見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

March 11, 2008

ビヨークのチベット、チベット




上海コンサートのアンコールの曲のなかでビヨークが「チベット、チベット」と歌ったことが中国当局からいろいろ言われました。さすがビヨーク!アーティストができることをちゃんとやっている!と元気!でました。
中国当局から出ているコメントを読むと、会場のファンからも「ブーイング」みたいに聞こえますが、YouTube で見ると、決してそんなことはありません。彼女も扇動しているというよりは、抑揚をつけて「チベット、チベット」と歌っているだけで、「Raise your flag!(主張の声を大きく)」と何度かチャントして「シェーシェ(サンキュー)」で終えています。会場のファンの反応は?というと、日本人の会場でもそうだけど、何が起こったのかよく理解できないせいでだと思うが、全体としてはただ盛り上がっている感じでした。
アンコールで歌った曲「Declare Independence」はもともと、デンマーク自治領であるグリーンランドやフェロー諸島の独立支援のために書かれた曲です。ちなみに2月の日本公演ではこの曲で「チベット」部分は「コソヴォ」と歌いました。
それでも、もちろん中国政府は猛烈な反応ですし、ファンも怒っているとニュースには出ます。なんでも、その場のファンというよりも、その後のネットで怒りが広まったとありますが、どこまでが本当の人々の反応なのかはわかりません。
以下は、この騒ぎにすぐに反応したビヨークのコメントと、ニュースからーー。

◇bjork.com news 04 March 2008
声明:「私は政治家ではありません。終始一貫してミュージシャンで、人間の感情の全域を表現しようと精いっぱいやってみるのが私の義務と感じるようなミュージシャンだというのに重きを置いてもらいたい。独立を宣言することに対する強い衝動(駆りたてる力)はそのひとつにすぎませんが、私たちみんなが一生に何度となく感じる重要な感情です。これは個人的なことを意図して書かれた歌ですが、実際には私をすごく喜ばせる、抑圧された国家の闘争という広い意味に解釈されてきています。独立のための闘争で、すべての個人と国家にグッドラックを祈りたい。
正義を! warmth, bjork. 」

◇2008年3月7日、世界中で熱狂的なファンを持つアイスランドの歌姫ビヨークが中国公演のステージ上で「チベット独立」を叫んだ事件で、事態を重く見た中国文化部は彼女に対し法的措置をとると発表した。
今月2日に上海市で行われたコンサートで、ビヨークはステージ上で中国当局から許可を得ていない曲「Declare Independence(独立宣言)」を歌い始め、突然「チベット!チベット!」と叫んだという。これには中国の聴衆も驚き、事件はまたたく間に内外に報道された。
中国文化部スポークスマンは、政府は国際的文化交流活動を積極的に奨励しているが、国内で活動する海外のアーティストや団体は国家の「営業性演出管理条例」を遵守しなければならないと強調。この規定に違反して個人的な芸術活動を政治利用し、中国人民の感情を傷つけるアーティストは歓迎しない、と強い不満の意を表明。ビヨークには法的措置をとると述べたうえで、今後中国を訪れる海外のアーティストや団体の芸術活動について、より厳しいチェックを行うことを明らかにした。
(Record China 2008年3月10日)

◇ビヨークがチベット独立を支援するのは今回が初めてではない。1996年に米サンフランシスコで行われた「フリー・チベット」コンサートにも出演している。(AFP 2008年3月7日)

◇「人権団体は視力に問題あり」 中国、批判に猛反発
中国外務省の秦剛副報道局長は11日の定例記者会見で、中国政府を批判する報告書を発表した国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)について「人権をウオッチするとしているが、視力に問題がある」とあからさまに非難した。
秦副局長は、同団体について「白内障」「重度の弱視」などと侮辱的な言葉を繰り返し「メガネを換えてほしい」と指摘。「視力に問題ある人が見たものについての結論が信用できるか」などと発言した。
ヒューマン・ライツ・ウオッチは北京五輪の関連施設などを建設する出稼ぎ労働者が搾取されている状況を批判する報告書を発表している。
(共同通信 2008年3月11日)

