見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2023/08/22

ジャーナリズムは犯罪ではありません

 


「アサンジのアメリカへの引き渡しを認めるというイギリスの決定は懲罰的であり、報道の自由への事実上の一撃です。」―世界中の60万人のジャーナリストを代表する国際ジャーナリスト連盟

@IFJGlobal

#FreeJulian #FreeAssange


PETER HITCHENS:ジュリアン・アサンジを救うためにわたしには時間がありません、ともかく、どうかわたしの仲間に加わって恥ずべきアメリカへの引き渡しに反対してください。

By PETER HITCHENS FOR THE DAILY MAIL

PUBLISHED: 12 August 2023

https://www.dailymail.co.uk/columnists/article-12400777/PETER-HITCHENS-no-time-Julian-Assange-beg-join-opposing-shameful-handover-one-person-stop-now.html


犯罪を報道する人はだれでも…ジャーナリストです。それを隠蔽したいと思う人はだれでも…犯罪者です。


◇‘もしバイデンが報道の自由を本当に信じているなら、彼はジュリアン・アサンジに向けて進めるのをやめるだろう’

The Nation MAY 3, 2023


大統領はジャーナリズムの重要性について力強く語った。彼はその言葉の裏付けをしてWikiLeaks(ウイキリークス)創設者を訴追するアメリカの奮闘を終わらせる必要がある。


バイデン大統領は土曜夜のホワイトハウス特派員夕食会での演説を投獄されたジャーナリストの釈放を求める緊急の訴えで開始し、きわめて重大な報道の自由を保護することの重要性について世界的な認識の高まりを訴えた。

 

ロシア人によって偽ったスパイ容疑で告発されたウォールストリートジャーナル紙の記者、Evan Gershkovichや、シリア政府によって拘束されていると思われる誘拐されたアメリカ人ジャーナリスト、Austin Ticeを含む、世界中で投獄され迫害されているジャーナリストとの連帯を真剣に示すための今夜のパンチを脇に置き、バイデンは「ジャーナリズムは犯罪ではない!今夜、わたしたちのメッセージはこれです」と宣言した。


「報道の自由は敵ではなく、おそらく自由社会の中心となる柱」だとバイデンは集まった記者、編集者、TVキャスター、ラジオ司会者たちに語った。

「あなたがたは普通の人々の代わりに恐れまたは脅迫なしに権威に疑義を唱えること、権威を笑うことだって可能にします。それがこの国を強くするのです。だから今夜、我々の力の例にならうだけでなく、前例の力によって我々自身と世界にその強さを示しましょう。」


この声明はドナルド・トランプ政権の特徴をなしたジャーナリズムへの攻撃からの歓迎すべき脱却だった。トランプは2019年に「報道機関は…国民の敵」であると主張した。そしてそれは水曜日に予定されているイベントでWorld Press Freedom Day(世界報道の自由デイ)に名誉を与えるブリンケン国務長官を含め、バイデン政権の高位のメンバーの出席を予想したものだった。残念ながら、バイデンのレトリックは前任者よりはましなものの、投獄されたジャーナリストが関与する最も注目度の高い事例のひとつに対する彼のアプローチはトランプの攻撃路線を維持している。イラクとアフガニスタンで米軍が犯した残虐行為、「コラテラル・マーダーCollateral Murder」の証拠を2010年に公表したことに端を発するスパイ行為の容疑でバイデン政権はWikiLeaksの創始者ジュリアン・アサンジを訴追することを求め続けている。


2019年、トランプ政権の司法省はスパイ法違反17件とコンピュータ侵入の共謀罪1件でアサンジを起訴した。その後、司法省の弁護士らが米国の令状に基づきロンドンでアサンジの逮捕を画策し、終身刑の可能性がある容疑で裁くためアメリカへの身柄引き渡しを求め続けた。


バイデン政権には政府のアサンジを標的にすることを終わらせるチャンスがあった。代わりに、彼の司法省はトランプと同じくらい熱心に引き渡しの奮闘を追い求めた。


アサンジは確かに物議を醸す人物ではある。彼は米軍の不正行為に関する秘密を暴露し、その情報を世界で最も著名な報道機関の幾つかのプラットフォーム上で公表することに成功した。アサンジはアメリカや海外で共有する批判以上のものを維持している。最終的に取り下げられたスウェーデンでの性的暴行事件の捜査に関連したものを含め、それらは個人的な違法行為の十分な証拠のない申し立てを想起するのをためらわない。


