見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2023/07/11

パイプライン爆破のミステリー

 



ノルドストリーム・パイプラインは欧州のバルト海の下をロシアからドイツまで運ぶ海底天然ガス・パイプラインのこと


下記は、6月7日、共同通信が配信したニュースです


ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で昨年9月に起きたガス漏れを巡り、米紙ワシントン・ポスト電子版は6日、ウクライナ軍のダイバーによる破壊計画を米政府が事前に把握していたと報じた。米当局の機密文書に基づくとしている。破壊計画と実際の状況が酷似し、欧米がウクライナの関与を疑う根拠になっているという。

破壊計画の情報は欧州の情報機関によって昨年6月にCIAにもたらされた。親ウクライナのグループによる攻撃が原因だった可能性があると既に報じられているが、具体的な破壊計画が明らかになるのは初めて。ウクライナ当局は関与を否定している。

同紙によると、ウクライナ軍特殊部隊のダイバーら6人が身元を偽って船を借り、潜水艇を使用してパイプラインを破壊する計画だった。6人はウクライナ軍のザルジニー総司令官に直接報告をすることになっており、ゼレンスキー大統領が計画を把握していない可能性もあるという。CIAはドイツなどに機密情報を共有した。

アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は今月6日の記者会見で「ドイツなど欧州の3カ国が捜査しており、これらの捜査を先取りするつもりはない」と述べるにとどめた。

ガス漏れを巡ってはウクライナ側は政府の関与を否定。親ウクライナ派の勢力による攻撃説や、ロシア、アメリカの関与を疑う声などさまざまな見方が出ていた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/255121


写真は、デンマーク沖の海底に浮かぶガスパイプライン「ノルドストリーム2」から漏れたガスの気泡(2022年9月ロイター=共同)


◇“ノルドストリーム・パイプラインをアメリカがどのように破壊したか”について、シーモア・ハーシュ記者の独占TVインタビュー

デモクラシーナウ!FEBRUARY 15, 2023


昨年9月、ロシアからドイツに天然ガスを運ぶノルドストリーム・パイプラインが損傷を受けた時、アメリカ当局はすぐにロシアが自国のパイプラインを爆破したと申し出ました。でも、伝説的な調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュによる新たな報告によると、ノルウェーの助けを借りてその破壊工作を遂行したのはアメリカ海軍でした。「作戦計画を直接知る」情報筋を引用してハーシュはその攻撃任務のための計画が2021年12月に始まったと彼のブログ、Substackに書きます。ホワイトハウスとノルウェー政府はその後ずっとこの主張を否定。彼の報告について議論する広く徹底的なインタビューにハーシュはわたしたちと接触し、パイプライン爆破というアメリカの決定は当時一部が揺れていた時に同盟国をウクライナ支援にはまり込ませる意味があったと述べています。「不安の種はヨーロッパが戦争から逃げてしまうこと」だと彼は言いました。ハーシュはソンミ村虐殺事件(ベトナム戦争中の1968年3月16日、米軍兵士がソンミ村で武器を持たないベトナム人村民を大量虐殺、500人以上の死者が出た。この事件がベトナム反戦運動のシンボルとなり国内外での大きな批判の声と共に米軍が支持を失うきっかけとなる。)に関する報道で1970年にピューリッツァ賞を受賞。ベトナム戦争時代の反戦活動家に対するCIAのスパイ活動に関する彼の報道は諜報機関の大改革に至るChurch Committee(チャーチ委員会)の設立を助けました。そして2004年、彼はイラクのアブグレイブ捕虜虐待スキャンダルを暴きました。


エイミー・グッドマン:今日の番組は伝説的なジャーナリスト、シーモア・ハーシュで始まります。彼は1968年3月16日米軍が500人以上のベトナム人女性、子ども、老人を虐殺したソンミ村大虐殺に関するDispatch News Serviceの報道で1970に賞を受賞しました。2004年にはニューヨーカー誌でイラクのアブグレイブ捕虜虐待スキャンダルを暴きました。

