見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2022/10/11

Women! Life! Freedom!

 


10月9日はジョン・レノンの誕生日でした 

生きていれば82歳…

ヨーコがジョンとの愛について連続してツイートしています:

わたしは女性なので、わたしがジョンの支えとなるのは普通のことでした。ほとんどの女性が夫またはパートナーのためにそうします。でも、ジョンがわたしにしてくれたように、男性が彼女の真剣な活動のために女性を支えることは当時は非常に珍しいことでした。

Yoko Ono 




さて、イランが揺れ動いています


イスラム教徒の女性の髪を隠すスカーフ「ヒジャブ」の着用を巡るイランの抗議デモについて、最高指導者ハメネイ師は3日、「アメリカとイスラエルによって仕組まれた」と述べ、非難した。

デモ収束のきざしはみられず、人権団体によると治安部隊との衝突でデモ参加者ら130人以上が死亡しているとAFP通信などが伝えた。

ハメネイ師はテヘラン市内で演説し、「暴動(デモ)は海外にいる裏切り者のイラン人を使い、アメリカとシオニスト(イスラエル)政権が仕組んだことは明らかだ」と断言。ヒジャブ着用を巡り、道徳警察の拘束後に不審死したクルド人女性に対し哀悼の意を示したが、「市民がコーランを焼き、ヒジャブを脱ぎ、クルマに火を付けるなど異常だ」とデモを非難した。

先月中旬から始まったデモは各地の大学にも広がり、学生らが構内で「女性、命、自由」などと抗議の声を上げている。治安部隊は催涙ガスなどを使って取り締まり、テヘラン市内では数百人の学生が拘束されたという。(東京新聞2022年10月4日)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/206445


イランでは2019年にガソリン値上げを発端に今回のような大規模デモが発生。中心はインフレやアメリカによる制裁で苦しむ労働者だった。今回は女性や若者が主体で、俳優やスポーツ選手、有識者らも支持するなど広がりを見せている。市内の男子大学生は「前回は経済的理由だが、今回は民主化を求める動きだ。なぜ個人の自由が尊重されないのか、市民は答えを求めている」と話した。(東京新聞2022年9月27日)



◇“Women! Life! Freedom!” 

マフサ・アミニの死後、イランの女性たちが全国的な抗議行動の先頭に立つ

デモクラシーナウ!SEPTEMBER 27, 2022


イランでは、道徳警官とやらに逮捕され拘留中に死亡した22歳のクルド人女性マフサ・アミニの正義を要求する女性が先頭に立つ一連のエスカレートする抗議行動で多数の人々が殺害されています。申し立てによるとイランのヒジャブ(髪の毛を覆うヘッドスカーフ)法に違反して頭髪の一部を見せていたためアミニは9月13日に拘留されました。イラン系アメリカ人の作家Hoda Katebiは、その抗議行動を「エキサイティングで美しい」とみなし、経済や民族的な背景を超えて女性たちを集め、女性の身体を取り締まることについて会話を開始します。政府はこの抗議行動を利用してナショナリストの考えを推進し、クルド人コミュニティに断固たる措置を取り、イスラム教に対する蜂起という虚偽の物語を進ませていると彼女は言います。ロサンゼルス・タイムズに掲載されたKatebiの最近の論説は、「イランの女性たちが自由を要求するために立ち上がっている。わたしたちは聞いているのか?」


エイミー・グッドマン(番組の司会者):今日の番組はイランの道徳警官とやらの管理下で死亡したマフサ・アミニというクルド系イラン人女性の正義を要求する女性が先頭に立つ一連の拡大する抗議行動で多数の人々が殺害されているイランで始まります。アミニは9月13日に拘留されました。目撃者はアミニが警察のワゴン車の中で激しく殴打されたと言っています。彼女はコーマ状態に陥ったあと、亡くなりしました。

彼女の死は、少なくとも2019年以降に遭遇した最大の抗議行動を誘発しています。ノルウェーに本拠を置くグループ、イラン・ヒューマンライツは過去2週間で76人が殺害されたと推定します。少なくとも1200人が逮捕されました。ジャーナリスト保護委員会によると、少なくとも20人のジャーナリストが抗議行動を取材して逮捕されています。

インターネットとソーシャルメディアの閉鎖により、通信はイランの一部に限定されたままです。その間に、イラン革命防衛隊が月曜イランのクルド人分離主義者がいるイラク北部の地域を攻撃しました。

抗議についてもっと話を進めるためにシカゴにいるHoda Katebiに加わってもらいます。彼女はイラン系アメリカ人作家、コミュニティの主催者です。シカゴとベイエリアに住んでいます。


➡(エイミー・グッドマン)ようこそ、Democracy Now!へ

この女性たちが主導する抗議行動の拡がりについて説明してもらえますか?