◇中国、オリンピック開催国にふさわしくない 米公聴会 
ワシントン発:米国の「中国に関する議会・政府委員会」が27日に開いた「北京五輪の中国での人権と法の統治に対する影響」と題する公聴会で、米国議会上下両院議員たちが中国政府の人権弾圧の事例を次々に指摘し、五輪開催国にふさわしくないという批判が続出した。
同委員会の委員長のサンダー・レビン下院議員(民主党)は「中国政府は国内の人権擁護促進への誓約を前提条件の一つにしてオリンピック開催国になったが、人権弾圧は依然、続いており、この数週間でも当局は人権への懸念をオリンピックとからめて述べただけの活動家たち数人を拘束した」と指摘して、中国政府への抗議の姿勢を明確にした。
クリス・スミス下院議員(共和党)は「中国には言論、報道、集会の各自由がない」と前置きして、「中国政府のそうした人権侵害の性格と規模を考えると、オリンピックが中国の首都で開かれるというのは恥辱だ」という抗議の意を表明した。
バイロン・ドーガン上院議員(民主党)も「中国当局は従来の人権抑圧に加えて、2008年の北京オリンピックの開催を利用して自国政府の人権弾圧の実態を広く内外に知らせようとした中国人活動家たちをすでに逮捕し始めた」と非難した。
同議員はさらに「中国政府は自国民に自由な発言の権利、労働者の権利、政府批判の権利などを認めておらず、その状態はオリンピックの精神に違反する」と述べ、中国人政治犯のうちの主要人物7名の実名をあげ、その釈放を要求した。
(サンケイ新聞 2008年2月28日)

◇14日付の英タイムズ紙は、夏の北京五輪の際に、北京の大気汚染が改善されていない場合、英選手が競技中に、専用マスクを着用することを英国オリンピック委員会(BOA)が検討していると報じた。
英国選手が着用する可能性のあるマスクは、大学研究者らが五輪に向け競技用に設計。汚染物質を吸収できるフィルターを使ったマウスピースが備えられているというが、詳細は明らかにされていない。
女子マラソンの世界記録保持者ポーラ・ラドクリフ選手(英国)らが1月、南アフリカでテストしたという。
(共同通信 2008年2月15日)

◇陸上マラソン男子の世界最高記録保持者、ハイレ・ゲブレシラシエ(34)=エチオピア=が4日、北京の大気汚染と気候に懸念を示し、北京五輪でのマラソン出場に慎重な姿勢を示した。
「北京でマラソンを走るのはとても大変なことだ。42キロ、2時間以上だよ。正直言って走るのはとても困難だ。歩くことだって難しい。大気汚染の問題はとても重要だ。五輪期間中だけじゃない。ここに住む人々にとっても苦難だ」
(2008年2月4日)

◇北京五輪の競技主任はすべて中国人
「なぜそこまで中国人にこだわるのか」と聞かれた北京五輪組織委員会の張𠮷龍体育部長は「五輪を通し、中国スポーツ界の人材を育成するため」と話した。
(共同通信 2008年2月19日)

◇北京市食品安全弁公室の唐雲華報道官は21日の記者会見で、北京五輪開催期間中、選手団が独自で選手村や会場に食品・医薬品を持ち込むことを禁止する方針を明らかにした。冷凍ギョーザ農薬混入事件などで中国製食品の安全性に対する不信感が高まるなか、米国選手団が米企業の支援を受け大量の食品を空輸する計画が報じられていた。
(2008年2月22日)

世界保健機関の報告書によると、大気汚染による死亡者数は年間300万人。これは交通事故死(年間100万人)の3倍にあたる。医学誌「ランセット」が2000年に発表した調査結果は、フランス、オーストリア、スイスの大気汚染による死亡者数は3か国合計で年間4万人を超えている。このうち、クルマの排気ガスが原因で死亡した人の割合は半数近くにのぼる。
アメリカの交通事故死は年間4万人強、大気汚染による死亡者は7万人を数える。7万人というのは乳ガンと前立腺ガンの合計死亡者数に匹敵する。大気汚染は、先進国および発展途上国の都市部に住む数10億人の健康を脅している。
(地球白書のワールドウオッチインスティテュートより)

写真は、今回のツアーでのビヨークと、あと数ヶ月に迫る2008年中国オリンピックのアディダスのイメージポスター、バスケットボールと飛び込み。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home