さて、先週、彼は新たな爆弾報道を公表しましたが、今回は彼のブログ、Substackのページ上での公表でした。記事の見出しは「アメリカはどうやってノルドストリーム・パイプラインを破壊したか」。記事は昨年の大きなミステリー(不可解)のひとつを考察します。ロシアからヨーロッパに天然ガスを運ぶために建設されたノルドストリーム・パイプライン爆破の背後にいるのは誰か?昨年9月、パイプラインはバルト海での一連の水面下爆発でひどく損傷を受けました。新しい記事の中でシーモア・ハーシュは、昨年9月NATO演習中に遠隔操作で爆発を引き起こす爆薬を仕掛けた破壊工作はアメリカ海軍によって遂行されたと言う匿名の情報筋を引用します。

バイデン政権は、ロシアのウクライナ侵攻の2カ月前、2021年12月に破壊活動の計画を開始したとハーシュは報じます。


2022年2月7日、バイデン大統領はドイツのショルツ首相と共同記者会見を開き、ノルドストリーム・パイプラインの将来性について言及しました。

バイデン大統領:ロシアが侵略するならば、戦車や軍隊が再びウクライナの国境を越えるということ、そのときは、もはやノルドストリーム2は存在しない。我々はそれを終わらせる。

ANDREA SHALAL:プロジェクトとその管理がドイツの管理下にあるうえは、まさにどうやってそれを行うのですか?

バイデン大統領:我々はやる、それができるとわたしは約束する。


エイミー・グッドマン:ところでシーモア・ハーシュは、NATOがその地域で軍事演習を行っていた6月にアメリカ海軍のダイバーたちがパイプラインに爆薬を仕掛け遠隔操作で爆発を引き起こすことを計画したと報じます。ダイバーたちは全員海軍の隊員で秘密作戦を議会に報告する必要があるアメリカの特別作戦司令部の隊員たちではないと報じます。それから、2022年9月25日にノルウェーの偵察機がソナー(海底状況探知装置)ブイを投下します、それがパイプラインに設置されているC4爆薬に爆発を起こさせました。爆発直後、アメリカはロシアが自国のパイプライン爆破の背後にいると強く示唆しました。下記はホワイトハウスの記者会見で質問に答える国家安全保障担当ジェイク・サリバン大統領補佐官です。


記者:今朝の演説で大統領はノルドストリーム・パイプラインの攻撃を「意図的な破壊(妨害)行為」と呼びました。そして、それについて「ロシアは誤った情報とウソを垂れ流している」と述べています。現在アメリカは、おそらくロシアにこの破壊行為の責任があると考えていると受け止っていいんですか?

ジェイク・サリバン補佐官:おそらくは、まず、なにかに責任があるときロシアがよくやるのは、実際にやったのは他の誰かだと非難することです。我々はこれを何度も繰り返し見てきています。でも、今日大統領はアメリカ政府がこの事件を特定する準備が整う前に調査でなすべきことがまだあるとも明言しました。


エイミー・グッドマン:「アメリカはどうやってノルドストリーム・パイプラインを破壊したか」について詳しく語るためにジャーナリストのシーモア・ハーシュご自身に番組に参加してもらいます。ホワイトハウスがハーシュの報道を「完全なるフィクション」と評していると同時に、爆破について独立した調査を求める声が高まっています。


シーモア・ハーシュ、番組デモクラシーナウ!にようこそ。ポーランド政府が爆破直後に「ありがとう、アメリカ」と言ったことを含め、たくさんのおおやけのコメントがありましたが、あなたの報告でわかったこと、最初にあなたに提供された秘密情報について肉付けしてくださいますか?具体的に教えてください。


シーモア・ハーシュ:まず第一に、わたしがしたことは明らかなことを分析することでした。大統領が言うことは聞くつもりです。ですが、もちろん、わたしが書いている、設置された委員会があったことを含め、秘密の計画がありました。ジェイク・サリバンは直接関与していました。彼は国家安全保障担当補佐官でしたし、今もそうです。後戻りさせるためにロシア政府にどうやって圧力をかけるか、彼らは選択肢を検討するチームを設立しました。

ロシアが後戻りしないのは明らかでした。委員会内の質疑にはいつものように、CIA、NSA、財務相、国務省が入り、彼らはホワイトハウスの向かいにある秘密のオフィスビルに集まりました。選択肢は、なにか活動的(動的)なことをするか、それとも動的でないことをするかでした。言い換えれば、動的でないのはもっと制裁を課すことで、動的なこととはおわかりのようにパイプラインを破壊することでした。