HODA KATEBI:わたしたちがたったいまイランで目にしているものは本当にエキサイティングで活気に満ちて美しいものです。びっくりしてたまげますが、それはまさに世界中で見られる人々の動きの本質だと思います。

わたしが言いたいのは、今のこれらの運動は完全に女性によって主導されているということ、でもイランでこれまであったすべての運動がそうだということです。革命前も後も、イランでは行動の場の範囲内で女性が常に中心的役割を果たしてきました。そしてわたしたちが今見ているのはイランのシステムの変化の中で女性が引き続いてリーダーシップを発揮しているのみならず、何十年にもおよぶ女性に対する国家の抑圧、そして特に公共の場での女性の身体に焦点をあててきたことへの実は当然の頂点だということです。

でも、いまこの瞬間について、特にユニークなのは若い女性ばかりではありません、そしてわたしたちはこれを初めて目にしています、彼女たちの勇気は本当に本当にエネルギーを与えエキサイティングで奮起させます、まったく最前線にいてインターネットの検閲から実弾やプラスチック弾まで、あらゆるタイプの異なる政府の弾圧に直面しているのです、またこの一連の抗議行動にはもっと交差する地域間のアプローチがあります。

女性たちが繰り返し唱えている主要な要求は「Women! Life! Freedom!」です、これはもともとクルド語のスローガンでした、今はペルシャ語に翻訳されてイラン全土で大衆化されています。そして労働者が、学生、クルド人女性、非クルド人女性と一緒に立場を明らかにしているのを街頭で見かけます。そして、マフサ・アミニの正義とGasht-e-Ershadまたは道徳警官とやらの廃止、そしてそれを支えるあらゆる制度の廃止、この両方を要求するために社会的階級の全域からものすごい数のイラン人が集まっていることがわかります。


ホアン・ゴンザレス(番組の共同司会者):Hoda、イラン政府が長期にわたってどのようにクルド人コミュニティに圧力と鎮圧を行使してきたか、話していただけますか?


HODA KATEBI:イラン政府は以前の抗議行動でもそうであるように、この抗議行動に非常に抑圧的です。たとえば、現在、実弾が使用されるのをわたしたちは知っています。多数のイラン人が殺害されました。ほんの数日前、テヘラン郊外のKarajで10歳の少女が殺害されました。そしてアミニのそもそもの出身地のクルド人地域に特に重点が置かれています。この地域はこの全国的な抗議行動のいわば中心であり最初の火付け役となっています。そして今、政府がクルド人コミュニティに与えている、いわば巨大な圧力にわたしたちは気づいています。イランのプロジェクトのナショナリストの理想とやらをクルド人コミュニティに進めるための機会としてこれを利用しています。


ホアン・ゴンザレス:イランの革命防衛隊にはBasij(バシジ:民兵部隊)による特定の役割がありました。彼らの役割と彼らが誰であるか、話してもらえますか? 


HODA KATEBI:バシジは抗議行動を封じ込めるためのイラン政府のいわば機構の一部です。また重要なのは、この準軍事組織の防衛隊とやらは救急車のような所やその他の場所にも配置されていることです。たとえば救急車に火がついているとか、他の市民社会に非常に関連しているように見えるその他の類いの事態の画像をわたしたちはたくさん見ていますが、流通しているビデオの救急車に火がついている画像など、物語を形づくる目的でこれらのアイテムを使うという非常に特殊な戦術もわかっています、実際にはそのニュースの顛末にはもっとたくさんのことがあります。

また、抗議者に向かって暴力で進撃するのを国家に許す、特定の物語を推し進めようとしているたくさんの私服のバシジが抗議者の中にいます。


➡実際に女性たちがしていること、ヘッドスカーフをはぎ取り、燃やし、男性たちが応援していることについて話していただけないでしょうか?この種の耳障りな反抗と、これが道徳警察にとって何を意味するのか、そしてこの抗議運動がたとえばQomのような宗教都市にまで拡大している事実について話してもらえますか?


