見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2022/12/04

シティ ライツ ブックス

 


東京新聞夕刊(11月29日)が『今日も書店は吠える』というタイトルでサンフランシスコのシティライツ書店のことを取り上げています


‘吠える’というのは、シティライツが最初に出版した一冊が60年代のカウンターカルチャーの大きなうねりにつながったビート詩人、アレン・ギンズバーグの詩集「吠える」だったからでしょう

同じくビートニクスのひとり、ジャック・ケルアックもここで両手を大きく左右に広げて朗読会をやっています(下の写真)



ところで、シティライツの創業者であり、みずからも詩人のローレンス・ファーリンゲティは2021年2月22日に101歳で亡くなっています

ワシントンポスト紙は、「他のどの文学者よりもアメリカを大きく変えたと言っても過言ではない」と彼の功績を称えました


このコロナの影響で書店はずっと閉店を強いられ、その存在が危ぶまれていましたが、クラウドファンディングで懸命に呼びかけたところ、世界中から「シティライツのない世界には住みたくない」という声などが寄せられて、一晩で目標額を上回る5300万円あまりが集まり、現在もトークイベントが書店脇の路地“ジャック・ケルアック通り”で開かれているそうです


よかった!よかった!

わが家に欠かせない家族の一員、一頭目のゴールデンリトリバーの名前は“ケルアック”でした 

彼は永遠にビートニクスです

https://tequilamama.blogspot.com/2007/01/ (2007年1月のブログ)



△上の写真は、わが家のビートニクス御三家、バロウズ、ケルアック、そしてギンズバーグ 

バロウズのカセットテープとケルアックのミニ本は“旅する友人”からのおみやげです