答えはすぐに出ました。当時、委員会が関与したと思います、情報および作戦村の多くの洗練された人々がそれを行うのは可能だと結論づけました、そしてホワイトハウスにそれは可能であると伝えられました。もちろん、それは内部の人々を半狂乱にさせました。完全なる秘密ということになっていたからです。ですが、わたしが書いたように、その場では単に機密作戦として説明されました。それが連座する議会への報告の規則はまったくかかわっていませんでした。


従って、彼らは計画を開始しました。彼らは我々の偉大なる同盟国、ノルウェーに行きました。ノルウェーは1949年のNATO条約の最初の署名国のひとつでした。当時は19カ国が参加していたと思います。ノルウェーはオスロからずっと北上する大西洋沿岸に1400マイルの国境があり、北極圏の上でロシアの国境につながっています。ですから、我々は多くの便宜をはかるもの、人工的な開口レーダーを北に置きます。これには多額の費用がかかり、ロシアの核施設や周辺での彼らの軍事活動も監視しています。まあ、彼らは単なる仲間です。そして彼らは海中での活動も得意です。従ってこういうことになりました。我々は彼らと一緒に計画を立てました。スウェーデンとデンマークの認可を求めなければなりませんでした。我々がなんとはなしにバルト海で演習をしている説明となる事実を受け入れたかどうかの判断は彼らに任せます。ですが、これまでのところどちらの国からも確認できていません。

 

ホアン・ゴンザレス:あなたに聞きたかったのは以下の点が欠けていることです。ロシアが自国のパイプラインを破壊したかもしれないとの主張があったとき、パイプラインに多額の投資をしたのにそれを自分で爆破すると考えるのはばかばかしいことだと思いました。でも、妨害行為が起こって以来マスコミの注目がなかったこと、また議会の注目がなかったことにわたしは興味を持ちました。レーガン政権下の1980年代初頭のCIAのマナグア港地雷敷設のことを思い出しました。当時、上院情報委員会の共和党保守派の委員長、バリー・ゴールドウォーターが反対し、これが議会に通知されていない秘密作戦だったとの懸念を起こしました。そして当時、もちろん議会はコントラへの支援を打ち切りました。結果として、国際司法裁判所はアメリカに敗訴の判決を下しました。でも、今回、この種の妨害行為でメディアは何があったかを解明することにまったく興味がないようです。議会で疑問を提起している人はひとりもいません。


シーモア・ハーシュ:何があったかというと爆破する計画だったということです。なぜ議会がもうなにもしていないかというあなたの哲学的質問に答えることはできません。国が二極化しているのと同じ程度、議会もかなり二極化しています。またこの国ではよりによって桁外れにプーチンを嫌うことが継続しています。ひとつには外交政策の不一致がありますがプーチン個人にあてた人身攻撃があります。それは有益ではありません。とにかく、プーチンがヨーロッパを征服したがっているなんてことはありっこないと思います。彼がウクライナを奪いたがっているとは思いません、飼いならしておきたいと思ってもそれ以上のことには興味がありません。でも、それに関しておそらくわたしは少数派かもしれません。


とにかく、何があったかです、6月に演習がありました、NATOの軍事演習に紛れてそこに爆薬が据えられることになっていた。いろんな国がダイバーを方々に連れ回し爆破していました。それは地雷を見つけて追いかける演習でした。これまで一度もなかったことです。実際、それはすごく独創的だったので、CIAや他の情報機関はなんであれ、これを考えた人に敬意を表するべきでした。その演習ではダイバーたちが潜り、訓練されたことを行いました。重さがなんであれ、数百発のC4爆薬、ほとんどの都市、ワシントンのほとんどのビル、おそらくニューヨークのかなりのビルを吹き飛ばすのに十分な量です。とにかく、彼らは自分の仕事をしました。


