コミュニティにとって、アーティストにとって、この場所が何を意味するか、幽霊船を説明してもらえますか?

NIHAR BHATT:もちろんです。幽霊船は、アンダーグラウンドテクノやハウスや実験的な電子音楽シーンの部類であるぼくのコミュニティに残された数少ない場所のひとつです、それはイベントをするにつけぼくたちに使用自由だった数少ない場所のひとつでした、日程が長いイベントで夜非常に遅くなってしまうイベントです。

エイミー・グッドマン:さて、火事はベイエリアに手頃な値段の所有物件がないという長年の問題を目立たせたと幾人かの居住者や友人は言います。こちらはバークレー市長Jesse Arreguinです。

JESSE ARREGUIN市長:実のところ、これはベイエリア全体に影響を及ぼしている在来居住者の追い出しにつながるより露骨な住宅再開発の危機の現れです。ベイエリアではアーティストが都市の外へ出るように言われていて、まあ、たいてい危険な状況にせきたてられています。そしてアーティストが私たちのコミュニティで生活しながら作品を作るもっと手頃な値段の安全な場所を造り出すために私たちはそれ以上のことをする必要があります。

エイミー・グッドマン:Nihar Bhatt、あなたの返答は?

NIHAR BHATT:大賛成です。まあ要するにオークランドのたいていベイエリアにおいてぼくらが見てきたことは1年に何千もの追い立てでした。ベイエリアでの住宅危機の度合いがそうである段階的拡大はまあ世界的によく知られます。そしてサンフランシスコで流行になっていることが本当にめざましい状態でオークランドに流れ出ました。それはあらゆる類の人々に影響を与える驚くべきことです。アーティストのコミュニティ内といわばアーティストにとって有効な仕事場の場合はその範囲内で、まあ要するにかなり、非常にめざましくこれに遭遇します。そして、まあ、それはほんのひとつの現れというのではなくて、それにはありとあらゆることへの影響があります。

エイミー・グッドマン:Nihar Bhatt、あの建物を所有するのは誰ですか?

NIHAR BHATT:建物そのものはどこかの不在地主が所有します。名前は忘れました。でもあの建物はその時は主要なテナントによって大規模に管理されていました。

エイミー・グッドマン:水曜日、オークランドのオルタナティブ週刊紙、East Bay Expressが、消防署の内部告発者が悲劇を管理が不十分な消防署のせいにした記事を発表しました。
記事を読みます、「数人のオークランド消防署職員が倉庫の火災規約立ち入り検査の過去を調べた。だが、彼らが火災防止局のファイルから倉庫の番地“1315 31番街”の記録を引き抜こうとしたとき、彼らはなにも発見しなかった。“それはシステムにさえない”とひとりの消防士は言った(はっきり意見を話すために市の報復を恐れて彼は身元を明かさないよう求めた)。彼や他の消防士は続けて、省の建物立ち入り検査プログラムは“危険なまでに人員不足で支離滅裂”だと言う。」

エイミー・グッドマン:バンド“Them Are Us Too”のCash Askewを含む、あの火事で亡くなったトランスジェンダー(性別越境者)の人たちについてあなたに聞きたいと思いました。あれ以来、コミュニティの悲しみに加えて複数のメディア販路が彼らについて誤った性別を反映しました。これについて話してもらえますか、Nihar?

