見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2023/07/12

いざ丸亀へ -Day2-

 今日は晴れてます!とても暑い 

ホテルの窓からは高松港と瀬戸内の海が見えます

玉藻公園のおもちゃっぽい城のような建物も見えます

イサムノグチ庭園美術館のガイド付きツアーは10時から、90分ほど

その前に、フェリー乗り場、小豆島(オリーブライン)や直島、豊島行きの高速船乗り場周辺を歩きました

そこにこの「Liminal Air -core-」がありました


2010年の瀬戸内国際芸術祭に出品された作品だとのこと

近くでは新しい体育館が建設中です


さあ、イサムノグチ庭園美術館へ

ここでの撮影は一切禁止、ケイタイを手に持っていた年配の紳士は「紛らわしいのでおしまいください」と言われてしまいます

見学する作品のほとんどが外にあるため、暑さよけに黒い雨傘が貸し出されました この雨傘を手に出発です

彼が1969年に構えたアトリエと住居は五剣山と屋島の間にあり、以降20年余りの間、NYとここを行き来しながら製作に励んだとのこと

また誕生日には必ずニューヨークからここに直行して、ここで過ごし、ここからの眺めを愉しんでいたとのことです

石はイサムノグチが世界中から運び込んだもので、作品はすべて彼が自分で配置し、作品の配置を時々換えたりもしていた


ということで、ショップにあった資料から紹介します





NYのアトリエで製作中のイサムノグチ


切手にもなっているんですね “―生誕100年―記念切手”


この後、牟礼にある八栗寺にちょっと寄るつもりが、かわいい八栗ケーブルカーを見つけちゃったものだから、思いきりテンション上がってケーブルカーで往復しちゃいました 

八栗寺は四国霊場85番札所で、お遍路さんに出会いました

ついでに溶岩台地、屋島の展望スペースにも寄ります

そこにある高松市屋島山上交流施設「やしまーる」はすいていて、眺めもよく、なかなかいいスペース

ここから高松自動車道と瀬戸中央自動車道経由で沙弥島を眺める展望スポット、ターニャ・プレミンガーの花崗岩を盛った作品「階層・地層・層」をめざす予定が、なかなか見つからず、とりあえず先に進むことにします


いよいよ、作品と言うよりは作品を入れた美術館まるごとを見たかった丸亀駅の真ん前にある「丸亀市猪熊源一郎現代美術館」です








気に入った作品「馬と少女(1935)」

源一郎のおもちゃ箱

「永い画家の生活をしていると住居の中にはいろいろなものが私たちの本当に良き友として、あるものはまるで恋人のように静かに同居している。

過去に過ごしてきた巴里・アメリカを中心に、いつのまにか私の周辺には、これらの愛すべきものでいっぱいになってしまった。

それは高い金を払ってやっと手に入れたものから、歩道で拾った小さなものまで、私にはどれも可愛い友であり宝物である。」


猪熊源一郎「画家のおもちゃ箱」より