ところが土壇場で大統領が躊躇します、演習直後に吹き飛ばすと我々に非難が集まるのではないかと恐れたからです。それで彼はいつでもそれを行う許可を求め、それがチームの中に桁外れの事態を引き起こしました。ご存じの通り、チームは情報機関の中の洗練された人々です。そして要するにパイプラインを吹き飛ばす意味を了解しています。ガスプロム、実際にはガスプロムの事業部が51%を所有するパイプラインを爆破してダメにする。ガスプロムはロシアの寡頭制企業(政府に圧力を掛ける一握りのグループ)です。ノルドストリーム1の49%は石油を法律の許す限り掘削する西ヨーロッパの4つの企業グループによって所有されています。とにかく、彼らはその脅威を確かであると判断しました。そして演習中にそれを行いたいなら、問題なしと。だが、彼らは9月下旬にその知らせを受け取りました、大統領ができるように修正しました、どうしてかはわかりませんが、彼らは建設されたばかりの新しい主要パイプライン、ノルドストリーム2を爆破すると考えます。それは制裁規定を設けられています。パイプラインにはガスが入っていました。これが大量に流出した理由です。750マイルものメタンガスが漂っていました。でも、ドイツ政府によって制裁規定を設けられていました。


また、バイデンがしたことがこれでした。そして、なぜこれほど多くの人々が情報機関界であっても非常に悩まされたか、これがこの顛末の究極のポイントだとわたしは考えます。バイデンはこう言ったのです。「わたしはウクライナに味方して重要な戦争に関係している。情勢は好ましくない。ドイツと西ヨーロッパの支援を確実に得たいと思っている。そして冬が近づいていることはわかっている、厳しい状況になるとしてもドイツ人に“めちゃくちゃになっているから我々は撤退しなければならない。安い燃料がなくなってめちゃくちゃになり、我々の経済は破綻するだろう。我々は去るつもりだ、そしてガスライン(配管網)を開けるだろう”とは言いたくない」と、彼らはそうしてもよかった。それで、彼はその選択肢を取り去りました。


それで何をしたかというと、ご存知の通り、最初のパイプライン、ノルドストリーム1が2011年に稼働して以来、アメリカはずっとそれについて話し合ってきました、それが建設されるまでに何年もかかりました。これはブッシュ・チェイニー時代に遡ります。とにかく、当時、彼らは脅威について話し始めました、ガスの脅威、ヨーロッパにとって安価なエネルギーの脅威は常にヨーロッパをもっとここちよくさせる、あるいはもっとロシアと喜んで取引する意欲という脅威とみなされてきました。我々は常にロシアを孤立させたいと考えていました。これがここ数十年のテーマでした。


ホアン・ゴンザレス:あなたにもお聞きしたいのですが、あなたの曝露の多くに対して批判を受けてきました。基本的にひとつの情報源、つまり1人の内部情報源、匿名の情報源に依存しているというものです。これまでのあなたの曝露記事よりはるかに証拠書類によって詳細に報道されていないという批判にはどう答えますか?


シーモア・ハーシュ:バイデンが言ったことで、これは重要ですので続けさせてください。ヨーロッパは危機に遭っても全面的にアメリカに依存できるという考えをこれが打ち砕いてしまうのです。そしてNATOを弱体化することになると思います。わたしは常々、NATOはまったく役に立たないと思っていましたが、ヨーロッパの国々が確実にそうなります。人々が電気料金に5倍の料金を払っています。非常に高額です。とにかく、我々にとって政治的な影響は桁外れにひどいと思います。


情報源の質問に関しては、おわかりのようにわたしは長いことこれを続けてきています。政府がわたしを攻撃していることや、なじみのニューヨークタイムズ紙がそれについてひとことも言わないという事実にいちいち狼狽していません。わたしは見つけ出したといっていい。わたしのような人たちが自分で発行するSubstackに発表しているのはそれが理由です。検閲や再考を心配する必要がありません。でも、情報源についてはお話ししません。わたしはラッキーなだけです。20年、30年、40年の間、わたしには自分のしていることに忠実なだけでなく、それについて批判するのを恐れない人たちがいました。つまり、記者が夢に見るような類いの情報源ってことです。だから多くの批判がありました。


エイミー・グッドマン: Institute for Public Accuracyのサム・フセイニが先週、国務省記者会見室であなたの報道について報道官に質問しています。


サム・フセイニ:シーモア・ハーシュの新しい報告「アメリカはどうやってノルドストリーム・パイプラインを破壊したか」と、ホワイトハウスがどのような関与も否定していることは承知していると思います。パイプラインへのアメリカの長年の反対、ブリンケン長官がパイプラインの終止をものすごい好機と呼び、ヌーランド国務長官がパイプラインの破壊と特にスウェーデンの秘密調査にアメリカ当局は満足していると述べたことを考慮すると、アメリカ政府の関与の否定は信用できるとお考えですか?

