見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

October 10, 2007

戦争が悪魔をつくる


これから、続々とイラクを題材にした映画が公開される。
ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した、ブライアン・デ・パルマ監督の「リダクティッド(Redacted:編集した書きもの)」は、実際にイラクで起きた米兵による「むごたらしい」レイプ殺人事件を取り上げている。
2006年3月12日、バグダッド南部マハムディヤ(憶えているだろうか、日本人ジャーナリスト橋田信介さんが殺害されたのもここ)で、5人の泥酔したイラク駐留米軍兵士が一般市民の家を襲撃し、14歳のイラク人少女をレイプして射殺したあと、彼女のからだに火をつけて燃やした、さらに少女の両親と幼い妹も射殺した。
犯人グループとされる米軍兵士らは、ジェシー・スピールマン米陸軍初等兵、ジェイムズ・バーカー初等兵、ポール・コルテス三等軍曹、ブライアン・ハワード初等兵、スティーブン・グリーン初等兵。このうち、ジェシー・スピールマン米陸軍初等兵はすでに米国内裁判で懲役110年の有罪判決を受けて服役する見込みだが、10年で仮釈放が可能な条件つきである。また、グリーン初等兵はレイプ直後に少女を射殺し、遺体に灯油をかけて燃やし証拠隠滅を図った件で死刑宣告される見通しである。

◇イラク中部で14歳の少女をレイプして射殺し、家族も殺害した罪で起訴された元米兵に対し、米検察当局は3日、死刑を求刑する意向を明らかにした。イラクでは駐留米軍による民間人の殺害事件が複数起きているが、死刑求刑は極めて異例だ。
米中部ケンタッキー州の連邦地裁に同日提出された検察側文書などによると、元米兵はスティーブン・グリーン被告(22歳)。2006年3月12日ごろ、同じ部隊の兵士らとバグダッド郊外の民家に押し入り、少女を集団で暴行して殺害、証拠隠滅の意図で遺体の一部を焼いた。妹(6歳)と両親も射殺したとされる。
グリーン被告は事件発覚前に除隊したため民間法廷で審理が行われている。事件当時、犯行現場付近は駐留米軍と武装勢力の激しい戦闘が続く「死のトライアングル地帯」の一角で、同被告も戦闘ストレスを訴え薬物治療などを受けていたと米メディアは報じている。( 毎日新聞)

映画祭で行われたインタヴューによれば、デ・パルマ監督は米国大手メディアが現在進行中の戦争の実像をまったく伝えていないと憤慨している。今回の作品では、そうしたメディアによる「編集して作られた(Redacted)」イメージではなく、ネット上で流通する米軍兵士が投稿した戦場風景や動画を作品の中に入れることで、イラク戦争のリアリティを伝えようとしている。

写真は、惨殺された一家を襲撃しようとするイラク駐留米軍兵士ら、といってもこれは映画のワンシーン

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