テディベア・スコティ
◇ホワイトハウス:マクレランは不満を抱いて「ふくれた」元雇い人
ブッシュ政権はホワイトハウス元報道官スコット・マクレランからの痛烈な批判を簡単に片付けてきている。水曜日、ホワイトハウス報道官ダナ・ペリノはマクレランを不満を抱いて「ふくれた」元従業員と呼んだ。彼女はこう続けた、「嘆かわしい。これは私たちが承知しているスコットではありません。」一方、マクレランは、ヴァージニア州アーリントンの自宅の外で記者らから質問を受けていた。
スコット・マクレラン:「まあ、人がそれに目を通す機会を得るのが望ましいです。重要なかなりのメッセージを得られると思います。そして今日、私はそれをはっきりさせたいです。そして明日のインタヴューで話すのを楽しみに待ちます、明日始まります。そのとき秘密をおおやけにして話すのを楽しみに待ちます。」
記者:FOX TVでの昨夜のカール・ローヴのコメント、「左翼のブロガーのしわざのよう」だった、これに対するあなたの返答はなんですか?
スコット・マクレラン:「繰り返します、明日のインタヴューでお答えするつもりです。そうすることで人が機会を得られればと期待します。たくさんコメントすることがあると考えます。実際に本を見る機会が人々にはないのです。本には人々が目を通す必要があると私が思う重要なメッセージがあります。そして今日、私はそれをはっきりさせたい、人々にそれに目を通す機会を得させたい、そして明日、秘密をおおやけにして話すのを楽しみに待ちます。」
同時に、遠慮なく話すには遅すぎるといった批判をマクレランは受けいている。反テロリズムの元権力者(帝王)リチャード・クラークは、マクレランはホワイトハウスにいる間に彼の確信を共有するべきだったと言った。
リチャード・クラーク:「ブッシュのプロパガンダ機構のからくりを通して、イラク戦争がいんちき商品として国民に売られたのを、大部分のアメリカ人はだいぶ前に見抜いた。だからどうやら、わかりきったことについて目をくらますようなフラッシュを私たちに教えてくれてありがとう、スコット、だよ。しかしながら、2004年にはわかりきったことでなかった。そして私が2004年にそれを言ったとき、マクレランは、ブッシュ政権を批判しイラク戦争を批判したと私を攻撃したホワイトハウス機構の一部だった。」
マクレランはブッシュの報道官として3年ちかく務めた後、2006年4月に辞職した。
(デモクラシーナウ!2008年5月29日ヘッドライン)
◇記者たちにCIA工作員名をリークするため、ブッシュがこっそりとイラクに関係する2002年NIE(国家情報評価報告書)の機密扱いをといたと、マクレラン
30 May 2008 by Think Progress
今朝のメレディス・ヴィエラの番組「Today」出演中に、元報道官スコット・マクレランは、イラクに関係している2002年国家情報評価報告書のリークをブッシュ大統領自身が認可していたのを確認した。
マクレラン:だが、もうひとつ決定的瞬間は2006年4月初期でした。そのとき私は、副大統領とスクーター・リビーが匿名で記者らに名前を明かすのに大統領がイラクに関係する国家情報評価報告書をひそかに機密扱いから外したことを知りました。そして選択的な機密扱いの情報のリークを大統領がどう重く取り上げるかを私たちは向こうで考えていました。そして、さあどうぞ、私たちが批判していたこととまさに同じことを大統領が認可していたとの知識です。
ホストのヴィエラ:大統領に話しましたか?あなたはなぜこういうことをしているのでしょう?
マクレラン:実は話をしました。私たちの会話について話しました。私は大統領専用機に歩いていきました、ノースカロライナだと思います、南のほうであったイベントの直後でした。そして私が大統領専用機に歩いていくと、合法的な訴訟手続きの最中におおやけになったこの暴露について質問しようとしている記者が大統領に大声で問いかけていました。暴露とは、大統領が認可していたか、またはスクーター・リビーに行かせてこの情報について話す認可を与えたかでした。そして私は大統領に記者が質問していたことを話しました。この情報をリークするのを認可したのはあなただと、あなた自身だと記者は言っていたと。すると彼は「year,I did」(ああ、認可したとも)と言いました。私はちょっとめんくらいました。
マーシー・ウィーラーは、「とはいえ、これまでのところ、私たちにはこの情報を機密扱いから外すよう彼が実際にブッシュに頼んだというディック・チェイニーの言葉があるだけです。情報を実際に機密扱いから外したとのブッシュの確認はありません。でも今は、米大統領の彼がこの情報のリークを認可したと確認する、ジョージ・ブッシュがいます」と書く。
◇2003年10月6日ホワイトハウス定例会見よりーー。
記者:「スコット、大統領はCIA工作員名漏洩事件の調査結果を心待ちにしていて、誰が関わっていても大統領は説明責任を果たすと話してますが、」
スコット・マクレラン報道官:「そのとおりです。」
記者:「ところで、ホワイトハウス関係者が機密を漏洩していた場合、それが誰であろうと大統領は解雇すると確約できますか?」
マクレラン報道官:「先週、この話題が出たときにはっきり言いましたが、機密の漏洩元が政権内の人物であった場合、もうその人物はこの政権内で仕事はできません。これはきわめて深刻な事件です。大統領はつい最近もイーストルーム(ホワイトハウス東棟)で言ってましたが、機密漏洩は深刻な事態です。だから大統領は捜査の結末が知りたいんです。早ければなお結構。」
ワシントンのロビイストに転職し、すっかり愛想がよくなったフライシャー元報道官は、ローブと同じ漏洩元の容疑で捜査対象になっている。カール・ローブが機密漏洩元との報道が配信されてから、ホワイトハウスの定例会見は異常な盛り上がりを見せている。前任者アリ・フライシャー報道官の恫喝姿勢と違い、現在のホワイトハウス報道官スコット・マクレランは、穏やかな口調でなめらかにウソを言い、問題をごまかす技能に長ける優秀な人物だ。英語を使って最大限曖昧な表現を試みるとき、マクレラン報道官のテキストほど参考になるものはない。だが、その「テディベア・スコティ」(マクレラン報道官のニックネーム)も、最近は、詰め寄る記者たちをごまかすことができずに苦戦している。
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