ネッド:プライス:まったく信用できます。ここで繰り返します。他には?

サム・フセイニ:それでは、さらに続けさせてください。この問題について、あなたまたは国務省の他の誰かがドイツ、ノルウェーの大使、または他の同盟国や当局者と連絡を取り合いましたか?

ネッド:プライス:ノルドストリーム2の問題についてですか?

サム・フセイニ:最新の申し立てに関してはかなり明かされます、つまりそれはひとりの匿名の情報源です

ネッド:プライス:It is ― it is ― it is ―

サム・フセイニ:ですが、内部はかなり詳細に書かれています

ネッド:プライス:全くのナンセンスで、客観的なレンズを通して見ている人なら即座に退けて認めないことに同盟国やパートナーを巻き込むのは我々にとってよくあることではありません。はい、どうぞ。

サム・フセイニ:これについてもうひとつの側面があります。ハーシュの申し立てのひとつは秘密作戦としての関与や監視を防ぐためにCIAからはずされたというものです。その部分を読みましたか?

ネッド:プライス:よく知っています。

サム・フセイニ:CIAの行動・決定の基盤からはずされたという申し立て―

ネッド:プライス:しかし、このプロパガンダを広めるよりはむしろ―

サム・フセイニ:いえいえ、これは非常に具体的な法律要件です―

ネッド:プライス:ブリーフィングルーム(状況指令室)で発表される―

サム・フセイニ:わたしが訊ねているのは法的な質問です。

ネッド:プライス:これはアメリカ議会における監視に関する根本的な誤解であるとだけ言わせてください。ハーシュが以前にも非常に注目を集めるやり方で行ったように彼の事実が完全に間違っているだけでなく、わが国の情報界が監視の対象ではないと示唆するのは根本的な誤解です。そんなことを書く人は誰であれ、信じるべきではありません―

サム・フセイニ:いや、いや、いや、そんなこと彼は書いていません。CIAからはずされ、関与や監視を防ぐために軍の監視下に置かれたと彼は書いたんです―

ネッド:プライス:わが軍もまた厳格な監視の対象です。どうぞ先に進めて。

サム・フセイニ:それがわたしの質問ですよ。

ネッド:プライス:はい、答えは「イエス」です。


エイミー・グッドマン:今日あなたはSubstackに“Crap on the Wall”という興味深い追跡記事を書いています。それは実際には当時のホワイトハウス、ドナルド・ラムズフェルドの国防省から出てきた最も奇怪な行動のことを引用したもので、こうあります。「20年前、ラムズフェルド長官とリチャード・チェイニー副大統領はイスラム教徒のテロリズムを撲滅する活動で法の支配と良識を放棄した。わたしはニューヨーカー誌に書いていました。」

あなたはアブグレイブの醜聞(不正行為)のことを言っています。

「わたしがCIAの秘密作戦について発表した記事にホワイトハウスはハーシュがうそっぱちを並べる新たな例と呼んで応えた、それは国防次官補が用いた言葉です。バラク・オバマ政権下で国家安全保障上級補佐官が“シーモア・ハーシュは一般に知られているうそつき”であると応じました。」


シーモア・ハーシュ:わたしは彼らが言うことを気にしません。あまりにもバカげているからです。まったく愚かすぎます。そしてバイデン政権はネッド・プライスを起用します。わたしは彼のあらを見つけているのではありません。彼は実際に諜報機関を知っています。キャリアがあります。彼は礼儀正しい人です。ただ言われたことを言っているだけです。

トニー・ブリンケン国務長官に話を戻さなければなりません。

9月の爆破後、彼は演説をしました、その必要のない声明をした記者会見でした。「ひとつけっこうなことは、もうロシアがガスを攻撃の手段にすることができなくなることです」と彼は言いました。そして名声を広め、わが国の力や権威や経済能力をおとしめ、西ヨーロッパをコントロールするために、西ヨーロッパの一員としてロシアがガスを攻撃の手段にするという考えは20年来この国のテーマでした。それは新しいテーマではありません。石油は恐怖心をあおります、ロシアの石油とガスは常にワシントンの恐怖心をあおりました。


ホアン・ゴンザレス:最後に、ノルウェー政府はあなたが記事でこの計画またはこの準備に関与したと言及する船の一隻はこの演習の時点で存在しなかったと主張しました。ノルウェーの否認についてどう考えますか?