だが、歴史を通じて十字軍に加わるジャーナリストは常に論争を巻き起こし軽蔑の対象となってきた。


それはアメリカ政府のアサンジを標的にすることに関して理解が必要とされるところだ。政府が秘密にしておきたかった厄介な行為の詳細をおおやけに曝露したために彼は起訴された。これは彼がジャーナリズムの実践に携わっていたと言い換えることもできる。これを行ったために、彼はいま「ジャーナリズムは犯罪ではない」と誇らしげに宣言する大統領の政権によって訴追の可能性に直面している。


事実は、アサンジに対して起こされた容疑で訴追することはジャーナリズムを犯罪化することになる。ACLU言論・プライバシー・テクノロジー・プロジェクトのディレクター、Ben Wiznerは次のように説明している。

これは他に類のない孤立した見方ではありません。アムネスティ・インターナショナル、ペン・インターナショナル、Reporters Without Borders(国境なき記者団)、Reporters Committee for Freedom of the Press(報道の自由記者委員会)、ジャーナリスト保護委員会、その他の団体は、アサンジの身柄引き渡しを達成するための行動を非難して彼に対する告訴を取り下げるよう求めています。ニューヨークタイムズ紙、ガーディアン紙、ルモンド紙、シュピーゲル紙、エルパイス紙の編集者と発行者もまた同様でアサンジをスパイ法に基づく訴追の対象にすることは「危険な前例を作り、アメリカ憲法修正第一条と報道の自由をむしばむ恐れがある」と主張しています。


これは、現役で働く記者や編集者を代表するInternational Federation of Journalists(国際ジャーナリスト連盟)の長年の立場である。IFJ事務総長のAnthony Bellangerは、「ジョー・バイデンは最終的に起訴を取り下げることで長年に及ぶ政治的動機に基づいたジュリアン・アサンジの訴追を終わりにしなければならない。内部告発者や調査報道ジャーナリストを犯罪者扱いすることは民主主義において出る幕はない」と述べている。


バイデンが「ジャーナリズムは犯罪ではない」と宣言するのは正しい。さあそれならば、彼は言葉と行動を結びつけなければなりません。大統領と司法長官はアサンジの身柄引き渡しを達成するための行動を終わりにして、WikiLeaks創始者に対する告訴を取り下げるのに必要な措置を講じる必要があります。これらの措置は2021年にバイデンが大統領に就任した直後に講じられるべきでした。しかしそれが実現しなかったのだから2023年の世界報道自由デイにバイデンは時代を正すことができるし、またそうすべきである。


https://www.thenation.com/article/politics/biden-julian-assange-press-freedom/


Amnesty International: 「告訴を取り下げ、引き渡しをやめ、ジュリアン・アサンジを自由にせよ」#FreeAssange


◇ニューヨークタイムズ紙、ヨーロッパの報道機関がアサンジに対する告訴を取り下げるようアメリカに求める

THE HILL 11/28/22 BY DOMINICK MASTRANGELO 


世界の主要な報道機関が合衆国憲法修正第一条の重要性を挙げてWikiLeaks創始者ジュリアン・アサンジに対する告訴を取り下げるようアメリカ政府に迫っている。タイムズ紙、イギリスのガーディアン紙、フランスのルモンド紙、スペインのエルパイス紙、ドイツのシュピーゲル紙からの公開書簡のなかでメディア各社はアサンジに対する告訴は取り下げられるべきだと主張した。


アサンジはアメリカの令状に基づき2019年4月にロンドンで逮捕され、「国際規模の汚職、外交スキャンダル、スパイ行為」を明らかにする一連の機密資料の公表の結果としてくるスパイ法(Espionage Act)に基づいて起訴されたと、メディア各社は特に言及した。


「この起訴手続きは危険な前例となり、アメリカの憲法修正第一条と報道の自由を(陰険な手段で)傷つける恐れがある」とメディア各社は言っている。「公共の利益のために必要な時に国家機密などに関わる要注意の情報を取得し、開示することはジャーナリストの日常業務の核心部分です。その仕事が非合法化されれば、わたしたちの公の場での論述や民主主義は著しく弱体化することになります。」


検察当局は、アメリカ陸軍情報分析官で後にWikiLeaksによって公開された機密外交公電や他の資料を盗んだ罪で服役したチェルシー・マニングをアサンジが助けたと主張している。(オバマによって8年の禁固刑に減刑され釈放された後にマニング自身が語っている、「国家の安全保障を危うくするのが目的ではなく、すべては人々に知らせるためにやったこと。すべて自分一人でやったこと」だと。)