NIHAR BHATT:はい、思うに、Cash Askewはミュージックシーンの範囲内でたくさん苦労して進んだひとかどの人物です、まあ要するに平等に扱われるために、そして彼女がそうありたかった状態で認められるためにです。そして彼女やFeral Pines、他のだれでも、他のトランスジェンダーの犠牲者またはこれに関連した人々の誤った性別の反映はすでに怖ろしい悲劇であることにまさしくさらなる侮辱を加えます。要するに、これらの人々は本物の自分自身として理解されるために権利の承認を求めて全生涯を苦労して進みました。そしてぼくたちに求めることができる最小のことは、彼らに敬意を表する時に彼らが人生で認められたかった状態でメディアが彼らを認めることです。そしてさらに、同性愛者の参列者、この火事の犠牲者だった他の同性愛者の参列者と有色人種の人たちに加えて、このイベントに同様に多くのトランスジェンダーの人たちがいた理由の一つはこのような場所がもたらす機会の典型、場所の典型のためです、これを言うことが重要だと思います。アルコールが最高に羽振りをきかす、異なる種類の環境があり、クラブ環境の類、バー環境の類の大勢では、彼らにとって安全な場所のように感じない完全に異なる傾向の理由のせいで、たびたびこれらの社会の周辺的な地位に追いやられるコミュニティがいやがらせに公然と立ち向かうことができるのだと思います。同様にこのような場所では、まあ要するにコミュニティが自主的に組織化できて、異なる方向でその一部になることができ算入することができます。そしてオークランド内には同性愛者やトランスジェンダーのアーティストの非常にしっかりとした強烈なシーンがあります、特に電子音楽シーンの範囲内の実験的なアーティスト、黒人や褐色のアーティストと同様に、本当に重要な都市のシーンの基本的な部分だと思います。

エイミー・グッドマン:Nihar、ボルチモアからナッシュビル、他の都市まで、幾つかの場所が厳しく取り締まられ閉鎖された知らせを聞きました。そして視聴者からほんの今このEメールを受け取ります、引用します、「ここデンバーで私たちの最愛のアーティスト・スペース、 RhinoceropolisとGLOBが昨夜当局によって閉鎖されました。それらは10年以上のあいだ自主独立の実験的なアーティストのためのイベントを主催してきました。年一回の立ち入り検査を合格して市と大家の見るところでは規範に達していました」とEメールはあります。それはこう続けます、「コミュニティは喪に服していました。現在、多くの人が家のない状態でハートとソウルを注ぎこむ場所のない状態です。これらは自己表現にとって徹底的に寛容な場所です。私たちは全員、非常に悲しいです」、引用終わります。

NIHAR BHATT:たった今、ぼくたちが全米あちこちで遭遇するのは、エイミー、あなたが言ったように、まあ、これが到来する機会からか畏れからかいずれにせよ大家が場所を閉鎖していることです、そして多くの場合、まあ、市が彼らに協力していますね。でも、これは問題をもっと悪くさせるだけだと思います。これらの場所を処分することで、ぼくたちは人々がさらに一段と危険な場所に住む状況を造りだしています。

この大事件から、ぼくたちはこれが生きるか死ぬかの問題であるのをわかったと思います。これをありのままに見えるようにできてアーティストを犯罪者のように扱うのを思いとどまらせることができる安全な場所をぼくたちは必要としています。

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エイミー・グッドマン:あれは本当に、"Peaceable Kingdom"を歌う伝説的な歌手であり詩人、作家のパティ・スミスでした、番組デモクラシーナウ!の20周年記念を私たちが祝った月曜夜パティ・スミスがリバーサイド教会で歌いました。パティ・スミスはレイチェル・コリーのために歌を書きました、レイチェル・コリーは2003年3月16日ガザでパレスチナ人一家の家屋を潰そうとするイスラエルのブルドーザーに轢かれて殺害されたアメリカ人平和活動家です。パティ・スミスは命を落とした若いジャーナリストや活動家はもちろん、オークランドの火事で亡くなったすべての人たちに歌を捧げました。こちらはデモクラシーナウ! democracynow.org、戦争と平和の報告です。私はエイミー・グッドマンです。

https://www.democracynow.org/2016/12/9/oakland_fire_survivor_create_affordable_safe?utm_source=Democracy+Now%21&utm_campaign=d21370e33b-Daily_Digest&utm_medium=email&utm_term=0_fa2346a853-d21370e33b-190327541

写真はオークランドの海賊船の火事で亡くなった犠牲者たち