シーモア・ハーシュ:ノルウェー政府は、活動中であったその船だけでなく、CIAによって空輸された耐圧室も備えていました。ここで、どうでもいい詳細について説明します。CIAは船に搭載する耐圧室で飛行しました。単なる潜水艦ハンターだからです。そしてダイバーたちは260フィート潜りました。ノルウェーのダイバーたちはスウェーデンとデンマークの間にあると言われる島の沖合にあるバルト海の最も浅い部分を発見しました。そして彼らはそこで訓練をした。地雷があったのは深さ260フィートです。そしてパイプラインは鋼鉄で覆われていますが、コンクリートのシールドでも覆われています。したがって、それら吹き飛ばすのは大変な仕事です。260フィート潜るのに耐圧室なしでは90フィートごとに上昇しなければなりません。彼らは酸素、窒素、ヘリウムを吸い込んでいます。まったく驚くべきことです。

アルタと呼ばれる船はそこにありました。つまり、それはとても愚かなウソってことになります。その船の説明にはありませんでしたが、船には耐圧室がありました。それはCIAによって空輸され、そこに配置されたものです。


https://www.democracynow.org/2023/2/15/nord_stream_sy_hersh?utm_source=Democracy+Now%21&utm_campaign=632fbb2a53-Daily_Digest_COPY_01&utm_medium=email&utm_term=0_fa2346a853-632fbb2a53-190327541


▽ブリュッセル・タイムズの記事

EUは、アメリカがロシアとドイツの間のノルドストリーム海底ガスパイプラインを爆破したという主張を「推測」として却下し、「意図的な妨害行為」を実際に誰が行ったかを結論付けることができるのは公式の調査のみであると述べた。


主張はアメリカの調査報道記者シーモア・ハーシュが彼のSubstack ブログで行ったものでホワイトハウスも今月初めにこの報道を否定している。EU は現在、主張から距離を置くことでアメリカに加わった。欧州委員会内務担当報道官アンドレア・マシーニはロシアの国営メディアTASSに、「ノルドストリーム・パイプラインに対する破壊工作の加害者に関する憶測についてはコメントしない」と述べた。「これまでのところ、パイプラインは故意の妨害行為によって破壊されたということです。」


しかしながら、ハーシュの報告は「作戦計画に直接精通する」人物としか説明されない匿名のただひとりの情報源を重くあてにすることを理由に広く批判されている。それにもかかわらず、ハーシュが彼の記事で指摘しているように、アメリカが確かに第一容疑者だと示唆する重要な状況証拠もある。


1月下旬、ロシアによる本格的なウクライナ侵攻のわずか1カ月前、アメリカのヌーランド政治問題担当次官は記者団に対し、「今日、あなたがたにはっきりさせておきたい。もしロシアが何らかの形でウクライナに侵攻した場合、ノルドストリームは前に進みません。」


ヌーランドの発言は数日後にジョー・バイデン大統領によって繰り返された。「ロシアが侵攻する場合、つまり戦車や軍隊がウクライナの国境を越える場合、もはやノルドストリーム2はなくなる」とバイデンはドイツのシュルツ首相との共同記者会見で述べた。「我々はそれを終わらせます…約束します、我々はそれを成し遂げることができると。」


爆発の数日後に行われた記者会見でブリンケン国務長官は、破壊工作は「途方もない戦略的機会」を提供するものであると3回述べた。彼の発言は今年初めに上院公聴会でヌーランドによって繰り返された。「ノルドストリーム2が今や海底で大きな金属のかたまりだと知るのは政権を非常に満足させていると思います。」


そのような発言はアメリカ当局者に限ったものではない。事件直後、ポーランドの元外相であり、現在の欧州議会の代表団の議長であるラデク・シコルスキはパイプラインを爆破したアメリカに明示的に感謝するためにツイッターを利用した。


https://www-brusselstimes-com.translate.goog/376022/eu-dismisses-report-that-us-blew-up-nord-stream-pipeline-as-speculation?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc


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