見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2023/02/21

“しょうがない”とする国民性

 


2月18日の東京新聞「視点」は中国のTV局ディレクターの質問の話しが出てきておもしろかった 

いや、まったくその通り

昨年11月の横田基地公害訴訟の提訴後に開かれた記者会見でのこと

横田基地の米軍機の騒音被害を受けている市民の数は推定では50~60万人、「なぜ原告団は244人しかいないのですか」

「基地問題でも物価高の問題でも日本人にインタビューすると、よく“しょうがない”という言葉を口にする。イヤなことがあってもがまんする国民性が原告の少なさに関係しているのですか」

じゃあ、中国の社会はどうなのかと筆者がそのディレクターに詰め寄ると「でも日本は民主主義の国じゃないですか」と答が返ってきたというのだ

続けて「アメリカも韓国も不満があれば国民が声を上げる」と言われ挑発的な質問をした自分を恥じたとある

横田基地の騒音を巡る訴訟については1976年以来提訴は14回目となり、米軍機の飛行差し止めは退けられてきた

問題は、よその国とは異なり、日本では日米地位協定が一度も見直されず、むしろ強固になっていることだ

“しょうがない”ではなく、一市民がこの理不尽な現実に声を上げる権利が日本にはある

中国のTV局ディレクターは「ここ数十年停滞している日本の経済発展も日本人は“しょうがない”と思っているんじゃないですか」



◇RSF(国境なき記者団)全チームはあなたとあなたの愛する人たちがハッピーで幸運であるよう願います!


過去20年間に1668人(毎年平均80人)のジャーナリストが殺害されたことを報告する記者発表でRSFは2022年を終わりました。この数字の背後には情報収集や真実の追求、ジャーナリズムへの情熱に命をかけた人々の顔、個性、才能、そして献身があります。彼らに敬意を表し、どこで働いていようと世界の現実を立証することに耐えるジャーナリストの安全に最大限の関心を訴える時期です。


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国境なき記者団チーム


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