HODA KATEBI: ヘッドスカーフ、ヒジャブを燃やすことは、実のところ美しくてパワフルなシンボルだと思います。なぜならイラン政府はこのヘッドスカーフをイランの女性の身体に強いる国家のシンボルとして採用することを選択してきたからです。つまり、わたしたちが見ているのは実際に立ち上がって歴史的に自分の身体に強いられた国家のシンボルを燃やす女性たちです。もちろん、これらは非常に情況にあてはめられています。何度も強調したいと思います。国家によってヒジャブの着用を強制されているイランのイラン人がヘッドスカーフを燃やすことは、Twitterでアメリカのポンペオが自宅でヒジャブを燃やすこととはまったく異なるからです。また、これに関する前後関係、情況がとてもとても重要だと考えます。


➡彼女たちが髪を切っているのを見るのもおどろくべきです。世界的に有名なオスカーを受賞したイラン人脚本家、映画監督、アスガー・ファルハーディー(Asghar Farhadi:別離2011、英雄の証明2021、誰もがそれを知っている2018、セールスマン2016)はイランの抗議者との連帯を宣言するよう世界中のアーティストに呼びかけるビデオを公開しました。


アスガー・ファルハーディー:この社会、特にこれらの女性たちはこの局面で過酷で苦しい道をたどってきました。そしていま、彼女たちは明らかに目標に到達しました。…服従させられるあらゆる残虐行為にもかかわらず、みずからの運命を選択する自由と権利を求める彼女たちの苦闘に、わたしは深く敬意を払います。…このビデオを通じて、 世界中、すべての国のすべてのアーティスト、映画制作者、知識人、公民権活動家、人間の尊厳と自由を信じるすべての人に、ビデオ録画または書き込み、その他の方法で、イランのパワフルで勇敢な女性と男性に連帯して立ち上がるよう求めます。


ホアン・ゴンザレス:Hoda、道徳警察による監視レベルの問題に答えてくださいますか?「今月初めに、女性に対する服装規定を強化するため公共の場で顔認識テクノロジーを用いることに着手すると政府は発表した」とあなたはLAタイムズに書いています。


HODA KATEBI:特に監視のような行為に関しては服装規定を強化するためにイランでは特に女性の身体に対する国家監視のレベルがますます高まっているとわたしたちはみています。特にここ数年のライシ師(保守強硬派の大統領)政権下で増加しているのを実際に知っています、異なる服装規定違反で女性に違反切符を切る新たな罰金システムを課してもきています。


➡これは抗議行動に答えるイランの大統領イブラヒム・ライシです。


イブラヒム・ライシ大統領:彼らは得意の絶頂にいて、暴動や騒動を引き起こしたいのだ。そのような手段でこの国を止められると考えている。だれか公平な批評があれば、それに耳を傾けるとわたしたちは何度も発表してきている。だが、無政府状態、気がかりな国家安全保障、人々の安全、誰もこれに負けはしない。


➡イランに対する制裁強化の呼びかけについて、あなたのお考えは?


HODA KATEBI:それは最も皮肉なことです、制裁は人々を殺すからです。制裁はイランの女性を殺しています。隣国のイラクの歴史を見れば、制裁がいかに甚大な被害をもたらすか理解できます。イランの女性たちの“女性、命、自由”の要求は経済部門にまで広がっています、そしてアメリカの制裁はイラン経済を麻痺させる上で大きな役割を果たしてきました。現在、イランは革命以降、最悪の経済状況の時期にあります、なお、これもまたアメリカの制裁に直接関係しています。

従って、どちらかといえば、イランの女性たち、そしてイラン人全般は、アメリカがこれに干渉しないことを望んでいます、そしてこれには歴史上ここにあるイランに対するすべての制裁が含まれます。イラン政府がイラン人の意見の検閲を独り占めできるようにした電気通信に関する制裁の一部をバイデンが解除したとき、これについてほんの少しわかりました。従って、わたしたちはバイデンにイランの制裁を解除し続けるよう強く促します。アメリカが介入しない、まったく口出ししないことは、現場のイラン人が彼ら自身の言うとおりの条件で思い通りに自分たちの未来のエージェントになることです。


次は、ボルチモアに進みます。クシュナーの会社が見かけ倒しのアパートメントと家賃不正使用のクレームを解決するため、少なくとも300万ドル支払うことに同意します。

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➡ビデオでイラン人女性がペルシャ語で歌っている歴史的に名高いイタリアのプロテストソング“Bella Ciao”が全国的な抗議行動の一環としてオンラインではやっています。


https://www.democracynow.org/2022/9/27/iran_crackdown_hijab_mahsa_amini_protests