戦争売り込み準備中
◇軍の焦点が核施設から革命防衛隊にシフト
UKサンディタイムズのマイケル・スミスによると、ペンタゴン(米国防総省)は、真偽の疑わしいイランの反乱分子訓練キャンプなるものに対し、迅速正確な「局部攻撃」に向けた計画を立案している。
その断定を西側情報機関のものであるとするスミスは、ブッシュ政権がテロリスト集団と指摘しているイラン国軍のエリート軍団、イラン革命防衛隊に、米国当局がますますフラストレーションを起こすようになっていると断言する。イラクの反乱民兵の武装をイランが手助けしていると西側当局は非難しており、IED(手製爆弾のような即席爆破装置)の調達でイランを非難している。
スミスは、Downing Street Minutes(首相官邸ダウニングストリート議事録)を最初に暴いた人物。それはイラクを包囲するブッシュ政権当局と英国諜報機関との2002年の秘密の会合に関する報告だ。そこで、英国諜報部MI6のリチャード・ディアラブ長官は、イラクを取り巻く事実は、戦争に向けての方針でぐるりと「固められた」と述べた。
「米国の司令官らはイラクでのイランの干渉に対してますます関心を持ち、南部港湾都市バスラでのイラクと米軍の合同軍による最近の成功はコッズ部隊によってくつがえさせてはならないとの決意だ」とスミスは書く。「バスラの情況が以前のようなものに戻るとすれば、アメリカはイランのせいにして戦闘員訓練キャンプに局部攻撃を行いそうだ」との防衛当局者の話を彼は引用する。
・核施設が「ターゲットではない」
ニューヨーカー誌のシーモア・ハーシュとRAW STORYのラリーサ・アレクサンドロヴァーナは、ありうるイラン戦争への売り込み・準備に関するペンタゴン内部計画を暴露した。しかしながら、その報道が流れて以降、イランに関するレトリックはトーンダウンしてきており、ありうる総力戦への関心は減少してきている。
アメリカ当局はイランの核施設への攻撃はどんな攻撃もはばまれたとスミスは言う。しかしながら、民兵キャンプへの攻撃は共和国防衛隊にメッセージを送ることになると彼らは信じる。
先週、CBSニュースがイランへのありうる空爆について報じた。
「兵器が作られる製造工場から、イラクでの作戦を指揮するコッズ部隊として知られる組織の本部まで、標的にはすべてが含まれることになる」と彼らは書いた。
「イランが核開発計画を発展させ続けるのと同様、ペルシャ湾の米軍艦船へのイランの嫌がらせにもまた米国当局は関心を持つ」とCBSは付け加える。「イランのウラニウム濃縮工場の最新の写真が、後ろに防衛大臣がいるのを見せる。まるで、核兵器に取り組むのをイランがやめていたとの、米情報部による最近の調査結果(事実認定)を故意にあざけるかのように。」
イランの核施設への攻撃は計画されていなかったと情報筋はスミスに語った。そのような計画は批判されてきている、なぜならイランの施設の多くが地下にあって、位置のすべてが空爆によって無効にされないかもしれないからだ。
「攻撃があるとすれば、口出しするなとイランに対して明白なメッセージを送るため、訓練キャンプへの攻撃になるだろう」 とひとりの情報局職員は言った。
(RAW STORY 03 May 2008)
写真は、いよいよ開幕したユーロ2008で7日土曜の対トルコ戦で2−0で勝利したポルトガルのサポーター。これから当分眠れない夜になります。実は、わたしもポルトガルを応援してます。クリスティアーノ・ロナルドいるしなー。こっそり言いますがデコも好きです。ゴールを決めたぺぺは最初からいい動きしてます。彼はレアルに所属しますが、目が離せません。
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