パレスチナ人に未来はあるのか
◇ガザのフルブライト奨学金がもとどおりになった
米国で勉強するため、ガザの7人のパレスチナ人のフルブライト奨学金を国務省はもとどおりにした。
イスラエルが学生たちに出国許可を用立てなかったせいで奨学金を取り上げるとの決定をこれがくつがえす。
一年前にハマスが権力を奪った後、イスラエルはガザの封鎖を強化して大規模にその自治領を外の世界から孤立させる。
エルサレムの米領事館は、自治領から外に出すために取り計らっていると学生たちに話している。
・完ぺきな視界
ガザ出身の数十人のパレスチナ人学生たちは、イスラエルの封鎖のせいで、海外で大学のコースに従事することはできないだろうと言われてきている。
人権団体とイスラエルの政治家たちは、学生たちを出国させない政策を「集団懲罰」として説明してきている。
パレスチナ人戦闘員たちがガザからイスラエルの町にロケット弾を発射するかぎりは、誰もガザから出られないとイスラエルは言う。
日曜日、結末が期待されるとのアメリカの要請に続き、イスラエルはパレスチナ人学生をなんとか援助するつもりであるとイスラエル外務省のスポークスマンは言った。
信望のあるフルブライト奨学金は米国務省によって運営される。
金曜日、コンドリーザ・ライス国務長官は、奨学金の取り消しを調査すると約束している。
「率直に言って、2国の問題解決はイスラエル人とパレスチナ人にとって、まずまずの暮らしを持ちたいと望むその地域の人々にとって、とても重要だと信じるからには、若者に約束を保証できないなら、彼らの期待と彼らの夢に完ぺきな視界を与えられないなら、パレスチナ人に未来はあるのか私にはどうもわからない。」とライスは言った。
写真はガザの生徒たち。2枚目の写真には「才能ある学生にとってガザの教育システムには限界がある」とのキャプションがついている、BBC NEWSより
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home