 WikiLeaks創設者は告訴に直面するアメリカへの送還を避けるため、イギリスの法廷で何年も闘っており、アメリカへの引き渡しに上訴した。


https://thehill.com/homenews/media/3752644-new-york-times-european-news-outlets-call-on-us-to-drop-charges-against-assange/


労働党の元司法長官が、アメリカに圧力をかけてジュリアン・アサンジに対する追撃をやめさせるようオーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相(9年ぶりの政権交代を果たした労働党内閣)に求めた


◇「彼は刑務所で死にかねない」:労働党の著名人がアルバニージー首相にアサンジのための骨折りを強化するよう促す

シドニー・モーニング・ヘラルド紙 August 14, 2023 


労働党元司法長官のグループはジュリアン・アサンジの追撃をやめろとアメリカを説得する行動を強化するようにアンソニー・アルバニージー首相に求めており、すぐに彼の問題が解決しない場合、ウィキリークスの創設者はアメリカの刑務所で死にかねないと危ぶんでいると述べる。


アメリカのキャロライン・ケネディ大使が一部の容疑で有罪を認める代わりにアサンジがオーストラリアに帰国することを意味する取引の可能性を知らせたあと、9人の連邦および州の元第一法務官による介入が出てきた。


アサンジ問題について質問されたケネディは、シドニー・モーニング・ヘラルドとThe Ageに対し、「解決は全くありうると思う」と語った。


元司法長官は先週アルバニージーに送った書簡の中で、オーストラリア国防軍の人員による戦争犯罪と言われるものを暴いた仕事で称賛されているオーストラリアのジャーナリストの扱いと、イラクとアフガニスタンにおけるアメリカ軍による不正行為を暴いたアサンジとを対比させた。


「オーストラリアでわたしたちは、人権侵害または汚職を暴くとしてその国に居住していない個人を訴追しようとする中国などの国を当然のことながら非難します」と元司法長官は書いた。


「それにもかかわらずアメリカは、アメリカ市民ではない、アメリカで犯罪と言われるものを犯していないアサンジをアメリカのEspionage Act(スパイ法)に基づいて告発することで国の司法権の外で発生する治外法権適用範囲をあてはめています。


「これは非常に危険な前例となり、安全保障上の理由からアメリカが一方的に機密であるとみなした情報を公表する者は、世界のどこにいても誰であっても、危険にさらされる可能性があるとわたしたちは考えます。


「ジャーナリストや内部告発者への影響のために、この行動は政府にとって本気で懸念事項であるはずです。」


17件の自国のスパイ法違反に加えハッキング関連の別件を突きつけるためにアメリカはアサンジの身柄をロンドンのベルマーシュ刑務所から引き渡せと固執して求めている。


この書簡に署名した人の中には、ホーク・キーティング政権で務めた元連邦司法長官マイケル・ダフィのほか、ニューサウスウェールズ州の元司法長官ボブ・デバス、ビクトリア州元議員ロブ・ハルズが含まれる。


10月にジョー・バイデン大統領と会談するためワシントンに行く準備をしているアルバニージー首相にとってアサンジの件は「最優先事項」であってしかるべきだとロブ・ハルズは述べた。


「この男性の健康状態がこれ以上悪化する前にこの問題は速やかに解決されるべきだ」とロブ・ハルズは述べた。


タスマニア州元首相で司法長官のララ・ギディングスは言った。「ジュリアン・アサンジについて人々がどのような見方をしているかに関係なく、この人は11年以上におよび自由を奪われてきた。彼のWikiLeaksの曝露の是非にかかわらず、彼のずっと続いている拘留は正当化できない。」


「彼は、有罪となれば刑務所で死ぬかも知れないアメリカの司法制度のなすがままにされておかれるべきではない。」


今月初め、アルバニージー首相はアメリカ当局者に対し、アサンジ事件は「あまりにも長く続きすぎる」、「もう十分だ」と強調したと述べた。


クイーンズランド州元司法長官ロッド・ウェルフォードは次のように述べた。「現在進行中のジュリアン・アサンジの投獄は極度に残酷かつ自尊心を傷つけるような下劣なものであり、不都合な真実を曝露した者に対する迫害に等しい。」


https://www.smh.com.au/politics/federal/he-could-die-in-jail-labor-luminaries-urge-albanese-to-step-up-assange-efforts-20230814-p5dwbj.html