見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2020/12/19

グルーヴのもとにアメリカは一つ

今朝の東京(中日)新聞に、絶頂期に聞いていた“ファンカデリック”の名前を見つけて驚いた!

東京新聞の「筆洗」には下記のようにある。


米国で初めて女性、黒人、アジア系として、副大統領に就任するカマラ・ハリスさんが、以前、「大統領選の歌」に選んで話題になった曲がある。バンド「ファンカデリック」の「ワン・ネーション・アンダー・ア・グルーブ」である。…

▼多種多様な歌い手や奏者が主役、脇役を務めながら大きな乗りを生み出していく黒人発祥のファンクミュージックの名曲でもある。人種、階層など多様な国家で共通する乗りを取り戻せるか。…

▼混乱した大統領選は先日行われた選挙人投票によってバイデン氏の次期大統領就任が確定したという。バイデン氏は「最も多様性に富んだものになる」と新政権について表明している。

▼ハリス氏にとどまらず、数多くの女性や非白人、性的マイノリティを閣僚などに置く人事を明らかにしてきた。先住民系初の閣僚になるという女性下院議員、ハーランド氏の登用も明らかにした。歴史的人事という。

▼トランプ大統領の米国では人種などの違いが分断の火種になった。修復は簡単ではない。

▼違いはあっても、共通の乗りは失わない国家づくり。リズムに乗れるか否かを国際社会も注視するはずだ。

https://www.chunichi.co.jp/article/172696


“ファンカデリック”を率いるジョージ・クリントンは2年前にローリング・ストーン誌のインタビューで「トランプ大統領はファンキーな要素ゼロ」と言っている。

ローリング・ストーン 2018/02/25 by Brian Hiatt


パーラメント/ファンカデリックの創設者、ジョージ・クリントンは「歩くアメリカ音楽博物館」ともいうべき人物である。彼の経歴は50年代、ドゥーワップで始まった(パーラメントも元来はニュージャージー州ニューアークのドゥーワップコーラスのグループだったのだ)。そしてケンドリック・ラマーが活躍する現代までプレイし続け、なおも進もうとしている。

現在、最もファンクを感じない人物は?

ジョージ:(笑)たぶんトランプだね。トランプほどファンキーな状態がないのは無理だよ。彼も嫌だろうけどね。

この国の将来については楽観的でしょうか、悲観的でしょうか?

ジョージ:楽観的だね。何が起きるにせよ想定内さ。制約を乗り越えて自分なりにダンスする方法を見出さないと。


https://rollingstonejapan.com/articles/detail/28066